馬コード |
年齢 |
父 |
母 |
性 |
毛色 |
生年月日 |
1口価格 |
厩舎 |
20050018 |
19歳 |
タイキシャトル |
バードキャット |
牡 |
栗毛 |
2005/2/14 |
9.5万円 (400口) |
栗東・池江泰郎 |
馬名の意味・由来 : シャトルの十億倍/英語/Win Giga Shuttle
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2009年1月29日(木)
帰厩へ向けての最終調整の際、『左前屈腱炎』を発症したウインギガシャトル。今朝、池江郎調教師の元に、ギガシャトルの両前脚のエコー写真が届きました。
それを念入りにチェックした池江郎調教師は「逆脚の左前にクッキリとコアが確認できますね。これだと最低でもまた1年はかかってしまうでしょう。私としてはギガシャトルの能力はかなりのレベルだと考えているだけに、本音を言うと頭を下げてもう1年やらせて欲しいとお願いしたいところですが、そうなると会員の皆様の負担が大きくなるのも重々承知しています。ここまで本当に頑張ってくれたし、ここで新たな余生を送らせてあげるのが、ギガシャトルのためでもあるのだと思います」と、引退を示唆されました。
その報告を受け、当クラブで協議の結果、屈腱炎の再発でさらに1年以上の休養を余儀なくされることを考慮すると、今の時点でギガシャトルに楽をさせてあげる選択を取るのが最善だろうとの結論に達し、現役を引退させることで意見がまとまりました。
ギガシャトルは本日29日付けで中央競馬の登録抹消手続きを行いました。なお、今後は北海道・新冠の村上欽哉牧場にて患部の回復をはかりながら、乗馬としての引き取り先を模索することになります。
会員の皆様には、現役続行を決断しながら、復帰戦の舞台でその勇姿をお見せすることなく登録抹消に至ってしまったことを心からお詫びすると同時に、長い間、ギガシャトルに温かいご声援を送り続けていただいたことを、心より感謝いたします。本当にありがとうございました。
また、ギガシャトルの引退通知書はJRAの見舞金が確定する約1ヶ月後にお送りさせていただきます。
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2009年1月28日(水)
一昨年の11月、京都でのレース出走後、『右前屈腱炎』を発症したウインギガシャトル。損傷を表すコアがクッキリと映し出され、しかもそれが広範囲に渡っており、屈腱炎の症状としては軽いモノではありませんでしたが、池江郎調教師からは「これほどの馬ですから、しっかりと休養させ、必ずいい形で復帰させます」と、現役続行が告げられました。
その後は、北海道の村上欽哉牧場へ移動し、休養生活に入りました。引き運動、パドック放牧での調整を続けて、患部の回復を待ったところ、3ヶ月後のエコー再検査ではコアが埋まっているのが確認されています。池江郎調教師、獣医師、村上欽哉場長もこの馬の治癒能力には驚かされるばかりでした。
その後も順調な回復を見せるギガシャトルは、8月に浦河の吉澤ステーブルへ移動し、坂路を中心に順調に調整が進みました。そして、坂路でハロン13〜13秒ほどの追い切りを何本もこなしていることから、最終調整という形で11月末に福島県にある天栄ホースパーク内、吉澤ステーブルへ移動の段取りが組まれています。
そこでもハロン15〜15秒を週2回こなし、池江郎調教師からも「次に入れるのはギガシャトル」と名前が挙がるところまできましたが、ここで右前屈腱部分にかなりの熱感が感じられ、モヤモヤした状態が続きました。一旦、坂路での追い切りは止め、軽めの調整で様子が見られることとなりましたが、ギガシャトルはここまで1年以上もの長い時間を掛けて回復を待った馬、この後さらにもう半年、1年と休ませるわけにはいきません。池江郎調教師からは「もう一度ペースを上げて帰厩へ向けて進めてみよう」という決断が下っています。
そして、先週末、24日の土曜日に坂路で少しペースを上げ、ハロン18秒くらいのところを上がった後、なんと今度は左前脚裏に腫れと熱感が感じられ、歩様にも気にする素振りが見られました。土曜日、日曜日と休ませた後でも、腫れと熱感が引かなかったことから、月曜日にエコー検査を行ったところ、『左前屈腱炎』という診断が下ってしまいました。
