2024年11月22日(金)  

滋賀県・大津のチャンピオンヒルズにて調整中。角馬場にて準備運動後、ウッドチップの坂路でキャンター、フェルトダートのトラックコースでキャンターを消化しています。
担当者は「こちらへ移動してきてからも順調で現在はハロン18〜16秒ペースで乗り込んでおり、明日にはハロン15〜14秒の大きめを乗る予定です。馬体、脚元とも気になるところはなくカイバもしっかりと食べてくれていて、一度レースを使ったダメージは見られません。まだ怖がりで時折おどおどするところはありますが、ハミから伝わる力強さが増しているように状態面の上積みはありそうです」と話していました。
なお、本馬は、来週にもトレセンへ入厩する予定です。

2024年11月14日(木) 

先週の京都でのデビュー戦では、ゲートの出がひと息で後方からのレースになりましたが、ラストで追い上げる脚には見所があったウインシャーガス。レース後も順調でしたが、昨日には滋賀県にあるチャンピオンヒルズへ短期放牧に出ています。
なお、次走は、12月14日、京都土曜7R芝1800m牝馬限定戦を引き続き、松山騎手とのコンビで予定しています。
杉山晴調教師は「ゲートの出の反応はある程度イメージしていた通りのものでした。ただ、もう少し二の脚で挽回できるものかと思いきや、そこは初戦のぶん周りの馬に気を使って進みが悪いところがあったようです。内回りの芝1600mという条件はちょっと忙しく見えました。レース後も順調で、続けて使える状態でもありましたが、松山騎手が『京都の外回り芝1800mは競馬がしやすそう』と話していましたし、適鞍まで少しレース間隔が空くため一旦短期で放牧に出させていただきました」と話していました。

2024年11月7日(木) 

今週末のデビューを予定しているウインシャーガスは、昨日、CWコースで最終追い切りがかけられました。ロードアルディート（2歳新馬）の直後を追走する形で4Fから徐々にペースアップ。コーナーでは内から並びかける形でゴール前はクビ差ほどの遅れをとりましたが、両馬とも手応えにはまだ余裕がありました。時計は4F52秒7、ラスト1F11秒8です。
杉山晴調教師は「予定通り、今週は半マイルからサッと馬なりで追い切っています。ゲートの反応などまだ課題もありますが、追い切りは水準に動けていますし、ここまで順調に進めてくることができました。あとは競馬に行ってどのような走りができるかでしょう」と話していました。
追い切り明けの本日は軽めの運動をこなし、午後の出馬投票では、今週の京都土曜5R芝1600mに松山騎手で出走が確定しています。

2024年10月31日(木) 

来週の京都土曜5R芝1600mを松山騎手でデビュー予定のウインシャーガスは、昨日はキャンター調整をこなし、本日はCWコースで1週前追い切りがかけられました。シャーガスには加藤祥騎手が騎乗し、イクスプロージョン（障害オープン）とロードアルディート（2歳新馬）を追走して6Fから徐々にペースアップします。最後の直線は3頭併せの真ん中に入り一杯に追われてロードアルディートと併入。イクスプロージョンには7馬身ほど先着しています。時計は6F80秒9、ラスト1F11秒7でした。
杉山晴調教師は「今週もCWコースで追い切りましたが、速い全体時計が出ましたし、しまいもしっかりとまとめてきました。ひと追いごとに動きが良くなってきた印象を受けます。調整を進めながら距離はもう少しあっても良さそうなイメージも湧いてきましたが、ペースが速くなりづらい新馬戦ならこの条件もこなしてくれると思います。また、課題のゲートに関してはこの中間も練習していますが、ゲートが開いた時に一瞬躊躇する面はあるものの二の脚の加速はつくので、こちらも新馬戦なら挽回は可能と見ています。そのあたりの特徴は本番で騎乗する松山騎手にも伝達しています。あとは実戦に行って調教の動きの良さを生かせるかがカギになりそうです」と話していました。