2012年6月5日(火) 

　右前脚中筋の炎症によりコスモヴューファームにて昼夜放牧を行っていたウインブシドウですが、先週1日(金)の集牧の際に右前脚の腫れと歩様の乱れが確認されました。そこで、翌日2日(土)にはエコー検査を行ったところ、以前痛めた中筋の上の部分(膝と球節の中間あたり)の内側の損傷が激しく、一部は大きく抜けていることが判明しました。獣医師からは「昼夜放牧のみでこういう状態になったわけですし、今後再び休養させたとしても一年以上は掛かるでしょう。また、再発の可能性も考えられますから復帰は難しそうです」と厳しい診断が出ています。
　これを踏まえて協議した結果、残念ですが現役引退を決断。明日6/6(水)に中央競馬の抹消手続きを行うこととなりました。
　今回の件の考えられる原因としては、以前痛めた箇所が回復につれて硬くなり、柔軟性がなくなったことにより、その上の部分に負担が掛かり、放牧地でのミスステップなどで痛めたものではないかということでした。
　出資会員の皆様には、長らく現役復帰をお待ちいただいたにも関わらず、ターフでもう一度その勇姿をお見せすることができなかったことを心よりお詫びするとともに、ここまで長きに渡りブシドウに温かいご声援をお送りいただいたことを心より感謝いたします。本当にありがとうございました。
　なお、ブシドウの今後につきましては、乗馬としての引き取り先を探しております。詳細はJRAの見舞金が確定する約1ヵ月後にお送りいたします引退通知書にてお知らせいたします。

2012年5月31日(木) 

　北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。引き続き、昼夜放牧のみのメニューですが、とにかく元気一杯な姿が目に付きます。カイバ食いも旺盛で馬体もかなりふっくらと見せています。患部に関しては、右前は腫れぼったく映る状況ですが、今後もおそらくこの見た目には変化はないでしょう。今月一杯はこのメニューで様子を見て、来月から乗り始める予定です。

2012年5月24日(木) 

　北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。右前は中筋が太くなっていて腫れぼったく見える状況ですが、中身はエコー検査で良化が確認できています。今後見た目がスッキリすることはありませんので、この状況のまま進めていくことになります。ただ、まだ乗りを始める段階ではありませんので、最低でもあと1ヶ月はこの昼夜放牧のメニューで様子を見ます。馬体に関しては、カイバ食いも旺盛でかなりふっくらと見せているように、こちらへ来た当初よりおそらく30キロほどは増えているはずです。

2012年5月17日(木) 

　北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。エコー検査では炎症が治まっていることが確認できており、着実に良化の方向へ向かっています。さらには暖かくなってきたことで、馬にも元気が出てきており、放牧地では元気一杯な姿が目につきます。しかし、獣医師からは「もうしばらくは様子を見た方がいい」との言葉が出ていますので、指示通りもうしばらくは昼夜放牧のみで様子を見ます。