2006年8月28日(月) 

　先週木曜日に左前脚の落鉄の影響から釘を踏んだことによる外傷、さらに歩様にも違和感が確認された為、大事を取って入厩をキャンセルしたウインナビゲーターでしたが、事の経緯を追ってみると、馬運車の中で暴れた際に車内の何かに左脚を引っ掛けた様子で、これが原因となって損傷した模様です。また、翌金曜日になって左前脚の蹄底の部分に腫れと熱も認められました。これを受けて、すぐに獣医師による診察ならびにレントゲン撮影を行ったところ、まことに残念ながら蹄骨（ひづめの骨）骨折が判明してしまいました。
　獣医師によると、今回のナビゲーターの症状は蹄骨骨折でも最も悪いレベルの骨折で、まともな稽古ができるようになるまでに最低でも１年。レースデビューとなると１年半以上は時間を要する見込みとのことです。また、今回骨折が判明した蹄骨というところは、競走の際に全体重がのしかかり最も負担が大きい箇所ですので、仮に完治してレースデビューできたとしても再発の可能性が高いとの見解でした。
　そこで、片山取締役社長、小島茂調教師、宮崎場長の３人で話し合いをもち、意見を出し合った結果、非常に残念なことですが中央競馬でのデビューを諦めることで決断を下しました。
　今後の行き先についてですが、いくつかの乗馬クラブに問い合わせてみましたが、当面は舎飼いの状態が続くということで、よい返事が得られませんでした。そこで、宮崎場長の知り合いのツテを辿ったところ、福島県にある農家で農耕馬として引き取っていただけることになり、明日、患部をギプスで固めて移動することになりました。
　会員の皆様には入厩直前でのアクシデントからこのような事態となりましたことを心よりお詫び申し上げるとともに、何卒ご理解のほどをいただければと思っております。また、出資者の皆様には近日中に書面にてお知らせさせていただきます。
　ご声援ありがとうございました。

2006年8月23日(水) 

　8/24（木）に茨城県・潮来のミッドウェイファームを退厩、美浦：小島茂之厩舎へ入厩の予定です。ウォーキングマシン40分、角馬場にてハッキングを15分、ダートコースにてキャンター1600ｍ、坂路をキャンターにて1本消化しています。担当者は「先週の金曜日も坂路で15〜15をやりましたが、いい動きを見せてくれましたね。もうこれで万全という形になりましたし、小島茂調教師に連絡したところ、すぐに確認しに来られ、『これなら』ということで、入厩の手筈となりました。こちらに来た当初は精神面で幼いところが見られたんですが、今は成長の跡が感じられますし、体つきも本当に良くなりました。この暑い時期の入厩でそこが気がかりではありますが、何とか頑張ってくれると思います」と話していました。

2006年8月16日(水) 

　現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。ウォーキングマシン40分、角馬場にてハッキングを15分、ダートコースにてキャンター1600ｍ、坂路をキャンターにて1本消化しています。担当者は「先週の金曜日も坂路で15〜15を行ないましたが、追う毎に動きが良くなってきていますし、体も締まって良くなってきています。気性面でも以前は幼いところがあったんですが、今は落ち着きも出てきて成長が感じられますよ。あとは今週もう1本やって、小島茂調教師に状態を確認していただければ、入厩の段取りとなるはずです。夏負けの感じもありませんし、いい状態です」と話していました。
　なお、本馬は近日中の入厩を予定しています。検疫が確定次第、具体的な入厩日をすぐにお知らせいたしますが、状態、馬房の関係から、急遽入厩となる場合がございます。
　また、募集に関しましては8/18（金）にて終了とさせていただきますので、ご出資をご検討中の方は、至急クラブ事務局までお問い合わせください。

2006年8月9日(水) 

　現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。ウォーキングマシン40分、角馬場にてハッキングを15分、ダートコースにてキャンター1600ｍ、坂路をキャンターにて1本消化しています。担当者は「先週の金曜日も坂路で15〜15を行ないましたが、相変わらず軽快な動きを見せていましたよ。追う毎に体が締まって、馬体に迫力が出てきていますし、動きも良化してきています。あと2本ほど追えば、自信を持って送り出せる状態になると思いますよ。そこで小島茂調教師に状態を確認してもらえれば、入厩日が決まると思います」と話していました。
　なお、本馬は8月上旬〜中旬の入厩を予定しています。検疫が確定次第、具体的な入厩日をすぐにお知らせいたしますが、状態、馬房の関係から、急遽入厩となる場合がございます。募集に関しましては入厩の2日前にて締め切りとさせていただきますので、ご出資をご検討中の方は、お早めにクラブ事務局までお問い合わせください。