2017年5月2日(火) 

　先週の新潟障害戦では、終始後方追走のまま見せ場なく12着に敗れたウインイルソーレ。障害オープンクラスに昇級後は8戦を消化しましたが、いずれも3秒以上離される苦戦が続いている厳しい状況です。
　関係者で協議の結果、これ以上の活躍は難しいと判断し、ここで現役を引退することが決定しました。明日3日(水)に中央競馬の登録を抹消します。
　なお、今後は、今週のサラブレッドオークションに出品の予定で、売却金額や出資会員の皆様への分配金額については、7月20日頃にお送りする『ご請求とお支払金額のご案内(6月分)』にてお知らせいたします。
　ここまで長きに渡り、イルソーレに温かいご声援をいただきましたことを心より感謝申し上げます。

2017年4月27日(木) 

　今週の新潟に予定しているウインイルソーレは、初勝利以来となる山本騎手とのコンビが決まっています。昨日26日（水）には、その山本騎手を背に障害コースで障害練習を行った後、北馬場のダートコースで最終追い切りがかけられました。単走で5Ｆからピッチを上げますが、終始馬なりの内容で余裕を持ってゴールとなっています。時計は5Ｆ69秒3、ラスト1Ｆ13秒2でした。
　高橋祥調教師は「障害練習の様子も問題ありませんでしたし、状態も上積みこそ疑問ですが、高いレベルで安定していると思います。どこかが悪いといったこともなく、そのあたりの心配はありません」と好状態を説明しています。
　続けて、「あとは毎度のことですが、いかにレースの流れに乗っていけるかがポイントでしょう。勝った乗り役ですし、その相性の良さにも期待したいですね」と前進を期待していました。
　追い切り明けの本日27日（木）は軽めの運動をこなし、午後の出馬投票では、抽選を突破し、今週の新潟土曜4R障害オープン・芝2890mに山本騎手で出走が確定しています。

2017年4月20日(木) 

　前走後も順調なウインイルソーレは、次走に向けて今週からペースアップ。昨日19日（水）にはWコースで追い切りがかけられました。単走で6F80秒8、ラスト1F13秒5という、いいタイムが出ていましましたが、手応えは最後までまったくの馬なりでした。
　高橋祥調教師は「障害のオープン戦は、今、出走頭数が多く、除外馬も出ている状況ですので、来週のレースから出走できるように、今週から追い切って態勢を整えています。状態自体は前走時と変わりなく、調整も順調です。新潟もスピード重視のコースなのでのでそこが課題ですが、あとは馬自身が競馬を続けながら速いペースに慣れてくれるかどうかでしょうね」と語っていました。
　そして本日20日（木）は軽めの運動を消化していました。なお、次走は、来週の新潟土曜4R障害オープン・芝2890mを予定していますが、ジョッキーは未定となっています。

2017年4月13日(木) 

　先週の福島では、小回りコース特有の速いペースで追走が忙しく、10着に敗れたウインイルソーレ。それでも、レース後も順調で、本日13日（木）からは乗り込みを再開しています。
　高橋祥調教師は「1つ目の障害の時点で後方の位置取りになっていましたし、自分で競馬を作れないタイプでもあるので小回りの福島だと余計に厳しいですね」と前走を振り返っていました。
　また、今後については、「東京開催には障害戦が1つも組まれていませんし、京都には『京都ハイジャンプ・ＪGII』だけで、ここは出走できる保証がなく、強いメンバーも揃ってきそうです。新潟はそれなりにスピードが要求されるコースですが、条件的には一番無難だと思いますので、在厩のまま、新潟のいずれかのレースを目指したいと思います」と予定を明かしていました。