2004年9月23日(木) 

ウインジーニアス号は今週の札幌土曜12R、「恵庭岳特別」芝2000ｍへ出走するはずでした。そしてその出走に向けて19日の日曜に2歳500万下ダンツキッチョウと併せ馬で追われ、文句なしの動きを披露した直後の点検で以前に傷めた左前脚の屈腱部に再び腫れが出ていることが判明しました。そして9/22（水）の精密検査のエコー診断の結果、痛めた屈腱部は「ほぼ70パーセントが抜けていて、競走馬として復帰させるためには3年はかかる」という、診療所と山内調教師の判断した。屈腱の直径の7割に渡っての断裂が見られ、その断裂の直径の長さは軽く1センチオーバー。断裂の直径が5〜6ミリでも復帰は厳しいのが屈腱炎ですが、1センチオーバーは致命的な屈腱炎の症状です。その結果、残念ながら9/22（水）付けで登録抹消の手続きを行いました。今後は乗馬としての引き取り先を探しますが、とりあえず傷を癒すために、新冠の村上欽哉牧場でしばらくは静養させることになりました。なお、出資者の皆様にはJRAから見舞金の連絡が入る約1ヵ月後に、引退通知書をお送りさせていただきます。永らくのご声援ありがとうございました。

2004年9月16日(木) 

現在、札幌競馬場在厩。9/11（土）札幌12R　定山渓特別（3歳以上500万下／芝：2000ｍ）に出走、結果2着に。山内調教師は「腹が気持ちボテッとして見えていたから、その分だけ勝負所の動きが鈍かったということかなあ。勝てると思っていたから、栗東に連れて帰る馬運車の段取りもしてあったんだけど、伸二が『もう一回使ってください。次はタダ勝ちですから』って言うからねえ。それでもう1回札幌で使う事にしました。3週目の恵庭岳特別（芝：2000ｍ）もしくは4週目の利尻特別（芝：2000ｍ）のどちらかを使い、勝って栗東に帰ってきます」と話していました。

2004年9月9日(木) 

現在、函館競馬場在厩。9/11（土）札幌12R　定山渓特別（3歳以上500万下／芝：2000ｍ）に出走を予定しており、水曜日にウッドコースにて追い切られました。併せたロードマーシャルにキッチリ先着しましたし、水分を結構含んだ稍重馬場を考えれば、時計的にも優秀です。状態、動きはグンと良くなっています。また、調教助手は「先週より数段よくなっています」と話していました。

2004年9月2日(木) 

現在、函館競馬場在厩。ウッドコースを中心に調整されています。山内調教師は「パーソナルは、ケイコ駆けするので、いくらかブン投げられた格好になりましたが、時計的には悪くないですよ。とりあえず今週の出走は見送ります。来週の2回札幌初日12Ｒの定山渓特別なら完調に近い形で使えると思いますから、そこを目標にします」と話していました。