2014年3月19日(水) 

　先週の中山では、スタート後から行き脚がつかず、後方からレースを進め、最後も差を詰められなかったウインシンデレラ。前走のダート戦でのタイムオーバーから芝での変わり身を期待しましたが、ここでも大きな上積みはありませんでした。今後芝のレースに出走するには再び出走間隔を空けなければならず、デビュー戦からここまで目立った成長が見られない状況などを考慮すると、未勝利戦のある期間に勝ち上がることは非常に厳しいと言わざるをえません。
　そこで関係者で協議を行った結果、残念ではありますが、ここでの現役引退を決定。本日19日(水)に中央競馬の登録を抹消しています。
　今後は売却し、地方・笠松競馬に移籍予定です。
　なお、引退通知書につきましてはJRAの見舞金が確定する約1ヶ月後にお送りいたします。
　出資会員の皆様には、ご期待に添えず、大変申し訳ありませんでした。短い間でしたが、温かいご声援をいただきましたことを心より感謝申し上げます。

2014年3月13日(木) 

　今週の出走を予定しているウインシンデレラは、週末9日（日）には坂路で4F57秒8、ラスト1F13秒3という時計をマークしています。
　レースへ向けた最終追い切りは、昨日12日（水）に坂路にて行われました。相手は3歳未勝利スエヒロフィオーレで、シンデレラが先行してスタート。リードをもらって前半もそれほど速いペースではありませんでしたが、ラスト1Fで馬なりのままの相手に並ばれると、鞍上が追い出しなんとか食らい付いて併入ゴールとなっています。時計も4Ｆ53秒7のラスト1Ｆ12秒9ですから、平凡な内容と言えます。
　金成調教師は「馬体も休養前と大きく変化はありませんし、動きも変わったところはありません。それでも、体調は良さそうですし、この馬なりに順調ですよ。芝のレースでの変わり身に期待したいところです」と語っていました。
　そして本日13日（木）は追い切り明けということで、軽めの運動で様子が見られ、午後からの出馬投票に臨みます。当初は今週の中京土曜5R芝1400m牝馬限定戦に中井騎手で投票予定でしたが、そこはかなりの出走頭数となっており、9節のシンデレラにも出走枠はありませんでした。そこで今週の中山土曜5R芝1800mに目標を切り替え、そこに武士沢騎手で出走が確定しています。

2014年3月6日(木) 

　先週帰厩したウインシンデレラは、週末2日（日）に坂路で4F57秒6、ラスト1F13秒6という時計を馬なりでマークしており、初時計が出されています。
　今週は、昨日5日（水）にPコースにて追い切りがかけられました。相手は古馬1000万下フリーアズアバードと3歳未勝利ウインスフィーダで、フリー、シンデレラ、スフィーダの順番でスタート。4コーナーでは真ん中に位置取って直線に向かいますが、早めに手応えがなくなったのはシンデレラで、最後は一杯に追われて馬なりの2頭に遅れを取っています。
　金成調教師は「馬体にも大きな変化はありませんでしたし、動きも変わらずですね」と渋い表情で語ります。続けて、「ダートは向かないタイプなので、次は芝に戻してどれくらいやれるかですね」と芝への変わり身に期待を寄せていました。
　そして本日6日（木）は追い切り明けですが、軽めの乗り運動を消化していました。なお、次走は正式に来週の中京土曜5R芝1400m牝馬限定戦へ向かうことが決まり、ジョッキーは中井騎手の予定となっています。

2014年2月27日(木) 

　タイムオーバーの前走後は放牧で立て直しを図っていたウインシンデレラが、本日27日（木）に美浦・金成厩舎へ帰厩しました。
　金成調教師は「力の要るダートは向いていませんし、次は芝で変わり身を期待したいところです。やり出せば早く仕上がるタイプなので、すぐに態勢は整ってくると思います」と話していました。
　なお、次走は3月15日、中京土曜5R芝1400m牝馬限定戦などが候補として挙がっています。