2006年2月28日(火) 

　大変残念なお知らせをしなくてはなりません。先週金曜日、姫路競馬でのレースで待望の初勝利を上げたウインカイザーですが、本日28日に右前蹄骨の骨折が確認されました。
　レース快勝後は、右前ソエを気にしているとの指摘があったため、入念にケアに努めていました。しかし、3日経っても歩様にまだ若干の違和感が残っており、今朝レントゲンで詳しく調べてみようということになりました。
　そして、右前をヒザから蹄まで入念に調べた結果、蹄骨にヒビが入っていることが確認されました。歩くことや馬運車の乗り降りには問題ありませんから、程度としては軽いものですが、箇所が蹄骨ということで、休養後、レースに使えたとしてもヒビの再発の可能性も考えられます。そこで、曾和調教師、藤沢和調教師、片山取材本部長、坂本取材局長の4名で協議の結果、蹄骨骨折、そして6歳という年齢を考えると、もう現役を続行させるのは厳しいだろうとの結論に達し、本日付けで地方競馬の登録を抹消することとなりました。
　なお、カイザーは明日の早朝、長野県にある明松寺馬事公苑へ移動、今後は乗馬として余生を過ごすこととなります。
　また、引退通知書、補償に関する書類につきましては、近日中にお送りさせていただきます。
　中央での出走を永きに渡りお待ちいただいていた会員の皆様には、志半ばで競走生活を諦めざるをえなくなったことをお詫びすると同時に、永らくの間ご声援を続けていただきましたことを、心より感謝いたします。本当にありがとうございました。

2006年2月23日(木) 

　現在、園田：曾和厩舎在厩。2/24（金）姫路4R　D5二4歳以上（ダ：1400ｍ）に出走を予定しています。そのカイザーは、引き続き、川原騎手騎乗で1周1050ｍの園田競馬場のトラックを2000〜2500ｍの乗り込みを消化。また、3Ｆからの追い切りも1本かけられています。
　曾和調教師は「引き続き、元気に乗り込みを消化してくれています。体重は前回と変わらないぐらいだと思うけど、1度使ったことで実が入ってきました。姫路に替わるのもこの馬にはプラスでしょうし、レース慣れも見込めるので前回よりも走ると思います」と、明日のレースへ向けた直前の状態を報告しています。

2006年2月16日(木) 

　公営園田競馬・曾和厩舎所属のウインカイザーは、レース後3日ほど運動のみのメニューで馬体や歩様の確認を受けていましたが、レースの反動などもなく順調なことから馬場入りを再開しています。現在は1周1050ｍの園田競馬場のトラックでダクとキャンターで2000〜2500ｍの乗り込みを消化しています。
　曾和調教師は「久々の競馬でしたから、レース後の反動が一番心配だったんだけど大丈夫ですね。前回は、ちょっとチグハグなレースになって、川原君（川原騎手）もずいぶんと悔やんでいたよ。ソツなく乗るよりは、大味な競馬をさせた方がいい結果につながりそうだから、やっぱり次は直線の長い姫路開催を使う方向です」と、カイザーの状態を話していました。
　なお、カイザーは、来週水曜22日から始まる姫路開催での出走を予定していますが、現時点では主催者側からレース番組等の発表がありません。詳細が分かり次第、みなさんにもお伝えいたします。

2006年2月9日(木) 

　ウインカイザーは2/9（木）園田3R　D5三4歳以上（ダ：1400ｍ）に出走、結果3着となりました。なお、詳細につきましては、レース結果をご覧下さい。