2013年3月21日(木) 

　2週連続除外となっているウインロザリーは、今週の出走に気持ちを切り替え調整を再開しています。昨日20日(水)は坂路にて最終追い切りがかけられました。古馬500万下アウトオブオーダーを1馬身半ほど追走すると、行きっぷりの良いロザリーはすぐに差を詰めます。ラストもグイグイ動くところをガッチリと抑えて併入でゴールしました。
　宗像調教師は「気持ちも入っていますし、いい動きでしたね」とまずは動きの良さを評価。続けて、「除外が続いていますが、馬体減りがないのは大きなポイント。今まではどうしても馬体を気にして帰厩してからすぐにレースという状況でしたが、こうして在厩のままでも減らなくなったのはロザリーの成長と言えるでしょう。逆にいい経験になっていると思います」と笑顔で語っており、最後に「ただ、今週で中京は終わってしまいますし、なんとか今回は使わせてもらいたいところです」と今週の出走を懇願していました。
　そして本日21日(木)は軽めの運動で調整され、午後からの出馬投票に臨みます。今週の中京土曜12R「豊橋特別」芝1400mは特別登録の頭数がかなり多く、またも除外が心配されましたが、回避馬が出たことで無事に出走が確定。ジョッキーは中舘騎手との初コンビが決まっています。中京芝1400mはロザリーにとって絶好の舞台ですし、引き続きいい状態をキープしていますので、前走惜敗の鬱憤をここで晴らしてもらいましょう。

2013年3月14日(木) 

　先週は除外の憂き目に遭ってしまったウインロザリーは、今週の出走に目標を切り替え、調整を進めています。昨日13日(水)には、坂路にて追い切りがかけられました。
　「先週でしっかり態勢は整っているので、今週は軽めで」という指示が宗像調教師から出ていたように、単走で最後まで楽な手応えでしたが、キビキビとした動きを見せており、調子落ちは感じられません。宗像調教師も「動きは変わらずいいですね」とひと言。気になるのは除外の影響で馬体が減っていないかどうかですが、「追い切りの後は少しカイバが細くなりますが、その後はすぐに食べてくれるようになっていますし、増えてはいないものの、減ってはいませんので心配はないでしょう。除外の影響はなさそうですよ」と笑顔で話していました。しかし、最後に「今週は1600mがひと鞍ですし、特別登録も多かったですよね。使えるかどうか・・・」と不安を口にしていました。
　そして本日14日(木)は追い切り明けですが、北馬場で軽めの調整が行われ、午後からの出馬投票に臨みます。予定通り、今週の中京土曜10R「刈谷特別」芝1600mに柴山騎手で投票を行いましたが、出走間隔が6節のロザリーは抽選にもならずに除外が確定しています。これにより来週の中京土曜12R「豊橋特別」芝1400m、もしくは中京日曜7R芝1600mへのスライドが決まっています。「来週は出られるといいんですが・・・」と厳しい表情を浮かべる宗像調教師でした。

2013年3月7日(木) 

　今週の出走を予定しているウインロザリーは、カイバ食いも安定しており、週末3日(日)にはWコースで今年の「京成杯・GIII」の覇者フェイムゲームと併せて軽快な動きを見せていました。
　そしてレースへ向けての最終追い切りは昨日6日(水)に坂路にて行われました。相手は格上の古馬1000万下シセイハヤテですが、ロザリーが後ろから追走という形でスタート。行きっぷりのいいロザリーは鞍上にグッと抑えられて進み、最後はスーッと馬なりのまま脚を伸ばして併入でフィニッシュとなっています。
　宗像調教師は「今回は放牧から戻ってきてからの状態が非常にいいですし、今朝の動きも良かったですよ。カイバも追い切りの後は少し落ちるのですが、その後はちゃんと食べてくれますので、馬体は前走と同じくらいをキープしています」と笑顔で報告しています。しかし、気になるのは、前走2着の権利が切れてしまっていることで、「なんとか出走できればいいのですが・・・」と中京の出走頭数を気にしていました。
　本日7日(木)は追い切り明けということで運動のみで楽をさせてもらい、午後からの出馬投票に臨みます。今週の中京日曜8R芝1400mに加え、中京土曜8R芝1600m牝馬限定戦も視野に入れていましたが、どちらも出走間隔が5節のロザリーには出走枠はなく、除外が決まっています。
　「状態が本当にいいだけに、使いたかったですね」と無念の表情を見せる宗像調教師で、「来週はひと鞍(中京土曜10R「刈谷特別」芝1600m)しかありませんからね。もしかしたら最終週まで待つことになるかもしれません」と頭を悩ませていました。

2013年2月28日(木) 

　来週の中京日曜8R芝1400mに出走を予定しているウインロザリーは、帰厩後も馬体を大きく減らすことなく順調に調整が進んでいます。昨日27日(水)は坂路にて1週前追い切りがかけられました。
　相手は障害OPトーセントーパスで、ロザリーが2馬身ほど先行でスタートします。その後は馬なりのまま進み、一旦はトーセンが追い付き横並びになりますが、最後はロザリーの勢いが増して1馬身の先着でフィニッシュ。キビキビとした非常に軽快な動きを披露していました。騎乗した調教助手は「最後は止まらないほど勢いが良かったです」と苦笑いでひと言。続けて、「前回戻って来た時は若干硬さがあるかなという感じだったのですが、今回はそれがなくて伸びやかなフットワークなんです。毛ヅヤはイマイチですが、今回は馬体も大きく減っていませんし、非常にいい状態だと感じますよ」と高評価を与えていました。
　そして本日28日(木)は追い切り明けですが、北馬場で乗り運動を消化しているように、馬体減の心配はなさそうです。なお、来週のジョッキーは、予定していた丸田騎手が中京での騎乗ができなくなったため、柴山騎手に変更となっています。