馬コード |
年齢 |
父 |
母 |
性 |
毛色 |
生年月日 |
1口価格 |
厩舎 |
19990001 |
25歳 |
サンデーサイレンス |
ミヤビサクラコ |
牡 |
鹿毛 |
1999/4/30 |
20万円 (400口) |
美浦・藤澤和雄 |
馬名の意味・由来 : 決闘する/英語/Win Duel
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2005年11月25日(金)
先日、右前屈腱炎を再発し、中央競馬の登録抹消を行うことが決まったウインデュエルは、今後株式会社ジェイエスの繋養先である北海道・静内にあるアロースタッドにて種牡馬になることが決定いたしました。
先週の水曜日に屈腱炎の知らせが入った後、すぐに種牡馬への方向で話しを進めてきました。しかし、デュエルは重賞を勝っていないこと、またサンデーサイレンスの後継種牡馬が増え続けていることから、まずはシンジケートを組むということは不可能。2000万でも1000万でも売却出来るように、いろいろな繋養先をあたりましたが、どこもいい返事はいただけませんでした。
サンデーサイレンス産駒を欲しがっている南半球オースラリアへ売却も考えました。しかし、森調教師から、オーストラリア遠征中の全兄のキングオブサンデーが、そのまま向こうで種牡馬になるとの話が入ってきました。そうなるとまったく同じ血のデュエルをわざわざ大金を出して、持ってくる必要もなくなります。
個人で繋養先に預けるとなると、預託料が年間500万〜600万。広告宣伝費、保険料もろもろ含めると合計800万〜1000万、それを考えると当ウインレーシングクラブで持つことは不可能です。
半ば、デュエルの種牡馬生活を諦めかけた時、ブライアンズタイム、タイキシャトルを繋養している株式会社ジェイエスから、「いい馬体をしているのは確か。スピードがあるのも分かっているし、無料ならばやってみたい」と種牡馬オファーの話がありました。
もちろん会員の皆様への配当がある売却を第一と考えていましたが、デュエルの今後を考えれば、無料でも種牡馬にしてあげるのがベストと考えました。
今後の種付料、広告に関しては寄贈先のジェイエスが決めることになりますが、同じジェイエスには初年度種付料無料で100頭以上の繁殖牝馬を集めたトーホウエンペラーという馬もいます。また、前年度3頭の種付から、ほんのわずかな産駒の活躍で、次年度には種付頭数を60倍にしたミラクルアドマイヤの例もあります。
種牡馬の世界が厳しいというのは、十分承知ではありますが、やってみたいと言ってくれるところがある限りは、無償とは言え、デュエルの種牡馬の可能性にかけたいと思っています。
なお、デュエルは本日11月25日に中央競馬の登録を抹消。その足で北海道・静内にあるアロースタッドへ旅立ちました。
会員の皆様にはぜひ今後ともデュエルそしてデュエルの子供達を応援していただきたいと思います。永らくのご声援本当にありがとうございました。
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2005年11月16日(水)
残念なお知らせをしなくてはなりません。次開催中山2週目師走S(ダ:1800m)に出走を予定していたウインデュエルが右前屈腱炎を再発してしまいました。
前走のエニフS後は念には念を入れて、約1ヶ月ウォーキングマシンのみで様子を見ていました。もちろん毎日の冷水、シップでの治療も欠かすことはありませんでした。そして先週末12日の土曜日からダートコースで乗り始め、今週も月曜、火曜と乗り運動を消化しました。
しかし、昨日15日の稽古後の午後、右前の裏に腫れと熱が確認されました。見た目、触診ですぐに屈腱炎と分かるほどの症状でした。
そして獣医師を呼び、エコー検査を行い、確認したところ、『右前屈腱炎』と診断されました。一度目の時からの再発でさらに悪化し、損傷は見た目にも腱の面積の約半分を占めるくらいになるほどのものだったといいます。
藤沢調教師もすぐに状態を確認、「両前、2度の屈腱炎を乗り越え、ここまで本当によく頑張ってくれました。もうゆっくりさせてあげましょう」と、デュエルの現役引退を決断しました。
競走馬の不治の病と言われる屈腱炎。デュエルはその屈腱炎を1度ならず2度までも克服してきました。
まずは1度目、左前に発症しましたが、それを克服、その後ダートで無傷の6連勝。しかし、屈腱炎は完治するものではありません。レースに使えていたからといって、不安が完全になくなったわけではなく、そこをかばって必ずどこかに負担が掛かっているものです。逆脚の右側に相当な負担が掛かっていたのは想像できるところです。
そして2度目、その右前に屈腱炎を発症してしまいました。通常、普通の馬であれば、ここで引退となるわけですが、藤沢調教師は再起にかけ、デュエルもそれに応え、約1年の休養を経てレースに戻ってきました。そして復帰戦のペルセウスSを勝利で飾りました。
しかし、レースでは真面目に一生懸命走るデュエルですから、脚元に負担が掛かるのは当然。しかも両前に屈腱炎を発症した馬だけに、負担を分散することが出来ず、右前に再発という結果になってしまいました。
ここまで本当に本当に頑張ってくれたデュエルですから、当クラブももちろん藤沢調教師同様「ゆっくりさせてあげたい」という気持ちです。「本当にご苦労様」という言葉を掛けてあげたいと思います。
なお、デュエルの今後につきましては、現在行き先を検討中です。それが決まり次第、中央競馬の登録抹消の手続きを行います。詳細が決定いたしましたら、すぐにご連絡をさせていただきます。
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2005年11月15日(火)
現在、茨城県・美浦のミホ分場にて調整中。ウォーキングマシンを40分、角馬場にて準備運動後、1周600mのダートコースにてダクを800m消化しています。担当者は「先週末からは軽くですが、乗り運動を始めました。ただ、引き続き裏の方は冷水と粘土シップで毎日しっかり予防に努めています。近々また藤沢先生が状態を確認されますから、その時に指示が出ると思います。今のところ順調ですよ」と話していました。
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2005年11月8日(火)
現在、茨城県・美浦のミホ分場にて調整中。ウォーキングマシンを30分〜45分消化しています。担当者は「今週もウォーキングマシンでの調整です。裏に熱があったり、歩様がぎこちなかったりということはまったくありません。指示が出ればいつでも乗り始められます。ただ、藤沢調教師はかなり慎重になってらっしゃいますし、指示通り毎日粘土シップ、冷水で治療を続けています。マシンでの時間は増やしていますし、体が緩んでいることはありませんよ」と話していました。
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戦績 |
1着 |
2着 |
3着 |
4着 |
5着 |
着外 |
14戦 9勝 |
9 |
2 |
1 |
0 |
1 |
1 |
2005年11月10日
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2005年11月10日
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