2018年9月19日(水) 

　ウインオルフェウスは、先週の中山で出走しましたが、喉鳴りの影響からか、3コーナーから手応えが悪くなり、直線もばったりと止まってしまいました。この結果により、事実上、今後中央競馬で出走できるレースがなくなってしまいました。関係者で協議の結果、過去に未勝利戦で2着と3着がある馬ですが、喉鳴りの症状の悪化という現状であることから、誠に残念ではありますが、現役を引退することが決まりました。本日19日(水)に中央登録を抹消します。
　今後は、今週20日(木)のサラブレッドオークションに出品の予定で、売却金額や出資会員の皆様への分配金額については、11月20日頃にお送りする『ご請求とお支払金額のご案内(10月分)』にてお知らせいたします。
　短い間でしたが、オルフェウスに温かいご声援をいただきましたことを心より感謝申し上げます。

2018年9月13日(木) 

　今週の出走を予定しているウインオルフェウスは、11日（火）に黛騎手騎乗でWコースで最終追い切りを行いました。単走で最後も余裕の手応えでゴールしています。
　黛騎手は「先週は雨の影響で馬場が重かったため、かなり走りづらそうにしていましたが、今週はそこまでではなかったですね。ブリンカーなしでも周りを気にするところもなかったですし、状態は良さそうです」と話していました。
　そして昨日12日（水）は運動のみで様子が見られ、本日13日（木）はWコースでキャンター調整を行っており、午後からの出馬投票で今週の中山土曜7R芝2000mに松岡騎手で出走が確定しています。
　奥平調教師は「火曜日の追い切りだったのでタイムは計られていなかったようですが、5F70秒くらいでしたし、今週の時計の掛かる馬場でこのくらいのタイムなら十分でしょう。動きも良かったですよ」と追い切りを説明し、「芝のスーパー未勝利は数が少なく、もしかしたら除外の可能性もあるかもしれないと不安もあったのですが、まずは無事に出られてホッとしています。札幌のあのズブズブの馬場では使っていてもどこもなかったでしょうし、そこをパスしてこの時期の馬場のいい中山で使えるのは良かったと思います。メンバーは強力でしょうが、オルフェウスも力量的に十分勝負になるので、期待しています」と話していました。

2018年9月6日(木) 

　来週の中山土曜7R芝2000mを松岡騎手で予定しているウインオルフェウスは、昨日5日（水）は坂路を楽走で1本乗られ、本日6日（木）にWコースにて1週前追い切りがかけられました。黛騎手騎乗のオルフェウスが先行し、古馬1000万下シフォンカールが後ろから追いかけ、直線ではオルフェウスが外に回り、最後まで馬なりのまま併入でゴールとなっています。時計は5F70秒6、ラスト1F13秒4でした。
　奥平調教師は「馬場がかなり悪かったので無理はしなかった内容ですが、この時計でも上がってきて『フーフー』と言っていたように、しっかりと負荷は掛かっています。来週は勝負の一戦になるので、悔いの残らない形で仕上げていきたいと思っています」と話していました。

2018年8月30日(木) 

　札幌の降り続く雨により毎週回避を続けているウインオルフェウス。今週末の札幌への出走も視野にありましたが、週中の天気が悪いことと札幌の馬場の悪化により、今週の出走も回避が決まり、昨日29日（水）には美浦トレセンへ移動しています。本日30日（木）は軽めの運動を消化していました。
　なお、次走は9月15日、中山土曜7R芝2000mを松岡騎手で予定しています。
　奥平調教師は「先週の馬場を見ていても、もう下が掘れてしまっていましたし、たとえ週中に雨が降らなかったとしてもオルフェウスには厳しい馬場だと思います。ここで使ってもノメッて負けることが目に見えていますし、それが分かっていて使うという選択肢はないでしょう。美浦に戻してスーパー未勝利1本に賭けたいと思います。この時期の中山は一番馬場が良く、多少の雨でもノメることはないはずです。もうレースはスライドすることもありませんし、そこへ向けてしっかり仕上げて臨みたいと思います」と話していました。