2020年9月8日(火) 

　ウインランウェイは、先週の新潟で出走し、積極的な競馬を見せ、直線も踏ん張りを見せましたが、3着と勝利を挙げることができませんでした。これにより、今後中央競馬の未勝利戦には出走できなくなってしまいました。これまで掲示板7回と惜しい結果も残していますが、レースぶりや気性面の難しさを考慮すると中央の1勝クラスで戦うことは難しいとの結論に達し、誠に残念ではありますが、ここで現役を引退することを決定しました。明日9月9日(水)に中央競馬の登録を抹消する予定です。
　今後は、今週9月10日(木)のサラブレッドオークションに出品の予定で、売却金額や出資会員の皆様への分配金額については、11月20日頃にお送りする『ご請求とお支払金額のご案内(10月分)』にてお知らせいたします。
　短い間でしたが、ランウェイに温かいご声援をいただきましたことを心より感謝申し上げます。

2020年9月3日(木) 

　今週の出走を予定しているウインランウェイは、昨日Wコースにて最終追い切りがかけられました。単走で半マイルからピッチが上がり、直線も馬なりのまま余力を残してフィニッシュしています。時計は4F55秒6、ラスト1F13秒9でした。
　金成調教師は「気難しさはあるものの、調教ができないほどではありません。時計もやればもっと出ましたが、中1週で暑さもありますし、再度の輸送もあるので、無理をする必要はないですからね。状態はキープできていると思います」と説明していました。
　続けて、「ペースなどもありますが、速い脚がないので、後ろからいってはどうやっても掲示板が精一杯です。もうこれが正真正銘最後の1戦ですし、勝たなければ終わってしまいますからね。そのためには積極的な競馬をしなくてはいけませんし、工真には4角先頭くらいの強気の競馬をしてもらうよう指示は出します。ただ、危ないところもある馬で、ジョッキーや他の馬を危険にさらす可能性があるのも事実で、最後は工真の感触に任せるしかありません。まずは当日落ち着いていて欲しいですね」と作戦も話していました。
　そして本日は軽めの運動を消化し、午後からの出馬投票で今週の新潟土曜6R芝2000mに伊藤工騎手で出走が確定しています。

2020年8月27日(木) 

　先週の新潟では、道中はインで進み、直線前が開いたところからじわじわと脚を伸ばしたウインランウェイ。レース後は、本日から乗り出していますが、脚元等に問題はありません。
　なお、次走は、中1週で来週の新潟土曜6R芝2000mを伊藤工騎手で予定しています。
　金成調教師は「スムーズな競馬はできましたし、力は出し切ったと思います。ただ、速い脚がない馬ですから、この形だとどうやっても勝てません。勝つには前目の2番手くらいにつけて早めにスパートするという形しかないでしょう。しかし、出して行くと危ないところがあり、他の馬に迷惑をかけるかもしれませんし、ジョッキーに危険が及ぶ可能性もあります。もどかしいところですが、次が最後の一戦ですから、工真と色々相談したいと思っています」と次走の作戦を考えていました。

2020年8月20日(木) 

　今週の出走を予定しているウインランウェイは、昨日Pコースにて追い切りがかけられました。伊藤工騎手が騎乗し、2歳新馬エフティレーヴを追走する形で5Fからペースが上がります。コーナーでは内から迫り、直線に向くと、馬なりのまま相手を交わし去り、2馬身の先着を決まていました。時計は5F69秒8、ラスト1F12秒4でした。
　金成調教師は「追い掛ける形だとスムーズですし、抜け出してもフラフラするところはなく、動き自体は良く見えました。息の入りも問題なく、力を出せる仕上がりですが、当日のテンションがどうなるかですね。伊藤工はこの馬のことは分かっていますし、当日は返し馬はせず、引いていく形でいきます。あとはレースでコーナーをうまく回れて力を出し切ればというところですが、周りに関係なく、吹っ飛んでいきそうなところがあるので、普通に走らせられるかどうかでしょう。力を出し切れば勝負になってもおかしくはありませんが・・・」と不安と期待を話していました。
　そして本日は軽めの運動を消化し、午後からの出馬投票で今週の来週の新潟土曜7R芝2400mに伊藤工騎手で出走が確定しています。