馬コード |
年齢 |
父 |
母 |
性 |
毛色 |
生年月日 |
1口価格 |
厩舎 |
20050019 |
19歳 |
スターオブコジーン |
エピーメロン |
牡 |
鹿毛 |
2005/4/16 |
6万円 (400口) |
栗東・山内研二 |
馬名の意味・由来 : 引き金/英語/Win Trigger
|
2009年9月11日(金)
栗東トレセン内にある競走馬診療所の入院馬房にて開腹手術後の治療を施されていたウイントリガー。今週初めあたりの状態は非常によく、少しずつカイバの量も増やしつつ、それを完食できるほど元気になっていたそうで、宮本調教助手は「来週ぐらいには退院の準備をしておいて、とも言われていました」と語っていました。
ところが、その旨の内容を調教報告でお伝えした9日水曜日の夜になって、再び腹痛が起き始めてしまいました。翌10日朝になってもその症状は断続的に続き、鎮痛剤を投与しても治まりませんでした。日が暮れたあたりからその痛みは激痛に変わったそうで、腸の様子をエコーで検査すると、「腸のねじれは見られないものの、腸全体がパンパンに肥大して張ってしまっている状態。これでは再度腹部を開いても手の施しようがありません」という所見。ここまでよく頑張ってきたトリガーもついに自ら横になってしまいました。ここでついに「これ以上は馬が苦しむだけです。楽にさせてあげましょう」と、獣医師の判断が下されました。その後の検査で腹膜炎も併発してしまっていたとのことですから、痛さはまさに限界だったのでしょう。いまはただ冥福を祈るほかありません。
宮本助手は泣きはらしたような腫れぼったいまぶたで「申し訳ありませんでした」と、何度も何度も頭を下げておられましたが、一番辛かったのは宮本助手本人だったのは間違いありません。「最後までトリガーに付き添ってくれてありがとうございました」以外にかける言葉はありませんでした。
山内調教師にとっても、ボールドの骨折に続いて、不幸の連続ですから言葉も少なくなるのは仕方がありません。「これからの馬だったのに・・・」と真っ暗な表情で頭を下げていました。山内調教師の無念も痛いほど伝わってきます。
ここまで長きに渡り、トリガーに温かいご声援を送っていただいた会員の皆様には、心よりの感謝をいたしますとともに、このような事態となりましたことを深くお詫びいたします。
トリガーの遺髪と蹄鉄は、神戸市にある馬頭観音へ、宮本助手が厩舎を代表して納めに行ってくれることになりました。
なお、引退通知書はJRAの見舞金が確定する約1ヶ月後にお送りさせていただきます。
|
|
2009年9月10日(木)
現在、栗東トレセン診療所の入院馬房に入院中。
≪9月9日水曜日更新≫
腸捻転のために開腹手術が施され、トレセン診療所へ入院中のウイントリガーは、引き続き、舎飼いで安静に努めています。「もう生死にかかわるような惨事になることはないぐらいにまで回復してきているのですが、本調子と言えるにはまだ先といった状態です。退院してもしばらくは舎飼いの状態が続くわけですから、もう少し診療所で経過を見てあげましょう」と、獣医師から説明がありました。
≪9月10日木曜日更新≫
順調な回復ぶりを見せていたウイントリガーですが、昨夜になって再び腹痛を訴え始めています。鎮痛剤の投与などで一時的に良くなるのですが、今朝になっても腹痛の兆候が断続的に発生しているようで、獣医師は「腸の癒着があるのかもしれません。だとするともう一度開腹手術が必要になる可能性もあります」と、診察結果を述べていました。「手術をしたので、もう大丈夫と思っていたのですが・・・。なかなか安心させてくれません」と、山内調教師も心配そうです。今後とも、なにか急な変化があった場合はお知らせいたします。
|
|
2009年9月3日(木)
現在、栗東トレセン診療所の入院馬房に入院中。
≪9月2日水曜日更新≫
腸捻転のために開腹手術が施され、トレセン診療所へ入院中のウイントリガーは、先週土曜日に抜糸を終えました。「傷口はもうきれいになっていましたよ」と、宮本調教助手からも報告が入っています。ただ、まだお腹の調子がときに不安定になることがあるそうで、「もう大丈夫、とはなかなか言ってもらえません」と、宮本助手も浮かぬ顔です。あと2週間ぐらいは入院で様子を見られることになりそうですが、「その方がボクも安心です」と、毎日世話をしに行っている宮本助手は本当によく看病してくれています。トリガーもいつか恩返しを、と思っていることでしょう。
|
|
2009年8月27日(木)
現在、栗東トレセン診療所の入院馬房に入院中。
≪8月26日水曜日更新≫
腸捻転のために開腹手術が施され、トレセン診療所へ入院中のウイントリガー。腹膜炎などの兆候もなく術後の経過は極めて良好です。また、抜糸は今週末になりそうとのことでした。すでに絶食状態は解かれたトリガーですから、少量ではありますがカイバを食べられるまで回復しているとのことですが、それでも3週間は入院しないといけないという獣医師の診立てです。なお、トレセン診療所での入院中の馬は、原則として週1回の情報更新とさせていただきます。
|
戦績 |
1着 |
2着 |
3着 |
4着 |
5着 |
着外 |
21戦 3勝 |
3 |
1 |
2 |
1 |
0 |
14 |
2009年9月11日
|
|
2009年8月14日
|
|
|
|
|