2019年8月6日(火) 

　ウインパーチェは、先週の札幌で出走し、先行集団の後ろでレースを進めましたが、3コーナー付近から早々に後退。最後は大きく離されたシンガリに敗れました。レース後の診断の結果、心房細動であることが判明しています。そのためタイムオーバーによる出走制限は免れましたが、これまで5戦を消化して入着の経験がなく、未勝利戦の終了まであと4節しかありません。残されたわずかな期間で未勝利戦を勝つことは困難という結論に達し、関係者で協議の結果、ここで現役を引退することを決定しました。
　今後は、8月8日(木)のサラブレッドオークションに出品の予定で、売却金額や出資会員の皆様への分配金額については、10月20日頃にお送りする『ご請求とお支払金額のご案内(9月分)』にてお知らせいたします。
　短い間でしたが、パーチェに温かいご声援をいただきましたことを心より感謝申し上げます。

2019年8月1日(木) 

　来週の札幌土曜3R芝1200mを原田騎手で出走を予定しているウインパーチェは、先週末28日（日）にも函館Wコースで4F56秒9、ラスト1F13秒8という時計を馬なりでマークしています。
　昨日は函館Wコースで最終追い切りがかけられました。パーチェには川島騎手が騎乗し、丹内騎手騎乗の2歳新馬マイネルヘルツアスとの併せ馬。外に馬体を併せたパーチェは手応えでやや劣勢気味でしたが、併入でゴールを決めています。時計は5F70秒9、ラスト1F12秒5でした。
　加用調教師は「調教の動きは相変わらずあまり目立たないようですが、先週、今週ともこの馬としては悪くない動きで、乗り込み量は豊富にこなしてきていますからね。力を出せる状態にあると思います。今回はハナに行くぐらいの気持ちでジョッキーには積極的に乗ってもらう予定ですし、気分良く前々でレースを進められれば前進が見込めると思います。もう未勝利戦も残り僅かになってきたので頑張ってほしいですね」と話していました。
　追い切り明けの本日は引き運動をこなし、午後の出馬投票では、今週の札幌土曜3R芝1200mに原田騎手で出走が確定しています。

2019年7月25日(木) 

　来週の札幌土曜3R芝1200mを原田騎手で出走を予定しているウインパーチェは、昨日、松岡騎手が騎乗して函館Wコースで1週前追い切りがかけられました。パーチェが外を回って2馬身ほど先行し、残り3Fからは内を回って差を詰めた2歳新馬プモリテソーロとの併せ馬に。最後の直線ではお互い強め程度に追われて併入でゴールとなっています。時計は5F69秒5、ラスト1F13秒2でした。
　加用調教師は「追い切りはそれほど目立つ動きではなかったようですが、函館入厩後は順調に本数を重ねていますし、状態は徐々に上がってきているようです。精神的な幼さは課題ですが、時間をかけて調整していることで来週は良い状態で出走できると思います。あとはレースで積極的に運んでどこまで粘れるかですね」と話していました。
　追い切り明けの本日は引き運動をこなしていました。

2019年7月18日(木) 

　先週末13日（土）に函館競馬場へ入厩したウインパーチェは、昨日、函館Wコースで入厩後初追い切りがかけられました。木幡初騎手騎乗の2歳未勝利エターナルダイヤが先行し、原田騎手騎乗のパーチェが2番手を追走。さらに後方から横山和騎手騎乗の3歳未勝利ベルテックスロードという隊列で、5Fからそれぞれ3馬身間隔でペースアップします。直線入口では3頭が横並びの追い比べとなり、馬なりのベルテックスロードには半馬身遅れましたが、エターナルダイヤには3馬身半の先着を決めています。時計は5F70秒1、ラスト1F13秒5でした。
　加用調教師は「ジョッキーによると、ステッキを入れると反抗する面を見せていたようですし、気の悪いところは相変わらずですね。それでも、前走ではテンにいいスピードを見せてくれましたし、外から被されない形ならもう少し頑張れたようにも思います。包まれると気の悪さを出して力を出し切れないところがある馬なので、次走では何が何でもハナに行くぐらいの気持ちで前半から積極的に出してもらうつもりです」と話していました。
　追い切り明けの本日は引き運動をこなしていました。
　なお、次走は、再来週の8月3日、札幌土曜3R芝1200mを原田騎手とのコンビで予定しています。