2015年3月25日(水) 

　先週の中山では、先団グループの後ろで競馬を進めたものの、ペースが上がったところで対応ができず、10着と敗れたウインヴァンノ。最後の直線ではジリジリと伸びてはいましたが、勝ち馬からは大きく離された結果となってしまいました。前走の地方交流戦でもまったく見せ場はありませんでしたし、今回のレース内容も考慮し、関係者で協議の結果、今後未勝利戦を勝ち上がるのは非常に難しいと判断し、誠に残念ではありますが、ここで現役を引退することが決まりました。なお、ヴァンノは昨日24日（火）に中央競馬の登録を抹消いたしました。
　今後は、サラブレッドオークションに出品の予定で、売却金額や出資会員の皆様への分配金額に関しましては、JRAの見舞金が確定する約1ヶ月後にお送りする引退通知書にてお知らせいたします。
　出資会員の皆様には、ご期待に添えず、大変申し訳ありませんでした。短い間でしたが、温かいご声援をいただきましたことを心より感謝申し上げます。

2015年3月19日(木) 

　今週の出走を予定しているウインヴァンノは、昨日18日（水）にWコースにて最終追い切りがかけられました。濃いキリの中、単走でゆったりとスタートすると、最後まで馬なりのまま、ラスト1Fもペースが上がらず14秒8という時計でゴールしています。
　松山将調教師は「間隔が詰まっているので、追い切り内容としてはこんな感じで十分でしょう」と追い切りには及第点を与えていましたが、「この中間は馬体回復に努めていますが、カイバ食いはいいので、少しずつ戻ってきています。ただ、右トモの状態があまり良化してこないようで、歩様の確認をしている時も『ポキッ、ポキッ』と音がする時があります。前回もトモの状態が良くないことから、手前を替える時にぎこちなかったりしましたから、その辺りに不安は残ります。あとは、1800mという距離ですね。どうしてもハミにモタれて伸びて走ってしまう馬だけに、距離が長くなるとどうかというところでしょう」と不安点も語っていました。最後に「未勝利でまったく力が足りない馬ではありませんし、なんとかメドの立つ競馬を見せたいところです」と話していました。
　そして本日19日（木）は角馬場での乗り運動を消化し、午後からの出馬投票で今週の中山土曜1Rダート1800m牝馬限定戦に原田騎手で出走が確定しています。

2015年3月12日(木) 

　調整を再開しているウインヴァンノは、昨日11日（水）、本日12日（木）ともに北馬場で乗り運動が行われています。
　松山将調教師は「右トモに疲れは若干残りますが、調整には支障はありません。それよりも体を戻していくことの方が先決ですね。まずは今週は軽めで様子を見て、馬体の回復に努めたいと思っています」と話していました。
　なお、次走は来週の中山土曜1Rダート1800m牝馬限定戦、もしくは中京日曜1Rダート1800m牝馬限定戦のどちらかに出走を予定しています。

2015年3月5日(木) 

　昨日4日（水）の川崎では、スタートこそ出たものの、先団に取りつくことはできず、直線でも伸び脚を見せられなかったウインヴァンノ。レース後は、トレセンに戻り、本日5日（木）は引き運動で様子が見られています。
　松山将調教師は「結果を出せずに申し訳ありませんでした。今日の感じでは大きなダメージはなさそうなので、このまま次走へ向けて調整していきます。昨日は見た目に少し細い印象を受けたので、なるべく体を戻して出走させたいところです」と次走へ気持ちを切り替えていました。
　なお、次走は3月21日、中山土曜1Rダート1800m牝馬限定戦、もしくは同週3月22日、中京日曜1Rダート1800m牝馬限定戦が候補として挙がっています。