2017年9月12日(火) 

　先週の阪神では、スタートは決まったものの、外から寄られると怖がる面を見せ、道中も内、外に逃げたり集中しきれず、11着に敗れたウインパソドブレ。今回のスーパー未勝利戦の敗戦により、今後出走できる中央競馬のレースがなくなってしまったことから、誠に残念ではありますが、ここで現役を引退することが決まりました。明日13日(水)に中央競馬の登録を抹消する予定です。
　今後は、今週9月14日(木)のサラブレッドオークションに出品の予定で、売却金額や出資会員の皆様への分配金額については、11月20日頃にお送りする『ご請求とお支払金額のご案内(10月分)』にてお知らせいたします。
　短い間でしたが、パソドブレに温かいご声援をいただきましたことを心より感謝申しあげます。

2017年9月7日(木) 

　今週の出走を予定しているウインパソドブレは、昨日6日（水）に坂路にて追い切りがかけられました。単走でスタートし、前半は前の馬がゴチャゴチャしていたことからペースが上がりませんでしたが、残り2Fから仕掛けられてピッチが上がると、最後の1Fも12秒3としっかり伸びていました。全体時計は4F56秒9でした。
　宮本調教師は「しまい重点ではありましたが、ラスト1F12秒3なら十分な時計ですよ。アクシデント続きでなかなか順調にいかなかった馬ですが、この血統は姉、兄もしっかり勝ち上がっているように、この馬も勝つ力はあるんです。前回は距離が長かったことが敗因ですし、今回は初戦で既走馬相手に5着に来た条件ですから、なんとか一発を狙いたいと思っています」と期待も語っていました。
　また、騎乗した前川調教助手は「普段でも後ろから馬が来たり、大きな音が鳴るとビクッとするところがあります。何度も放馬のアクシデントに遭遇してしまったので、馬も怖いのでしょうね。それでも坂路ではチップを被っても問題なかったように、走り出せばそこまで影響はありません。しかし、競馬ではモマれてしまうと精神面の脆さも出そうですから、理想は初戦の時のように外枠からスムーズにいきたいところです」と話していました。
　そして本日7日（木）は常歩運動を消化し、午後からの出馬投票で今週の阪神土曜4Rダート1400mに松山騎手で出走が確定しています。

2017年8月31日(木) 

　寝違えにより歩様の悪化があったウインパソドブレですが、その後は順調に回復し、週末27日（日）には坂路で4F58秒6、ラスト1F14秒1という時計をマークしています。週末には9月6日（水）に名古屋競馬場で行われる地方交流競走「ライム賞」ダート1400mに投票を行いましたが、抽選により除外となっています。
　今週は、昨日30日（水）に坂路にて追い切りがかけられました。単走でスタートし、前半2Fは馬なりのまま14秒台で入ると、後半はピッチを上げ、最後は一杯に追われると、フラフラしながらも12秒5という時計で踏ん張っていました。全体時計は4F54秒7でした。
　宮本調教師は「最後は苦しくなっていたようですが、時計的には十分動けていましたし、悪い状態ではなさそうです。交流戦も先週の申し込みで最後になってしまいましたから、もう中央場所を使って行くしかありません。来週のスーパー未勝利は2着でもダメで勝たなくてはいけない1戦ですから、しっかり仕上げて臨みたいと思っています」と話していました。
　また、騎乗した河合調教助手は「最後は一杯というより、ムチを見て逃げていたように、やはり気の難しさはあります。あとは硬さですが、元々硬い馬ではありますが、追い切り後は逆に最近では一番スムーズだったので、状態も良くなってきているのだと思います。カイバもバリバリ食べて、体が減る心配はありませんし、来週もしっかり負荷を掛けて送り出したいと思っています」と話していました。
　そして本日31日（木）は常歩運動を消化していました。なお、次走は来週の阪神土曜4Rダート1400mを松山騎手との初コンビで予定しています。

2017年8月24日(木) 

　先週は寝違えの影響からなのか、歩様の悪化が見られたウインパソドブレですが、歩様は日に日に回復し、22日（火）から坂路で乗り出しを開始。昨日23日（水）、本日24日（木）とも坂路を普通キャンターで1本上がっていました。
　前川調教助手は「発症した日の歩様があまりにも悪かったので心配しましたが、だいぶ回復してきましたね。まだ硬さはあるのですが、もともとの歩様がいい馬ではありませんし、これで大丈夫だと思います。もうゆっくりしている時間もありませんし、週末からは時計も出していく予定です」と状態を説明していました。