2020年3月17日(火) 

　ウインシャトレーヌは、先週の中山「中山牝馬S・GIII」に出走し、後方追走から3、4コーナーでは大外を回って進出。最低人気に反発して7着と健闘しました。協議の結果、このレースを最後に現役を引退させることとなりました。今後は北海道のコスモヴューファームにて繁殖牝馬となる予定です。本日17日(火)に中央競馬の登録を抹消し、明日18日(水)にはコスモヴューファームへ向けて出発します。
　出資会員の皆様への分配金額については、5月20日頃にお送りする『ご請求とお支払金額の案内(4月分)』にてお知らせいたします。
　重賞タイトルにこそ手は届きませんでしたが、大きな怪我もなく現役生活を全うし、堅実な走りで24戦5勝と立派な成績を収めてくれました。ここまで長きに渡り、シャトレーヌに温かいご声援をいただきましたことを心より感謝申し上げます。

2020年3月12日(木) 

　今週末の引退レースを予定しているウインシャトレーヌは、昨日、坂路で最終追い切りがかけられました。調教パートナーのアンジェロフィリオ（3歳未勝利）を先導する形でシャトレーヌがやや先行してスタート。後半は馬体を並べてペースアップしますが、最後までシャトレーヌが優勢の手応えを保ったまま、4F53秒6、ラスト1F12秒4という時計で併入ゴールとなっています。
　大久保龍調教師は「雨で重くなった馬場状態を考えればまずまずのタイムだと思います。すごく良いという感触とまではいきませんが、今回は最近の中ではトモの状態が一番良く、うまくケアをしながらここまで順調に攻めてくることができました。レースではいつも真面目に一生懸命走ってくれる馬ですし、52キロとハンデも手頃になりましたからね。あとはジョッキーがうまく乗ってきてくれることを期待したいと思います。これが現役最後の一戦なので頑張ってほしいですね」と意気込みを語っていました。　
　追い切り明けの本日は厩舎周りの運動をこなし、午後の出馬投票では、今週の中山土曜11R「中山牝馬S・GIII」芝1800m牝馬限定戦に内田騎手とのコンビで出走が確定しています。

2020年3月5日(木) 

　来週の中山土曜11R「中山牝馬S・GIII」芝1800m牝馬限定戦を内田騎手とのコンビで出走を予定しているウインシャトレーヌは、昨日、坂路で1週前追い切りがかけられました。先行するダノンフェイス（古馬オープン）を目標にスタートし、残り2F地点で前に並びかけると、最後の追い比べでは半馬身ほど前に出て先着しています。時計は4F51秒0、ラスト1F12秒1でした。
　大久保龍調教師は「もともとよく動くタイプとはいえラスト2Fの時計は優秀ですし、1週前としては理想的な追い切りができました。やはり今回はトモの状態が良く、調教でもびっしり攻めることができていますし、調整は順調ですね。前走でも悪い馬場にノメりながら地力の高さでよく頑張ってくれましたし、最後はなんとか良い結果を出して締めくくりたいところです」と話していました。
　追い切り明けの本日は厩舎周りの運動をこなしていました。

2020年2月27日(木) 

　前走後、短期放牧に出ていたウインシャトレーヌが、先週末22日（土）に栗東トレセン・大久保龍厩舎へ帰厩しています。
　昨日は周回コースでキャンターをこなし、本日は坂路で帰厩後1本目となる追い切りがかけられました。サドキンザン（古馬1勝クラス）を5馬身ほど追走してスタートしたシャトレーヌでしたが、道中で少しずつ挽回してリードを縮め、最後は余力残しの手応えのまま馬体を並べてゴールとなっています。時計は4F53秒5、ラスト1F12秒4でした。
　大久保龍調教師は「今回は、前回の時よりもトモの状態が良く、ここまで良い雰囲気で調整を進めることができています。1週前となる来週はさらに強い負荷をかける予定です。次走が現役最後のレースになると思いますし、頑張ってもらいたいですね」と話していました。
　なお、次走は、再来週の3月14日、中山土曜11R「中山牝馬S・GIII」芝1800m牝馬限定戦を久々となる内田騎手とのコンビで予定しています。