2024年4月18日(木) 

ウインクリードは、先週の中山ではブリンカーを着けて積極的な競馬をしたものの、最後は完全に脚が上がってしまいました。3走連続9着以下となったことから、2ヶ月の出走停止処分が下されています。
レース後には左前を押さえる歩様を見せ、左前の球節にも腫れが確認されました。その後レントゲン検査を行いましたが、骨には異常はありませんでした。そして本日午後にエコー検査を行った結果、繋靭帯に黒く抜けている部分が確認され、「繋靭帯炎、全治6ヶ月以上」との診断が出ています。
この結果を受けて協議の結果、誠に残念ではありますが、ここで現役を引退することを決定しました。明日4月19日(金)に中央競馬の登録を抹消する予定です。
今後は、来週4月25日(木)のサラブレッドオークションに出品の予定で、売却金額や出資会員の皆様への分配金額については、6月20日頃に発行する『ご請求とお支払金額のご案内(5月分)』にてお知らせいたします。
短い間でしたが、クリードに温かいご声援をいただきましたことを心より感謝申しあげます。

2024年4月11日(木) 

前走後は左前球節に腫れが確認できましたが、レントゲン検査でも問題なく、腫れも引いたことから、今週の出走も視野に入れて調整を再開しています。
昨日はWコースにて追い切りがかけられました。この日は初めてブリンカーを着用し、古馬1勝クラスのゲツレンカを追走します。コーナーでは追走から外を周り、直線での併せ馬ではやや仕掛けられましたが、余力を残して併入ゴールとなっていました。時計は5F65秒2、ラスト1F12秒2でした。
水野調教師は「脚元はレース後の一時的な疲れだったようでもう問題はありませんから、今週の競馬にいける状態です。今日はブリンカーを着けてみましたが、稽古は元々動くので見た目には大きく変わった印象はなかったですが、乗り手は『集中力があった』と話していましたし、効果はありそうです。競馬にいくと前進気勢がもうひとつですし、ブリンカーが刺激になればと思います。稽古の動きから未勝利でこんなに負ける馬ではありませんし、力を出し切れば変わってもおかしくはないと思っています」と話していました。
そして本日は軽めの運動を消化し、午後からの出馬投票で、今週の中山日曜3Rダート1800mに松山騎手で出走が確定しています。

2024年4月4日(木) 

先週の中山では、スタートは決めたもののポジションを下げ、直線でも脚は使えなかったウインクリード。レース後は左前球節に腫れが確認されたためレントゲンを撮りましたが、骨には異常はありませんでした。本日までは運動のみで様子を見られています。
水野調教師は「歩様には出ていませんが、少し繋ぎの動きが硬くなっていたのと球節の内側に腫れがありました。念のためレントゲン検査をしましたが、問題はありませんでした。レースでの一時的な疲れだと思いますし、少し様子を見たら腫れも引くと思います。次走はブリンカーの着用を検討しています」と話していました。

2024年3月28日(木) 

今週の出走を予定しているウインクリードは、昨日Wコースにて追い切りがかけられました。同厩舎の2頭（コスモフレディ、クラウンシエンタ）を先導し、5Fからペースが上がります。コーナーでは外を回って相手2頭を迎え入れると直線では馬なりのまま進み、真ん中のコスモフレディが脱落すると、クリードは最後まで楽な走りで追われるクラウンシエンタにも先着していました。時計は5F66秒1、ラスト1F11秒9でした。
水野調教師は「とにかく稽古は動く馬で、後ろから追走すると時計が出過ぎてしてしまうので、今回は先行して前半は我慢させて進みました。それでも、直線は持ったままで2頭に先着し、動きも良かったです。前回でも息の入りは良かったですが、休み明けの分、まだ仕上がり途上ではありました。今回も同じく息はいいですが、中身の面では一度使った上積みがあると思います。能力は高い馬ですし、あとは競馬で力を出し切ってくれればと思います。後ろからまとめて交わすタイプではありませんし、ゲートは速いので前々で進める形が理想だと思います」と期待を語っていました。
そして本日は軽めの運動を消化し、午後からの出馬投票で、今週の中山日曜1Rダート1800mに黛騎手で出走が確定しています。