2011年7月13日(水) 

　先週の函館競馬に出走したウインボナパルトですが、レース後、時間が経過した後に、鼻出血が確認されてしまいました。地方から戻ってきてからのレース振りに加え、今後、休養を余儀なくされてしまう現状を受け、当クラブと松山康調教師で協議を行った結果、ここで現役を退くことで話がまとまりました。ボナパルトは昨日の内に函館競馬場を出発し、本日美浦トレセンに帰厩。この後は、明日14日（木）に中央競馬の抹消手続きを行うこととなっています。
　「私の希望で、地方出戻り制度を使わせていただいたのですが、競馬で全力を出させるまでに至らず、大変申し訳なく思っています。鼻出血という結果を考えると、ボナパルト自身は苦しかったのかもしれません。ボナパルトにも辛い思いをさせてしまったと心苦しい気持ちでいっぱいです」と松山康調教師は丁寧に頭を下げられながら語っていました。
　また、今後につきましては、現在乗馬での引き取り先を模索しておりますので、詳細に関しましては、JRAの見舞金が確定する約1ヵ月後にお送りいたします、引退通知書にてお伝えさせていただきます。
　これまでボナパルトを温かく見守ってくださった会員の皆様には、心より感謝を申し上げると共に、潜在能力の高さを感じ、いつかは競走に目覚めてくれるものと地方出戻り制度を適用し、現役にこだわらせていただいたにも関わらず、それを開花させることがないままで引退となってしまったことを心よりお詫び申し上げます。

2011年7月7日(木) 

　現在、函館競馬場在厩。7/10（日）函館9R　3歳以上500万下（ダ：1700m）に出走が確定しました。

≪7月6日水曜日更新≫
　今朝のウインボナパルトは、柴山騎手の騎乗で角馬場入り。ダクを中心に乗られた後、ウッドチップコースに移って併せ馬で追い切りがかけられました。調教パートナーは高山調教助手騎乗の3歳未勝利ドリームサンライズで、5Fから外に体を併せてスタート。ところが今日は直線で少しズブさを見せたとのことで、ドリームに半馬身の先着を許してのゴールでした。手応えは互いに強めです。柴山騎手は「聞いていた通り、追わせるタイプのようです。それでも動きは悪くないですし、背中の感触も乗り心地がいい馬ですね」と、稽古で跨った感想を伝えてくれています。さて、未定だった出走予定ですが、熟考の結果、函館で続戦の方針を決めたとのことで、もちろん正式決定は明日の状態を見てからですが、陣営は今週の出走に前向きです。今週の函館土曜9Rダート1700mを本線に、柴山騎手を手配してスタンバイは着々のようです。

≪7月7日木曜日更新≫
　追い切り明けでも乗り込みを欠かさないのが松山康厩舎の方針ですから、今朝のウインボナパルトはダクのみではありますが、高山調教助手の騎乗で角馬場に入ってジックリと体を動かされていました。「レースで真剣さがないから、という要因はあるにせよ、状態は引き続きいいです」と、高山助手はデキ落ちがないことを確認。松山康調教師との連絡の結果、今週の出走に正式にGOサインが出されました。出走レースは投票所で最終判断ということで流動的ながら、函館日曜7Rダート1700m、もしくは函館日曜9Rダート1700mのどちらかになりそうな雰囲気です。

2011年6月30日(木) 

　現在、函館競馬場在厩。6/26（日）函館9R　3歳以上500万下（ダ：1700m）に出走、結果7着に。

≪6月29日水曜日更新≫
　先週は道中で終始気合を入れられながらという相変わらずの気持ちのなさを見せてしまったウインボナパルトではありましたが、「あれだけ怒られて来たんだから、次はもう少し前向きに走れるんじゃないでしょうか。いいモノは持っているので、何とか函館開催のうちに形を作ってあげたいんです」と、高山調教助手は熱っぽく語っていました。今朝は角馬場で軽めにダクを踏みましたが、「体調面などに変わりはありません」とのことですから、間隔を詰めて出走させるプランがより濃厚になってきました。

≪6月30日木曜日更新≫
　ウインボナパルトは、今朝も角馬場のみですがダクを中心に入念な乗り込みをこなしています。高山調教助手は「状態はレースを使う前と変わらない感じです」と、疲労回復が順調であることを報告。また、松山康調教師からは「今週一杯はジックリと様子を見ることにしているから、体をキープするように乗り込みを継続してくれ」という指示を受けているそうです。レース間隔を詰めて出走というプランは、あくまでも選択肢のひとつという状況で流動的になってきました。

2011年6月23日(木) 

　現在、函館競馬場在厩。6/26（日）函館9R　3歳以上500万下（ダ：1700m）に出走が確定しました。

≪6月22日水曜日更新≫
　先週金曜日に函館競馬場へ無事に到着したウインボナパルトは、吉田隼騎手の騎乗で角馬場に入り、ダクを中心に乗られた後、高山調教助手騎乗の3歳未勝利ドリームサンライズとの併せ馬で追い切りがかけられました。5F標識では2馬身後方を追走していたボナパルトでしたが、4Fからは外に体を併せて行きます。直線に入ると手応えで上回ったのはボナパルトで、ラストは馬なりのまま強めに追われるドリームとキッチリ併入に持ち込んでいます。調教の動きがいいタイプではありますが、今朝もキビキビとした動きを見せていました。「相変わらず稽古の動きは上々です。息の入りも合格でした」と、高山助手も納得の評価で、調教後に美浦で指揮を執る松山康調教師と連絡を取った結果、今週の出走が濃厚となっているそうです。いつものように、出走の最終判断は明日の状態を確認してからですが、本線は今週の函館土曜9Rダート1700mだそうで、鞍上は今朝の追い切りにも騎乗していた吉田隼騎手に予約を入れてあるそうです。

≪6月23日木曜日更新≫
　ウインボナパルトは、高山調教助手の騎乗で角馬場に入り、ダクを中心にコンディション調整が行われています。「3歳時と比べて色々な面で成長は感じています。動きも良かったですし、態勢は整っています」とは高山助手の感触で、松山康調教師との協議の結果、今週の出走に正式にGOサインが出されています。出走馬の状況次第で変更となる可能性はありますが、今朝の段階では今週の函館日曜9Rダート1700mが本線で、鞍上には吉田隼騎手を予定しています。