2024年5月17日(金) 

茨城県・美浦のKSトレーニングセンターにて調整中。角馬場での乗り運動後、周回コースにてキャンター3000m〜4000m、または坂路をキャンターにて1本消化しています。
担当者は「目立ったダメージはありませんでしたし、すぐに坂路にも入れて乗り出しています。乗り手は『少し左トモが気になります』と言っていますが、獣医チェックでも悪いところはありませんでしたし、トモの運びが悪いわけではありません。動きもいつも通りですし、心配のないレベルだと思います。相変わらず、背中をうまく使えず、常に尻尾を上げて走っていますが、これで競馬でも走ったのですから問題はないのでしょう」と述べていました。

2024年5月9日(木) 

先週の新潟では、果敢な逃げの手を打ち、後続が追い掛けてこなかったことで直線もリードを保っていましたが、最後の最後で勝ち馬にねじ伏せられてしまったウイングランブルー。レース後は脚元などに問題はありませんが、7日（火）にはKSトレーニングセンターに放牧に出ています。
なお、次走は、6月9日、東京日曜8R芝2000mを菊沢騎手で予定しています。
深山調教師は「右上腕に多少の張りはありますが、レースを走ったなりの疲れで心配はいりません。ただ、続けて使うとテンションが上がりそうな気配はありますので、短期放牧を挟ませてください。気持ちのリフレッシュをさせてまたトレセンに戻します」と話していました。

2024年5月2日(木) 

今週の出走を予定しているウイングランブルーは、昨日Wコースにて最終追い切りがかけられました。古馬1勝クラスのフレンドパルを先導し、5Fからゆっくりとペースが上がります。コーナーでは外へ行き、直線は大外のラチ沿いで相手を迎え入れると、最後まで抜かせず余裕の手応えで併入ゴールとなっていました。時計は5F70秒3、ラスト1F11秒6でした。
深山調教師は「今週は輸送を考慮して軽めの内容でしたが、相手が来ると自分からグッとハミを取って最後まで集中して走れていました。やはり突かれる方が最後まで気持ちが続きますし、競馬でも逃げる形の方がいいのかもしれません。入厩当初は前に伸びるような走りになっていましたが、徐々に体勢が起きるようになってきましたし、休み明けの分のトモの緩さも解消されてきているのだと思います。出戻り初戦、休み明けで常識的には一度使ってからということになりますが、元々稽古の動きから能力も感じていましたし、このクラスでも力は足りる馬です。あとはレースになって集中力が最後まで続くかどうかがカギになりますね」と話していました。
そして本日は軽めの運動を消化し、午後からの出馬投票で、今週の新潟日曜8R芝1800mに菊沢騎手で出走が確定しています。

2024年4月25日(木) 

来週の新潟日曜8R芝1800mを菊沢騎手で予定しているウイングランブルーは、昨日Wコースにて追い切りがかけられました。古馬1勝クラスのフレンドパルが先に出たのでそのまま行かせて、後ろから追い掛けます。コーナーではインから相手に迫ると、直線での併せ馬では馬なりのまま併入フィニッシュ。時計は5Ｆ66秒8、ラスト1Ｆ11秒5でした。
騎乗した調教助手は「調教の動きはいいですよ。先週はまだ休み明けの分だったのか伸びてしまう走りでしたが、今週はだいぶ体勢も起きてきましたし、力強くていい走りでした。尻尾はずっと上げているようですが、もうこれはこの馬の走り方なので今後も変わらないでしょう。集中力に関しても、相手に一旦前に出られてからもしっかりと追い掛けようとしていましたし、最後も手応え十分でした。競馬へ行っての精神面がどうかも、調教の動きからは1勝クラスでやれても不思議はないと思っています」と細かく説明してくれました。
追い切り明けの本日は軽めの運動を消化していました。