獣医師からは「右前がこれだけの状態ですから、ジワジワと逆脚の左前にも負担が積み重なってきていたのだと思います。右前に比べると症状としては軽いモノですが、屈腱炎は屈腱炎。損傷を示すコアがクッキリ確認できますし、少なくともあと1年は待たなくてはならないでしょう」と、症状の説明がありました。
その報告を受けた池江郎調教師は「帰厩を視野に入れていた段階だっただけに、この知らせには本当に驚いています。無事であればどれだけ走ったか、と今でも考えてしまいます。本音を言うと、もう1年でも待ってやらせていただきたいという気持ちで一杯ですが、会員の皆様の負担を考えるとそうもいかないのが現実だとは私も重々理解しています。本当ならばすぐに決断しなければいけないのですが、今、両前のエコー写真を送ってもらっていますので、それを確認させてもらってから、最終的な決断をさせてください」と、説明がありました。
なお、ギガシャトルの今後については、進展があり次第、会員の皆様にはすぐにお知らせいたします。
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2009年1月21日(水)
現在、福島県・岩瀬郡の天栄ホースパーク内、吉澤ステーブルにて調整中。ウォーキングマシンを60分、角馬場にてハッキングの後、坂路をキャンターにて2本消化しています。
担当者は「引き続き坂路を軽めのペースで2本上がっている毎日です。脚元に関しては、見た目にも腫れは残っていますし、稽古後は熱感を持つことにも変化はありません。歩様は悪くなっていませんし、毎日こうして坂路での稽古を積めているほどですから、悪くはなっていないのですが、見た目の腫れが少しでも引いてきたり、熱が引いてきたり、という良化の兆候もないといった状況です。ただ、ここでまた3ヶ月や4ヶ月休ませるわけにはいきませんからね。池江郎調教師とも相談して、『もう一度ペースを上げて帰厩へ向けて進めてみよう』ということになりました。でも、このペースアップの過程で症状がさらに悪化するようだと厳しい決断をしなくてはならないかもしれません。厳しい言い方かもしれませんが、ここでのハロン15〜15秒が耐えられないようだとトレセンに行っても厳しい現実が待っているだけですからね。治癒能力の高い馬で、当初の厳しい状況からここまで来た馬ですから、今回もなんとか乗り越えて欲しいと思います」と話していました。
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2009年1月14日(水)
現在、福島県・岩瀬郡の天栄ホースパーク内、吉澤ステーブルにて調整中。ウォーキングマシンを60分、角馬場にてハッキングの後、坂路をキャンターにて2本消化しています。
担当者は「週2回ハロン15秒を切る追い切りをこなしていましたが、先週末に患部にかなりの熱感を持ちました。ただ、歩様に大きく出たとか、極端に痛みがあったというわけではありません。これだけの症状の屈腱炎ですから、見た目の腫れはスッキリすることはありませんし、追い切り後は必ずと言っていいほど、熱感は持ちます。ギガシャトルは、今後もそういった状況の中で調整を進めていかなくてはならないのだと思います。でも、もちろん月曜日から坂路2本のメニューは休まず継続していますし、馬自身はあまり気にしている様子もないようです。ですが、今週は時計を出すのは止めておきましょう。ここまで詰めた間隔で、速い追い切りを重ねてきただけに、今一番負担が掛かっている時なのだと思います。なんとかここを乗り越えて、帰厩まで辿り着いて欲しいですね。体は特に太くはなっていませんし、いいシルエットを保っています」と話していました。
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戦績 |
1着 |
2着 |
3着 |
4着 |
5着 |
着外 |
4戦 1勝 |
1 |
1 |
0 |
1 |
1 |
0 |
2008年12月12日
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2008年11月14日
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