2018年10月22日(月) 

　先週の東京「富士S・GIII」で18着に敗れたウインガニオンは、前走後、右前脚の球節に熱感が確認され、レントゲン検査を行った結果、同箇所に剥離骨折が見つかり、全治3ヵ月という診断が下っています。
　近走の成績や6歳という年齢も踏まえて今後について協議を行った結果、誠に残念ではありますが、ここで現役を引退することが決まりました。
　なお、今後は、乗馬になる予定で、出資会員の皆様への分配金額については、12月20日頃にお送りする『ご請求とお支払金額のご案内(11月分)』にてお知らせいたします。
　ウインガニオンは31戦8勝とすばらしい成績をあげ、昨年夏には中京記念を制してサマーマイルシリーズの優勝も勝ち取りました。これまでの活躍を称えるとともに、会員の皆様にはここまで長きに渡り温かいご声援をいただきましたことを心より感謝申し上げます。

2018年10月18日(木) 

　今週の出走を予定しているウインガニオンは、先週12日（金）に坂路で1週前追い切りがかけられ、単走でゴール前は一杯に追われて、4F53秒6、ラスト1F13秒1という時計をマークしています。
　そして、昨日17日（水）は坂路で最終追い切りが行われました。レースでコンビを組む酒井騎手が騎乗し、開場直後の坂路で、4F51秒7、ラスト1F12秒4という時計をラストは一杯に追われてマークしています。
　担当の中家調教助手は「この時期でもまだ馬が硬くなっていませんし、ようやく良い頃の状態に戻ってきてくれました。ここ最近のなかではかなり状態は良いほうだと思いますよ。56キロで出走できるのは良い材料ですし、先々のGIを見据える他の馬たちより状態面のアドバンテージもあると思いますからね。今回は行く馬（マルターズアポジー）がいるのでそれとの兼ね合いになりそうですが、行けなくとも2、3番手でうまく折り合って運んでほしいですね。相手は強いですし、ゲートを出てみないことには分からないところもありますが、極端なオーバーペースにならずスムーズなら、という期待は持っています」と状態面への自信を語っていました。
　なお、追い切り明けの本日18日（木）は厩舎周りの引き運動をこなし、午後の出馬投票では、今週の東京土曜11R「富士S・GIII」芝1600mを酒井騎手で出走が確定しています。

2018年10月11日(木) 

　来週の東京土曜11R「富士S・GIII」芝1600mに出走を予定しているウインガニオンは、次走では酒井学騎手とのコンビを組むことが決まっています。
　昨日10日（水）、本日11日（木）は坂路をキャンターで1本というメニューをそれぞれこなし、明日12日（金）には1週前追い切りを行う予定です。
　担当の中家調教助手は「この中間も体調面は特に変わりなく順調にきています。ブリンカーは普段から着用するとそれに慣れてしまい、効果が薄まってしまうことがあるので、実戦までの調教では着けないようにすることも考えています。調整自体は順調ですし、あとはとにかくレースで展開が向いてほしいですね」と話していました。

2018年10月4日(木) 

　10月8日（月）に盛岡競馬場で行われる地方交流競走「マイルチャンピオンシップ南部杯・JpnI」ダート1600mを補欠1番手で出走枠の空きを待っていたウインガニオンですが、結局上位馬の回避はなく、10月20日、東京土曜11R「富士S・GIII」芝1600mに向かうことが決まっています。
　昨日3日（水）は坂路をキャンターで1本というメニューをこなし、本日4日（木）には坂路で追い切りがかけられました。単走で道中は折り合い良く、しまいはしっかりと反応し、4F52秒7、ラスト1F12秒7という時計を一杯に追われてマークしています。
　担当の中家調教助手は「今朝はうまく抑えがきいて、思ったような追い切りができました。レースを続けて使ってきていますが、今のところ消耗した感じはありませんし、硬さもそれほど出てきていません。状態はキープできていると思います。前走は苦手な右回りでも最後まで走りをやめなかったことが大きかったですし、次は得意の左回りに替わってさらにブリンカーを着用してどのような変化が表れるかですね」と順調を語っていました。