2010年7月7日(水) 

　先週の福島競馬で出走したウインオーシャン。中央競馬復帰後もレース内容が振るわず、活路を見出すためにノドの手術も施されましたが、術後もレース振りに進展が見られない状況が続いていました。
　「稽古ではノドの状況はかなり改善されているのですが、やはりレースに行くと苦しくなっているのかもしれません。ノドがこういう状態だと、今後も苦しい戦いが続くと思います」という申し出が宗像調教師からもありましたので、協議を行った結果、ここで現役を退くという決断を下し、明日8日、中央競馬登録の抹消手続きを行うことになりました。
　「せっかくここまでお待ちいただいたのに、いい結果を導き出すことができず、力不足を痛感しております。本当に申し訳ありませんでした」と宗像調教師は頭を下げていらっしゃいました。
　なお、今後のオーシャンにつきましては、地方競馬もしくは乗馬という方向で新たな出発先を現在、模索しておりますので、JRAの見舞金が確定する約1ヶ月後にお送りさせていただく引退通知書にて、詳細をお伝えさせていただきます。
　出資会員の皆様には、思うような成績が残せぬまま引退となってしまったことを心よりお詫びすると同時に、長きに亘ってオーシャンに温かいご声援を送っていただいたことを心より感謝いたします。本当にありがとうございました。

2010年7月1日(木) 

　現在、美浦：宗像義忠厩舎在厩。7/3（土）福島8R　3歳以上500万下（ダ：1150m）に出走が確定しました。

≪6月30日水曜日更新≫
　田中勝騎手の騎乗で坂路1本の登坂を済ませたウインオーシャンは、続けてニューポリトラックコースに移動すると、併せ馬で最終追い切りがかけられました。先行でスタートしたオーシャンは、4コーナーで外を回って直線へ向かい、内に3歳500万下ロックザネーションを招き入れて体を併せます。その後は、互いに馬なりで併入ゴール。キビキビした動きをしていました。「先週追い切ったことで、ずいぶんと馬にヤル気が出てきていますね。状態はいいと思いますよ」と、田中勝騎手は感触を伝えてくれています。予定通り、今週の福島土曜8Rダート1150mを田中勝騎手で出走予定です。

≪7月1日木曜日更新≫
　追い切り明けのウインオーシャンは、北馬場の角馬場でダクと軽めキャンターで調整されました。「追い切り後も問題ありません。前走後の放牧で十分にリフレッシュしたようですし、状態はいいように思います」と語る宗像調教師は、予定通り、今週の福島土曜8Rダート1150mに田中勝騎手で出馬投票する方針に変更がないことを合わせて伝えてくれています。

2010年6月24日(木) 

　6/17（木）に茨城県・美浦のミホ分場を退厩、美浦：宗像義忠厩舎へ帰厩しました。

≪6月23日水曜日更新≫
　池田調教助手の騎乗で坂路1本の登坂を済ませたウインオーシャンは、続けてニューポリトラックコースに移動すると、田中勝騎手騎乗の古馬1000万下リヴィエラブルーとの併せ馬で追い切りがかけられました。オーシャンが1秒ほど先行してスタート。コーナーでは外を回り直線入り口から体を併せます。ラストは、リヴィエラが馬なりのまま脚を伸ばして、1馬身ほど先着を許していましたが、オーシャンの手応えも余裕残しの馬なりでしたから、さほど気にするものではないでしょう。宗像調教師も「最後は無理をさせていないだけで、オーシャンの動きも良かったと思います。順調に来ていますし、この追い切りで態勢が整ってくるでしょう」と、満足げな表情を見せていました。来週の福島土曜8Rダート1150mを目標にすることも告げられています。

≪6月24日木曜日更新≫
　追い切り明けのウインオーシャンは、北馬場の角馬場でダクと軽めキャンターといったメニューで調整が行われました。「追い切り後も問題はありませんし、順調に来ています」と、宗像調教師はニッコリです。また、出走を予定している来週の福島土曜8Rダート1150mの鞍上は、田中勝騎手に依頼を行っているとのことでした。

2010年6月16日(水) 

　現在、茨城県・美浦のミホ分場にて調整中。ウォーキングマシンを40分、準備運動後、ダートコースにてダク1200ｍ、キャンター3000ｍを消化しています。
　担当者は「引き続き、角馬場で準備運動後、ダートコースにてダクとキャンターを乗っています。気合は入って、小気味よいキャンターを見せるようにはなっているんですが、やはりトモに少し力強さが欠けている印象です。乗り手も『もう少し踏み込みが力強くなるといいんですが・・・』と報告しています。ただ、トモに関しては、短期間ですぐにどうこうという問題ではありませんからね。これはオーシャンの特徴として捉え、その中で進めていかなくてはならないのだと思います。もちろん歩様が悪いわけではないですし、動き自体も日に日に良くなってきているんですよ。最近は前向きさがかなり出ていますから、馬自身動きやすくなっているというのは間違いないでしょうね。馬体重は今週測定で521キロ。数字的に大きな変化はありませんが、付くべきところに筋肉が付いていますし、細いという感じはありません。近々、帰厩の連絡が入るはずです」と話していました。