2017年6月27日(火) 

　先週の東京では、好位でレースの流れに乗れたものの、勝負所から徐々に失速し、16着に敗れたウインドゥカーレ。高橋裕調教師は「非力な馬なので、力の要るダートは合わず、最後は苦しくなってしまいました。申し訳ありませんでした」と頭を下げておられました。前走後、馬体に異常はありませんが、タイムオーバーで1ヶ月間の出走停止となっています。
　まだキャリア2戦の同馬ですが、2戦とも見せ場なく最下位に敗れており、関係者で協議の結果、今後、未勝利戦を勝ち上がるのは難しいと判断し、誠に残念ではありますが、現役を引退することが決まりました。明日28日(水)に中央競馬の登録を抹消する予定です。
　今後は、今週6月29日(木)のサラブレッドオークションに出品の予定で、売却金額や出資会員の皆様への分配金額については、8月20日頃にお送りする『ご請求とお支払金額のご案内(7月分)』にてお知らせいたします。
　短い間でしたが、ドゥカーレに温かいご声援をいただきましたことを心より感謝申しあげます。

2017年6月22日(木) 

　今週の出走を予定しているウインドゥカーレは、昨日21日（水）に嘉藤騎手を背にWコースで最終追い切りがかけられました。3頭併せの真ん中に位置したのがドゥカーレで、直線もほぼ馬なりのまま脚を伸ばし、3歳未勝利ペイシャオーシャンと併入。簑島騎手騎乗の3歳未勝利デストロイには手応えで上回りつつ1馬身の先着も決めていました。時計は5F71秒2、ラスト1F12秒9でした。
　高橋裕調教師は「5F70秒〜3F40秒の指示でしたから、まずまず理想的な追い切りができたと思います。調教の動き自体は悪くないですし、以前に比べて良くなった印象すら受けますね。ジョッキーもこれで馬の特徴を理解してくれたでしょう。少し歩様の悪いところがある馬ですが、それを気にせず思い切って乗ってもらうように当日は指示を送る予定です。体調も心配ありませんし、あとはこの条件がどう出るかでしょう」と話していました。
　また、嘉藤騎手は「初戦のレースVTRも確認しましたし、普段この馬の調教によく乗っている簑島にも特徴は聞いています。今朝初めて乗せていただきましたが、やはり聞いていた通り左右のトモのバランスが悪く、走りが嵌るまでに時間が掛かるタイプだと感じました。レースでも初めから出していくと、フットワークがバラバラになりそうなので、前半どれだけ五分に追走できるかが一番のカギでしょう。それでも、追い切りでは姿勢を起こして走れるようになった後半の動きは悪くなかっただけに、できる限り前に付いていって少しでも上を目指せるように頑張りたいと思います」と話していました。
　追い切り明けの本日22日（木）は軽めの運動をこなし、午後の出馬投票では、今週の東京日曜1Rダート1600m牝馬限定戦に嘉藤騎手で出走が確定しています。

2017年6月15日(木) 

　先週トレセンへ帰厩したウインドゥカーレは、先週末11日（日）にWコースで5F72秒2、ラスト1F13秒7という帰厩後初時計を馬なりでマークしています。
　今週は昨日14日（水）はWコースでキャンターを消化し、本日15日（木）にはWコースで1週前追い切りがかけられました。ドゥカーレには簑島騎手が騎乗し、3歳未勝利デストロイを5Fで3馬身ほど追走する形。直線は軽く仕掛ける程度でしたが、一杯に追われる相手を4馬身引き離してゴールを迎えています。時計は5F68秒5、ラスト1F12秒7でした。
　高橋裕調教師は「馬場の内目を回ったとはいえ、まずまず良い動きでしたね。右トモに関しては慢性的なもので相変わらず頼りなさが残っていますが、馬体は増えて多少なりとも良くなった印象を受けます。鼻出血の影響もなく順調ですし、来週には態勢が整いそうです」と順調を語っていました。
　なお、次走は来週の東京日曜1Rダート1600m牝馬限定戦を嘉藤騎手で予定しています。

2017年6月8日(木) 

　デビュー戦で鼻出血を発症後は、ビッグレッドファーム鉾田で調整されていたウインドゥカーレが、本日8日(木)に美浦トレセン・高橋裕厩舎へ帰厩しています。
　明日9日(金)から馬場を開始し、再来週以降(6月24日、25日)の番組を目標に調整していく予定です。