2017年3月14日(火) 

　先週の中山「中山牝馬S」では、好位でレースを運び、勝負どころで早めに動いていったものの、直線では脚を伸ばせなかったウインリバティ。この結果を受け、関係者で協議の結果、規約通り、これを引退レースとして、今週中に中央競馬の登録を抹消することが決まりました。　
　今後は、コスモヴューファームにて繁殖牝馬となる予定で、売却金額や出資会員の皆様への分配金額については、5月20日頃にお送りする『ご請求とお支払金額のご案内(4月分)』にてお知らせいたします。
　デビューから35戦、大きな怪我もなく、4歳時には3連勝もして、「エリザベス女王杯・GI」まで駒を進めたように素晴らしい競走生活でした。出資会員の皆様には、これまで長きに渡り温かいご声援をいただきましたことを心より感謝申し上げます。

2017年3月9日(木) 

　今週の出走を予定しているウインリバティは、当初は柴田大騎手とのコンビを予定していましたが、発表されたハンデが50キロになったため、同騎手が乗れなくなり、松岡騎手に変更となっています。
　レースへ向けた最終追い切りは、昨日8日（水）にCWコースにて行われました。ここ2週追い切りの手綱を取っている富田騎手が騎乗し、単走でスタートし、6Fからゆっくりとピッチが上がります。直線は馬なりのまま脚を伸ばし、ラスト1Fは余力たっぷりで12秒3をマークしていました。全体時計は6F83秒8でした。
　富田騎手は「5Fからジワッと仕掛けていきましたが、反応が良く、自分からグイグイ動けていました。体調がいいから、これだけ馬が行く気になっているのだと思います。毎週乗せていただいていますが、1週毎に状態が良くなっているのを感じますし、いい状態で競馬へ向かえると思います」と追い切りの感触を話していました。
　また、安持厩務員は「前半からいい行きっぷりで、予定より時計は速くなりましたが、それだけ状態がいいってことでしょう。前回みたいにスタート後はあまり急かさずじっくり進められれば、しまいは必ず脚を使う馬です。50キロのハンデも恵まれましたし、一発があってもおかしくはないと思っています」と期待も語っていました。
　そして本日9日（木）は引き運動を消化し、午後からの出馬投票で今週の中山日曜11R「中山牝馬S・GIII」芝1800m牝馬限定戦に松岡騎手で出走が確定しています。

2017年3月2日(木) 

　来週の中山日曜11R「中山牝馬S・GIII」芝1800m牝馬限定戦を柴田大騎手で予定しているウインリバティは、昨日1日（水）にCWコースにて追い切りがかけられました。月が替わってこの日から晴れてジョッキーとなった富田騎手が騎乗し、単走でスタートすると、前半からいいペースで進み、直線は一杯に追われてフィニッシュしていました。時計は6F79秒7、ラスト1F12秒0と速いものでした。
　富田騎手は「先週は最後まで馬なりで、今日は直線で仕掛けさせてもらいましたが、反応が凄く良かったですね。さすがオープン馬という感じですし、その後も息がすぐに戻り、ケロッとしていました。いい状態だと思います」と状態面を話していました。
　また、飯田雄調教師は「テンからいいペースで行きましたが、最後もしっかり伸びていました。体重の軽いジョッキーが乗っていたにしてもいい時計でしたね。体も減ってはいませんし、いい状態で来週のレースへ向かうことができそうです」と安心の表情で語っていました。
　なお、追い切り明けの本日2日（木）は運動のみで様子が見られていました。

2017年2月23日(木) 

　前走後は短期放牧に出ていたウインリバティが、先週末18日（土）に栗東・飯田雄厩舎へ入厩しています。翌日19日（日）には坂路でしまい重点の時計が出されて、ラスト1Fは馬なりで13秒5と脚を伸ばしていました。
　今週は、昨日22日（水）にCWコースにて追い切りがかけられました。富田騎手候補生が騎乗して、単走でスタートし、6Fからゆっくりとピッチが上がると、直線は馬なりのまま脚を伸ばし、ゴールしていました。時計は6F83秒1、ラスト1F12秒3でした。
　安持厩務員は「前半は15〜15秒で進み、ラストは持ったままで12秒3でしたし、デビュー前の見習いジョッキーですが、指示通りうまく乗ってきてくれたと思います。馬体重も鞍付きで480キロとふっくらと見せていますし、状態はいつもと変わりないですね。次走へ向けて順調です」と話していました。
　そして本日23日（木）は引き運動を消化してしました。なお、次走は3月12日、中山日曜11R「中山牝馬S・GIII」芝1800m牝馬限定戦に柴田大騎手とのコンビで出走を予定しています。