2024年1月30日(火) 

ウインルーアは先週の京都で出走し、2番手追走から、直線入口では前をカットされる不利もありながら最後まで粘り強く走り、7着となりました。引退期限が迫る6歳牝馬であることから、このレースを最後に現役を引退することを決めました。今後は北海道のコスモヴューファームにて繁殖牝馬となる予定です。
出資会員の皆様への分配金額については、3月20日頃にお送りする『ご請求とお支払金額の案内(2月分)』にてお知らせいたします。
2歳7月に2戦目で未勝利勝ちした後、重賞挑戦もありましたし、盛岡の交流戦での2勝目以降も粘り強い走りで賞金を稼ぎ続けてくれました。ここまで大きな怪我もなく、計31戦本当に頑張ってくれました。今後は繁殖牝馬として第二の馬生を送ることになりますが、タフさと走りに対しての真面目さが子供に伝わることを願っています。長きに渡り、ルーアに温かいご声援をいただきましたことに心より感謝申し上げます。

2024年1月25日(木) 

今週末に現役最終レースを予定しているウインルーアは、そのレースを京都に決定し、田口騎手との初コンビが決まってます。
昨日はWコースにて追い切りがかけられました。単走でいつも通り行きっぷり良く進むと、直線でも馬なりのまま脚を伸ばしていました。時計は5F68秒6、ラスト1F12秒3でした。
青木調教師は「珍しく馬場入りを少しゴネるところはありましたが、入ってしまえばいつも通りグイグイと行きっぷり良く、最後までいい動きでした。硬さも見られませんし、いい状態をキープできていると思います。輸送も苦にしないタイプですし、一連のいいデキで現役最後のレースに臨むことができそうです」と状態を語っていました。
続けて、「週末の特別登録の段階で、京都の特別が頭数が少なくかったため、その時点で最後のレースは京都と決めていました。引退レースに賞金の高い特別レースで頭数の少ないところを使えそうで、最後までルーアらしいですね。馬場の悪化も苦にしないですし、今の時計の掛かる馬場も合いそうです。ルーアには次の大事な仕事が待っているのでまず無事にレースを終えることが第一ですが、最後もルーアらしく泥臭く、ひとつでも上の着順を目指せればと思います。これまでルーアとは長い付き合いでしたし、思い出もたくさんあります。私もルーアの最後のレースを生で焼き付けるため、今週は京都に行くつもりでいます。出資会員の皆様、最後の応援、よろしくお願いします」と話していました。
そして本日は軽めの運動を消化し、午後からの出馬投票で、今週の京都土曜10R「許波多特別」芝2200mに田口騎手で出走が確定しています。

2024年1月18日(木) 

先週の中山では、先行し、思うような競馬はできたものの、最後はしぶとさを見せられなかったウインルーア。レース後は本日から乗り出していますが、脚元などに問題はありません。
なお、次走は中1週で、来週の東京日曜12R芝2000m、もしくは京都土曜10R「許波多特別」芝2200mが候補として挙がっており、次の一戦で現役を引退、繁殖牝馬となる予定です。
青木調教師は「馬は元気一杯ですし、目立ったダメージもありません。小倉の馬場が悪くなったところという選択肢もありましたが、すぐに出られるかどうか分かりませんし、小倉の馬房の調整も難しく、すみません。来週は東京でも京都でも勝つまでの競馬は難しそうですが、そういう厳しいと思われた状況の中で頑張ってくれるのがこれまでのこの馬でした。最後の一戦にいい状態で出走できるよう、また調整していきます」と話していました。

2024年1月11日(木) 

今週の出走を予定しているウインルーアは、昨日はキャンター調整を行い、本日Wコースにて最終追い切りがかけられました。単走で5Fから前半は行きっぷりがいいところをガッチリ抑えて進み、後半も馬なりのままペースを上げ、最後まで余力十分でフィニッシュしていました。時計は5F66秒7、ラスト1F12秒5でした。
青木調教師は「とにかく気合乗りが良く、単走でもこれくらいの速い時計が出ます。それでも引っ張りっきりで無理はさせていませんし、動きはいつも通りいいですね。今回も見た目も良く、デキは引き続きいいと思います。永野騎手の骨折で変更になった野中騎手は以前にも騎乗経験があります。前回乗った東京ではキレ勝負の逃げにしてしまい、持ち味を生かせませんでしたから、今回はそこを考えてしっかりと乗ってもらう予定です。6歳牝馬で引退も近くなっていると聞いていますし、まずは無事に繁殖にさせるということが大前提にはありますが、今これだけ状態がいいのでなんとか最後に久々の勝利をという気持ちでいます」と話していました。
そして本日午後からの出馬投票で、今週の中山日曜7R芝2200mに野中騎手で出走が確定しています。