2017年8月15日(火) 

　先週の新潟では、レース後半では追い上げる脚を見せたものの出負けのロスが響き、7着に敗れたウインウェイク。残り3週間しかない一般の未勝利戦に出走することは、最近の出走状況から難しい状況です。これまでの成績も踏まえて関係者で協議の結果、誠に残念ではありますが、ここで現役を引退することが決まりました。なお、ウェイクは明日16日(水)に中央競馬の登録を抹消する予定です。
　今後は、今週8月17日(木)のサラブレッドオークションに出品の予定で、売却金額や出資会員の皆様への分配金額については、10月20日頃にお送りする『ご請求とお支払金額のご案内(9月分)』にてお知らせいたします。
　短い間でしたが、ウェイクに温かいご声援をいただきましたことを心より感謝申しあげます。

2017年8月10日(木) 

　今週の出走を予定しているウインウェイクは、昨日9日（水）に坂路で最終追い切りがかけられました。単走で2F目から馬なりのまま無理なく加速すると、ゴール前のみ一杯に追われて、4F53秒6、ラスト1F13秒2というタイムをマークしています。
　水野調教師は「仕掛けたのは最後だけで、そこまではほぼ引っ張り切りの手応えで回ってこれたように動きは良かったですね。時計も馬場状態を考えると優秀な部類ですし、十分に力を出せる状態に仕上がりました」と上々の評価を与えています。
　また、「普段の調教でもあるように、レースでも多少のモタれ癖は見せるかもしれませんが、直線競馬ですし、右目失明の影響はそれほどないと見ています。スピードはいいものを持っていますし、あとはこの条件にどれほどの適性があるかでしょう。なんとか頑張ってほしいと思っています」と意気込みを語っていました。
　追い切り明けの本日10日（木）は軽めの運動をこなし、午後の出馬投票では、今週の新潟土曜7R芝直1000mに丸山騎手との新コンビで出走が確定しています。

2017年8月3日(木) 

　来週の新潟土曜7R芝直1000mを予定しているウインウェイクは、昨日2日（水）に坂路で1週前追い切りがかけられました。単走で序盤は馬なりでしたが、ラスト1Fはステッキを入れて一杯に追われて、4F53秒7、ラスト1F13秒0という時計をマークしています。
　水野調教師は「失明診断を受けた右目は、光には反応するものの、やはり視力はないようで、厩舎周りの運動でも右側から馬に寄られた時には必要以上に驚くような仕草も見せています。追い切りでも首を曲げるようにして決して良いフォームではありませんでしたが、今週の時計の掛かる馬場にしては良い動きでしたね。ビュッと切れる感じはありませんが、状態は良さそうですし、順調に来ていますよ」と説明していました。
　追い切り明けの本日3日（木）は軽めの運動をこなしていました。

2017年7月27日(木) 

　前走後、ビッグレッドファーム鉾田へ放牧に出ていたウインウェイクが、本日27日（木）に美浦トレセン・水野厩舎へ帰厩しています。
　検疫検査では、右目の視力欠如の疑いがあり、午後3時の入厩後、厩舎にて獣医師の精密検査を受けたところ、右目の失明診断が下っています。右目は以前から白内障の疑いがあり、失明の原因は「先天性の白内障の進行によるもの」との獣医師の見解です。
　片目失明でもレースの出走には問題はなく、このまま次走に向けて調整を続けていきます。
　なお、次走は8月12日、新潟土曜7R芝直1000mを予定しています。