2024年6月28日(金) 

ウインクリエは、先週の東京で出走後、右前裏に腫れと熱感が確認され、本日トレセン診療所でエコー検査を行いました。検査の結果、右前屈腱炎との診断で、損傷率は38パーセントでした。軽症ではなく、全治は9ヵ月以上で、再発のリスクも考えられます。
この結果を受けて協議の結果、誠に残念ではありますが、ここで現役を引退することを決定しました。明日6月29日(土)に中央競馬の登録を抹消する予定です。
今後は、来週7月4日(木)のサラブレッドオークションに出品の予定で、売却金額や出資会員の皆様への分配金額については、8月20日頃に発行する『ご請求とお支払金額のご案内(7月分)』にてお知らせいたします。
ここまで長きに渡り、クリエに温かいご声援をいただきましたことを心より感謝申しあげます。

2024年6月27日(木) 

先週の東京では、積極策で直線もジリジリと脚は使ったウインクリエ。レース後、25日（火）にはKSトレーニングセンターに放牧に出ていますが、右前裏に腫れと熱感があることから、明日にはトレセンに再び戻し、詳しく検査をする予定です。
小手川調教師は「レース後に若干右前裏がモヤつきましたが、歩様には出ていませんでした。しかし、放牧に出した後、症状が少し悪くなっているのでトレセンに戻して詳しく検査をしたいと思います。体が成長して動けるようになってきただけに、脚元にかかる負担も大きくなってしまったのかもしれません」と説明していました。

2024年6月20日(木) 

今週の出走を予定しているウインクリエは、昨日坂路にて最終追い切りがかけられました。単走で縦列の前で進むと、道中も抑えてゆっくりと進み、後半もそこまでペースは上がらずゴールしていました。時計は4Ｆ56秒7、ラスト1F13秒5でした。
小手川調教師は「先週あれだけ速い時計を出しているので、今週はこれくらい軽めで十分です。右前の硬さと対角線の左トモの弱さはあるのですが、これは若いころからずっとですからね。乗り手も角馬場では硬さを感じるようですが、速いところへ行ってしまえば問題はないとのことです。トモも昔から弱さはありましたが、前回などはゲートを出て前に行けているように、間違いなく以前よりも力はつけています。力は出せる状態だと思いますので、レースでは少しでも前進した走りを見せて欲しいと思っています」と話していました。
そして本日は軽めの運動を消化し、午後からの出馬投票で、今週の東京日曜8Rダート2100mに菊沢騎手で出走が確定しています。

2024年6月13日(木) 

来週の東京日曜8Rダート2100mを菊沢騎手で予定しているウインクリエは、昨日Wコースにて追い切りがかけられました。重賞勝ち馬ウィルソンテソーロのパートナーを務め、先行して5Fからペースが上がります。コーナーでは外を回って相手を迎え入れると、最後は仕掛けられて相手に食らいつき、併入フィニッシュとなっていました。時計は5F64秒2、ラスト1F11秒3と速いものでした。
小手川調教師は「オープン馬との併せ馬で時計が速くなりましたが、それについていけるのですから大したものです。以前はこれだけ動けなかったですし、馬体だけでなく動きの面でも成長を感じますね。あとはここまで速い時計を出したので反動がないかをしっかりとチェックしていきます。来週はもう軽めの調整で送り出す予定です」と説明していました。
追い切り明けの本日は軽めの運動を消化していました。