馬コード |
年齢 |
父 |
母 |
性 |
毛色 |
生年月日 |
1口価格 |
厩舎 |
20000005 |
24歳 |
ダンスインザダーク |
アリシーナ |
牡 |
鹿毛 |
2000/4/8 |
9.5万円 (400口) |
美浦・高市圭二 |
馬名の意味・由来 : 輝き・きらめき/ドイツ語/Win Glanz
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2007年5月23日(水)
先週水曜日の追い切り後に、古傷ともいえる右前球節腫れの再発が認められたウイングランツ。週末一杯まで様子を見てきましたが、患部の回復は見込めませんでした。
そこで、高市調教師、当クラブ片山、及川で協議を行ったところ、一昨年に右前球節の腫れが認められ、戦列復帰までに1年以上の時間を要していることから、今回も同じ箇所を負傷したとあれば、再び時間をかけて治療しても再発の危険性が十分に考えられること。また、時間をかけて治療したとしても、トレセンへ帰厩するころにはかなりの高齢となってしまうことを考慮した結果、グランツの現役続行を断念することで意見がまとまりました。
さて、今後の繋養先についてですが、重賞勝ち馬ということで、当初はJRAの誘導馬として引き取ってもらえるように尽力しましたが、残念ながら話しがまとまりませんでした。そこで、先週ウインルシルが引き取り先として移動していった、美浦トレセン近郊にあるホースガーデンに問い合わせてみたところ、快い返事をいただけましたので、こちらで乗馬として第二の馬生を過ごすことが決まっています。
グランツは、明日24日に中央競馬の登録抹消手続きを行いますが、本日午後の馬運車でホースガーデンへと移動を完了しました。会員の皆様には永きに渡りご声援をいただきましたことを、心より感謝いたします。本当にありがとうございました。また、出資会員の方にはJRAの見舞金が確定する約1ヵ月後に引退通知書をお送りさせていただきます。
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2007年5月17日(木)
現在、美浦:高市圭二厩舎在厩。水曜日は、馬場開場直後の南馬場へ登場。すぐにWコースに入ると、単走での追い切りがかけられました。最初から最後まで鞍上の手綱は押さえられたままのゴールで、軽めの内容ではありましたが、キビキビとした動きを披露。好調を感じさせる内容です。この追い切り後、角馬場で上がり運動を行っているグランツのそばまで駆け寄って、じっくりと状態を確認した長島厩務員からは、「うん、脚元にもまったく問題がなかったですよ。先週の段階で疲れはすっかり抜けているし、いい状態で来週行けると思いますよ」との報告がありました。来週予定している東京日曜12R「目黒記念・GII」芝2500mに向けて、順調な調整過程を踏んでいます。
そして本日木曜日、昨日、来週の「目黒記念」出走へ向けて軽めの追い切りをかけられたグランツでしたが、昨日の夕方に脚元を確認すると、右前の球節に熱感が認められました。
「いつものように、脚をビッシリ冷やしたのですが、いつもはそれで熱が引くところ、昨日は熱がぶり返してしまったんです。そこで馬を動かしてみたのですが、脚のつき方にもぎこちなさが見られました。以前のような腫れは認められなかったのですが、歩様の感じとしては、一昨年の『札幌日経OP』を使った後のような状況なんです」と、状態の説明が高市調教師からありました。今朝は厩舎周りの運動で歩様の確認が行われていますが、状態としては変化は見られないとのことです。「もう少しジックリと様子を見させてくだい」と話す高市調教師も沈痛な面持ちです。「目黒記念」に向けて、ここまではうまく進んできていただけに、箇所的に一番心配してきた古傷である右前球節の違和感という報告には、大きなショックを感じますが、今は大事に至らないことを祈るしかありません。
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2007年5月10日(木)
現在、美浦:高市圭二厩舎在厩。水曜日は、南馬場の角馬場でハッキングを行うなど、入念な乗り込みが行われました。「日曜から角馬場に入れたのですが、少しトモに疲れがあるとのことだったので、モミ針を施しました。その効果もあって、今日はずいぶんとスムーズな動きをしていましたね。このまま目黒記念に向けて、うまく進めて行きたいです」と、高市調教師は話しています。馬体自体は引き続き張りがあり、いい状態はキープされています。
そして本日木曜日は、引き続き南馬場の角馬場の乗り込みで調整されています。「昨日から、ずいぶんと歩様も良くなっていますし、天皇賞の疲れも抜けてすっかり元通りですね。前走は展開が向かなかったのが一番でしょうから、次走の目黒記念では、グランツ向きの展開になってくれることを祈っています」と大滝調教助手は話していました。今週末からはトラックコースに出るなどして、調教を強化していく予定となっているそうです。
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2007年5月3日(木)
現在、美浦:高市圭二厩舎在厩。4/29(日)京都11R 天皇賞(春)【GI】(4歳以上OP/芝:3200m)に出走、結果14着に。水曜日は、出走翌週ということで、厩舎周りの運動だけで少し楽をさせてもらいました。「思っていた以上に展開が合いませんでした。もう少し前がやりあってくれるような流れになってくれれば良かったんですけど」と、天皇賞を振り返る高市調教師は、「使った後、すこし熱感があったんですけど、京都競馬場にいる間に落ち着きましたし、こっちに戻ってきてからも問題ない状態ですから心配ありませんよ」とレース後の状態を語っていました。
そして、「次は目黒記念を予定していますし、それまでまだ少し時間がありますから、今週は金曜日まで運動、土曜日にハッキングから乗り出すくらいにして、じっくり進めていきます」と、調教スケジュールを明らかにしています。ということで、次走の第一目標は、5月27日、東京日曜12R「目黒記念・GII」芝2500m。グランツ自身も体調は日に日に上昇しているだけに、うまく進んでもらいたいところです。
そして本日木曜日も、引き続き厩舎周りの運動で楽をさせてもらっています。高市調教師は、天皇賞出走馬の骨折が次々に判明していることに触れ「やっぱり馬場が硬い影響なんですかね。こんなときに不謹慎かもしれないですが、グランツの脚元が大丈夫で本当に良かった」と、安堵の表情を浮かべていました。そう話す高市調教師の左頬に絆創膏が張られていたので「どうしたんですか?」と尋ねると、「グランツにパンチをもらってしまって・・・。ちょっと傷になっているから、ばい菌が入らないように予防しているんです」と、笑顔の返答。グランツは行動もまだまだ若いようです。
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戦績 |
1着 |
2着 |
3着 |
4着 |
5着 |
着外 |
30戦 4勝 |
4 |
8 |
4 |
3 |
3 |
8 |
2007年5月11日
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2007年5月11日
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