2020年8月20日(木) 

　先週のレースを除外となり、今週の出走にスライドとなったウインオリヴィアは、昨日、札幌ダートコースで最終追い切りがかけられました。単走で5Fからペースを上げて、3、4コーナーは大外を周回。直線では強めに追われて、5F67秒2、ラスト1F12秒7という時計をマークしています。
　ところが、追い切り翌日の今朝になり、右前脚の球節の腫れと跛行が確認され、レントゲン検査の結果、右前脚第一指節種子骨の剥離骨折が判明し、全治3ヶ月の診断が下っています。
　怪我の回復を待ったとしても、3歳未勝利戦は終了し、事実上、中央競馬で出走できるレースがないことから、関係者で協議の結果、誠に残念ではありますが、ここで現役を引退することを決定しました。近日中に中央競馬の登録を抹消いたします。
　今後は、来週8月27日(木)のサラブレッドオークションに出品の予定で、売却金額や出資会員の皆様への分配金額については、10月20日頃にお送りする『ご請求とお支払金額のご案内(9月分)』にてお知らせいたします。
　短い間でしたが、オリヴィアに温かいご声援をいただきましたことを心より感謝申し上げます。

2020年8月13日(木) 

　今週の出走を予定しているウインオリヴィアは、昨日、札幌ダートコースで最終追い切りがかけられました。4Fから単走でペースアップし、最後まで馬なりのまま4F56秒8、ラスト1F13秒0という時計をマークしています。
　追い切り明けの本日は厩舎周りの引き運動をこなし、午後の出馬投票では、最終的に今週の札幌日曜4Rダート1700mに柴山騎手で投票を行いましたが、抽選除外となっています。これにより、来週の札幌土曜3Rダート1700m牝馬限定戦にスライドする予定です。
　宮本調教師は「今週は節的に出走できない可能性もあると見ていましたし、直前の追い切りは4F追いで軽めにセーブしました。状態は変わりなく順調に来ていますが、今週は惜しくも抽選で除外となってしまいました。来週のレースに向けて再調整していきます」と話していました。

2020年8月6日(木) 

　先週の札幌では、スタート後に躓き、4コーナーでも大きく外に膨れるロスがありましたが、ラストは脚を使って8着に盛り返したウインオリヴィア。レース後も問題なく順調で、本日からは軽めのメニューで乗り込みを再開しています。
　なお、次走は、中1週で来週の札幌日曜2Rダート1700m牝馬限定戦を予定しています。
　宮本調教師は「前走は道中でスムーズさを欠いた影響もありましたからね。使い込んできていますが、前走後もしっかりとカイバを食べているとのことですし、目立ったダメージもなく順調です。あとは、中1週でも問題なく使わせてもらえるといいのですが」と話していました。

2020年7月30日(木) 

　今週の出走を予定しているウインオリヴィアは、先週末26日(日)に札幌ダートコースで5F69秒7、ラスト1F13秒6という時計を馬なりでマークしています。
　昨日は札幌ダートコースで最終追い切りがかけられました。今週末のレースでコンビを組む山田騎手が騎乗し、単走で5Fからペースを上げます。最後の直線も余力残しの手応えのままゴールに向かって加速し、5F67秒7、ラスト1F12秒7という時計にまとめていました。
　宮本調教師は「追い切りに乗ったジョッキーは好感触を掴んでくれたようですし、これだけのタイムをマークできるように、レースでももっとやれていい馬だと思います。前走の2着馬も次走で楽々と勝ち上がったように、やはり前走は相手関係が強かった影響もあったと思います。この中間も変わりなく順調に来ているようですし、3キロ減起用の効果も含めて、改めてという気持ちです」と語っていました。
　追い切り明けの本日は引き運動をこなし、午後の出馬投票では、今週の札幌土曜2Rダート1700m牝馬限定戦に3キロ減の山田騎手とのコンビで出走が確定しています。