2021年3月9日(火) 

ウインラナキラは、先週の阪神で出走し、好位追走からしぶとく脚を使って3着と善戦しました。レース後、関係者で協議の結果、規約に伴い、このレースを最後に現役を引退することになりました。今後は北海道のコスモヴューファームにて繁殖牝馬となる予定です。今週12日(金)に中央競馬の登録を抹消し、コスモヴューファームへ向けて出発します。
出資会員の皆様への分配金額については、5月20日頃にお送りする『ご請求とお支払金額の案内(4月分)』にてお知らせいたします。
大きなタイトルにこそ手が届きませんでしたが、3歳時にはオークス出走を果たし、怪我もなく堅実な走りで現役を全うしてくれました。ここまで長きに渡り、ラナキラに温かいご声援をいただきましたことを心より感謝申し上げます。

2021年3月4日(木) 

今週末のラストランを予定しているウインラナキラは、昨日、坂路で最終追い切りがかけられました。ラナキラが先行してスタートし、ゴール前はホウオウエクレール（古馬2勝クラス）との併せ馬となり、最後まで馬体を並べたままゴールとなっています。時計は4F55秒8、ラスト1F12秒9でした。
宮調教師は「今週は併せ馬で追い切りました。追い切りは地味なタイプですが、併走馬にも見劣りせず、この馬とすればまずまずの動きだったと思います。前走の好状態をそのままキープできていますよ。今回も頭数が落ち着きそうですし、スタートを決めて自分の競馬ができれば前走以上に動けても不思議ないはずです。これが現役最後のレースになりますし、良い結果を期待しています」と意気込みを語っていました。
追い切り明けの本日は軽めの運動にセーブされ、午後の出馬投票では、今週の阪神土曜8R芝2000m牝馬限定戦に和田竜騎手で出走が確定しています。

2021年2月25日(木) 

来週の阪神土曜8R芝2000m牝馬限定戦を引退レースとして予定しているウインラナキラは、昨日、本日ともキャンター調整をこなしています。
宮調教師は「久々の前走を使った反動もなく、良い状態を保てています。繁殖牝馬としての次の仕事もある馬ですので早めに現役を切り上げるのは良い判断だと思いますが、おそらく次走も崩れず、上位争いを演じてくれるのではと見ています」と話していました。

2021年2月18日(木) 

先週の阪神では、スタートのタイミングが合わず後方からのレースとなりましたが、ラストは最速タイの上がりを駆使して5着まで追い上げたウインラナキラ。レース後も順調で本日からは軽めに乗り込みを再開しています。
なお、次走は、中2週で3月6日、阪神土曜8R芝2000m牝馬限定戦を予定しており、このレースをもって現役を引退予定です。
宮調教師は「久々で後方からの競馬を余儀なくされた前走でも最後は追い上げてきましたし、よく頑張ってくれたと思います。レース後、馬体がいくらか細くなっていますが、歩様も含めて問題はありませんし、反動も見られません。これなら続戦でも良い状態で次走に臨めると思います」と話していました。