2023年4月18日(火) 

ウインプリームスは、先週の福島で出走しましたが、向正面からついていけなくなり、初戦に続き2度目のタイムオーバーとなりました。まだキャリア2戦とレース経験が浅い馬ではありますが、芝、ダートの2戦とも大きく離されてしまい、通用するめどが立たない現状です。関係者で協議した結果、未勝利戦を勝ち上がるのは非常に困難との結論に達し、誠に残念ではありますが、ここで現役を引退することを決定しました。明日4月19日(水)に中央競馬の登録を抹消いたします。
今後は、今週4月20日（木）のサラブレッドオークションに出品の予定で、売却金額や出資会員の皆様への分配金額については、6月20日頃に発行する『ご請求とお支払金額のご案内(5月分)』にてお知らせいたします。
短い間でしたが、プリームスに温かいご声援をいただきましたことに心より感謝申し上げます。

2023年4月13日(木) 

今週の出走を予定しているウインプリームスは、昨日坂路にて追い切りがかけられました。3歳未勝利ブライトクラウンを追走して前半はゆっくりと入ると、後半からはペースが上がり、最後は持ったままの相手に対し、びっしり追われてなんとか併入となっていました。時計は4F55秒8、ラスト1F13秒8でした。
和田郎調教師は「反応がひと息でしたので、最後までびっしり追ってくらいつかせました。なかなか調教の動きが良くなってこないのは悩ましいですが、決して状態が悪いわけではありません。以前だったらトモが緩く、坂路で追い切りれなかったのですが、それができるようになったのは成長の分もあると思います。ソエは少しまだ熱を持っていますが、以前のようなコトコトした歩様になるわけではありませんし、痛みもありません。芝の実戦だとまた歩様に不安はありますが、今回はダートですから、その心配はないと思います。まだ力が付き切っておらず、一変までは難しいかもしれませんが、ダート替わりで少しでもいいところを見せてくれたらと思っています」と話していました。
そして本日は軽めの運動を消化し、午後からの出馬投票で、今週の福島日曜3Rダート1700m牝馬限定戦に黛騎手で出走が確定しています。

2023年4月6日(木) 

来週の競馬を視野に入れているウインプリームスは、昨日Wコースにて追い切りがかけられました。3歳未勝利サーフライドを追走して5Fからペースが上がると、コーナーではインから迫ります。直線では相手に迫ろうとしますが、最後は逆に突き放されて、馬身の遅れとなっていました。時計は5F70秒7、ラスト1F12秒2でした。
和田郎調教師は「先週は持ったままの追い切りで悪くはなかったのですが、今週追ってみると物足りない動きでした。まだ全体的に力が付ききっていないだけにどうしてもギアが上がりません。それでも、中身や息が悪いわけではなく、仕上がりも来週であれば問題ありません。競馬を使いつつ力を付けていってくれればと思います」と説明していました。
追い切り明けの本日は軽めの運動を消化していました。
なお、次走は、来週の福島日曜3Rダート1700m牝馬限定戦を黛騎手とのコンビで予定しています。

2023年3月30日(木) 

デビュー戦でのタイムオーバー後は放牧に出ていたウインプリームスが、先週末25日（土）に美浦・和田郎厩舎に入厩しています。
昨日はWコースにて追い切りがかけられました。単走で5Fからペースが上がると道中も楽に進み、直線も馬なりのまま余力を残してゴールしていました。時計は5F69秒3、ラスト1F13秒6でした。
和田郎調教師は「ソエが気にならなくなり、歩様も良くなりました。稽古もまだ軽めですが、楽に5F70秒を切ってきたのは成長を感じます。精神面も以前は他の馬が近づくと尻っぱねをしたりして若さを見せていましたが、今回はそれがなくなりました。精神的にも肉体的にも成長してきたと感じます。ただ、現状はスピードが足りませんし、初戦の内容からも芝だと難しそうなところはあります。血統的にダートはこなせると思いますし、次はダートでどういう走りを見せてくれるかという思いです」と説明していました。
追い切り明けの本日は軽めの運動を消化していました。
なお、次走は、4月16日、福島日曜3Rダート1700m牝馬限定戦が候補として挙がっています。