2013年2月26日(火) 

　先週の小倉では、芝替わりでの変わり身が期待されましたが、勝負所でのペースアップに対応できず、結果3秒以上もの大差をつけられ最下位に敗れたウインバース。デビュー時には太めが残っていた馬体は、マイナス26キロと大幅に絞れて動ける体つきになっていましたし、キッチリ仕上げての出走だっただけに、この結果は物足りません。まだ2戦しか経験していないとはいえ、レース振りは冴えず、良化もスローなだけに、残念ながら今後勝ち上がりは見込めそうにありません。
　そこで関係者で協議の結果、残念ですが現役引退を決定いたしました。28日(木)に中央競馬の登録を抹消し、今後につきましては、地方競馬の馬主に売却し、地方・園田競馬に移籍予定です。
　なお、引退通知書につきましてはJRAの見舞金が確定する約1ヶ月後にお送りいたします。
　出資会員の皆様には、ご期待に添えず、大変申し訳ありませんでした。短い間でしたが、温かいご声援をいただきましたことを心より感謝申し上げます。

2013年2月21日(木) 

　今週の出走を予定しているウインバースは、先週末15日(金)にEコースのゲートで飛び出しを確認され、17日(日)には坂路で一杯に追い切るなど、レースへ向けて順調にペースが上げられてきています。
　今週は昨日20日(水)にCWコースを併せ馬で最終追い切りがかけられました。3歳未勝利カナディアンリーフの内で同時スタートしたバースで、道中の走りは悪くありませんでしたが、直線に入ると余力がなくなってしまい、みるみるリードを広げられて、最後は6馬身ほどの遅れとなってしまいました。
　この動きには梅田智調教師も「うーん・・・」と一瞬言葉を失いかけ、「まだパワーが付き切っていないので、今日のような重い馬場が合わないというのもあるのかもしれません。でも、それにしても・・・」と不満な表情を見せながら語っていました。
　そして追い切り明けの本日21日(木)は厩舎周りの引き運動を消化し、午後の出馬投票では、今週の小倉土曜5R芝1800mに2キロ減の菱田騎手で出走が確定しています。
　梅田智調教師は「馬体重は大きく減っての出走になるとは思いますが、デビュー戦がかなり太かったのでこれはプラス材料です。ゲートに課題は残りますが、初戦はレースに参加出来なかったので、ジョッキーには馬群に取りついて競馬をしてもらうように指示しておきます。芝での変わり身に期待ですね」と抱負を語っていました。

2013年2月14日(木) 

　先週7日(木)に栗東トレセンへ帰厩したウインバースは、先週末10日(日)に坂路で4F58秒5、14秒1という帰厩後初時計をマークしています。
　そして、昨日13日(水)にはCWコースで3頭併せの追い切りに臨んでいます。バースには、来年デビュー予定の久永騎手候補生が騎乗し、3歳未勝利カナディアンリーフとともに先行。その後ろを藤岡康騎手騎乗の古馬1000万下キタサンシンガーが追走する形で6Fからピッチが上がります。直線からは3頭併せ馬の形でともに一杯に追われ、ゴールのところではキタサンに1馬身半、カナディアンに半馬身と遅れを取ったバースでしたが、最後まで渋太く食い下がっていたのが印象的でした。
　梅田智調教師は「正直、もう少し遅れてしまうかと思っていたのですが、よく頑張ってくれましたね。いい内容だったと思います」と評価。続けて、「デビュー戦の時はまだ馬体が太めで、馬も子供子供していましたからね。今回は体がだいぶシャープになって帰ってきましたし、しっかり乗り込まれてきたことを感じます。精神面の成長にも進歩が窺えますね」と変化を語っていました。なお、次走に関しては、「タニノギムレット産駒で芝の走りも悪くなさそう」と梅田智調教師で、来週の小倉土曜5R芝1800mに出走を予定しています。
　なお、追い切り明けの本日14日(木)は厩舎周りの引き運動に終始されていました。

2013年2月7日(木) 

　一昨日5日(火)に北海道新冠のコスモヴューファームを出発したウインバースは、本日7日(木)の検疫で栗東・梅田智厩舎へ帰厩しています。なお、昨日の情報では昨日6日(水)の帰厩とお伝えいたしましたが、正しくは本日7日(木)の帰厩でした。訂正してお詫び申し上げます。
　梅田智調教師は「コスモヴューファームでの調教ではそれなりに動いていたようですし、今回は変わり身が見込めるかもしれません。次走はいい結果に導けるように努めていきます」と意気込みを語っていました。