馬コード |
年齢 |
父 |
母 |
性 |
毛色 |
生年月日 |
1口価格 |
厩舎 |
20030011 |
21歳 |
サクラバクシンオー |
イットーティアラ |
牡 |
黒鹿毛 |
2003/3/6 |
8万円 (400口) |
美浦・鈴木伸尋 |
馬名の意味・由来 : 滝/英語/Win Cascade
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2009年8月5日(水)
前走の障害戦後、両前脚の裏側にムクミの症状が確認されたウインカスケード。その後は、ミッドウェイファームへ放牧に出され、治療を続けていました。治療の効果と休養により、脚元のムクミも引き、7月中旬より坂路入りを再開したのですが、坂路入りして間もないうちに再び右前裏のムクミが確認されました。24時間のシップでの治療により、右前はスッキリとした状態まで回復しましたが、乗り運動を再開すると今度は左前裏にムクミが見られました。
そこで、獣医師により今週月曜日にエコー検査が行われました。結果は「左前繋靭帯炎・全治1年」という診断。獣医師は「残念ですが、蓄積された疲労から、重度の繋靭帯炎を発症しています。障害レースでのダメージがかなりあったのでしょうね。全治1年という診断ですが、もしかしたらそれ以上掛かる可能性もあるかもしれません」と、症状の説明がありました。
その知らせを受けた鈴木伸調教師から「あれだけ飛びのセンスがある馬ですから、障害馬として期待していたのですが、想像以上に脚元に掛かる負担は大きかったみたいですね。繋靭帯炎はしっかり休ませたとしても、また再発するケースも少なくないですから、残念ですが、引退という選択肢を取らないといけないでしょう。障害レースで勝ち星を挙げられずに本当に申し訳ありませんでした」と、カスケードの現役引退の申し出があり、当クラブと協議の結果、本日付けで登録抹消の手続きを行いました。
なお、今後につきましては、カスケードの飛越の上手さから鈴木伸調教師が馬術競技用馬を育てる乗馬クラブを当たってくれていますので、引退通知書にて行き先はお知らせいたします。その引退通知書はJRAの見舞金が確定する約1ヶ月後にお送りさせていただきます。
ここまで長きに渡り、カスケードに温かいご声援を送っていただいた会員の皆様には、心より感謝いたします。本当にありがとうございました。
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2009年7月29日(水)
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。常歩運動後、角馬場にてハッキングを15分、ウッドチップコースにてダク1600m、後運動としてウォーキングマシンを30分消化しています。
担当者は「順調に坂路入りを継続していたのですが、一昨日、右前裏にムクミが見られました。かなり腫れと熱感がありましたから、心配しましたが、昨日は長い間シップをしていた結果、今日は見た目にもスッキリとなりました。レース後こちらへ来た時と同じくらいに腫れていましたから、ちょっとビックリでした。そこまで負荷を掛けたわけでもありませんし、脚元に負担の掛からない坂路中心で進めていて、ですからね。状態が良く、気合が入ってハロン18秒くらいになっていましたが、それでも一気に負担が掛かるということはないはずなんです。一日でスッキリとなったのですが、ちょっと気持ち悪いところです。今後はまた坂路入りを始めますが、次にもう一度同じようなことになるなら、徹底的に検査をしなくてはなりません」と話していました。
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2009年7月22日(水)
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。常歩運動後、角馬場にてハッキングを15分、ダートコースにてキャンター2000m、坂路をキャンターにて1本、後運動としてウォーキングマシンを30分消化しています。
担当者は「今週から坂路に入れて調整を進めています。脚元もスッキリと見せていますし、トモの送りも問題なし。満を持しての坂路入りでした。坂路へ入れるとやはりカスケードらしさが出てきましたね。引っ掛かるような感じですごい気合乗りでした。ハミを自分から取って、前へ前へという気持ちが見られました。逆に気合が入り過ぎてトモに負担が掛からないかが心配になるほどでしたよ。でも、これだけ動けるということは調子が上がってきた証拠。今後は少しずつペースを上げていきたいと思っています。というのも、この太い体を絞っていかなくてはなりませんからね。見た目にはかなりボテッと映って立派過ぎる馬体になっています」と話していました。
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2009年7月15日(水)
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。常歩運動後、角馬場にてハッキングを15分、ダートコースにてキャンター2000m、後運動としてウォーキングマシンを30分消化しています。
担当者は「引き続きダートコースでキャンターを乗っていますが、動きは良くなってきましたよ。トモに関しては、疲れが完全に取り切れたというわけではないのですが、治療を継続している効果で、徐々に状態が良化の方向へ向かっています。それと前脚の状態が急激に良化してきたというのもトモの良化に関係していると思いますよ。おそらく前をかばって後ろに負担が掛かっていたわけですから、前脚の不安が取り除かれれば、かばう必要もなくなるわけで、トモに余計な負担が掛からないというわけです。行きたがるような前向きさが出てきたのも、状態が良くなっている証拠だと思います。今週末からは坂路に入れて、ペースアップを図りたいと思っています」と話していました。
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戦績 |
1着 |
2着 |
3着 |
4着 |
5着 |
着外 |
25戦 1勝 |
1 |
5 |
0 |
2 |
3 |
14 |
2009年7月10日
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2009年6月12日
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