馬コード |
年齢 |
父 |
母 |
性 |
毛色 |
生年月日 |
1口価格 |
厩舎 |
19980007 |
26歳 |
サンデーサイレンス |
ランドフレッシュ |
セン |
青毛 |
1998/4/8 |
15万円 (400口) |
栗東・河内洋 |
馬名の意味・由来 : 勇気/スペイン語/Win Arresto
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2005年10月27日(木)
JRAから事実上の出走拒否を受け、先週の福島遠征を見送らざるを得なくなったウインアレストの今後について、先週末に河内調教師、森本代表、片山取材本部長の3人で協議を持っています。そして、坂路コースへの出入り禁止処置に続き、平地でも予定通りの稽古が出来ないという現状、また7歳という高齢を考慮して、ここで引退させてあげることに決まりました。そして本日27日、中央登録の抹消手続きを済ませ、第二の馬生を送る長野県は明松寺馬事公苑へ移動しました。なお引退通知に関する書類につきましては、JRAからの見舞金が確定する約1カ月後にお送りさせていただきます。永らくのご声援本当にありがとうございました。
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2005年10月20日(木)
現在、栗東:河内洋厩舎在厩。水曜日は、6時30分ごろ馬場入り。そして6時50分ごろにはアレストの大立ち回りで調教スタンドが騒然となってしまいました。3カ月以上出走間隔がひらいた馬はJRAの「出走診断」を受ける規則があり、アレストもこの対象となっています。しかし、通常は厩舎で歩かせて歩様を確認する程度の形式的な診断ですが、連日に渡って馬場で他の馬に迷惑をかけているものですから、前もって「ちょっとゲートから出してみてください」とお達しが出ていました。
これを受けて、稲垣調教助手がロングステッキ2本を持ってアレストに騎乗。Eコース2角引き込み線のゲートへやって来ましたが、前に枠入りしていた馬がこれまたゲートが悪い馬でしばらくゲート裏で待機になってしまいました。ようやく順番が回ってくると、すっかり触発されてアレストも枠入りをゴネにゴネるありさま。それでも、ようやく枠入りしてゲートから飛び出すと、今度はコース上に立ち止まってしまっています。何度か行き出しては止まるという稲垣助手との押し問答を繰り返し、ようやく追い切りはかけることが出来ました。しかし、その後が大変でした。河内調教師、そして片山取材本部長ともに各厩舎のスタッフやジョッキーから次々に「あの馬は危険ですよ」「コースに入れないでくださいよ」と皮肉たっぷりに責められてしまっています。
そして、お昼近くになってJRAから河内調教師に連絡が入り「福島の2000mはスタンド前を通って、再び直線に戻ってくるので、直線で立ち止まられでもしたらとても危険です。今週の出走は控えて下さい」と、事実上の出走拒否を受けてしまいました。1800mとてスタンド前発走。短距離路線で限界のハッキリした馬で、番組選択は芝の1800〜2000に限られていますから、これにより、今週の出走は回避せざるを得ません。出走拒否はめったにないことだけに、アレストの現役続行にはかなり困難な状況となってしまいました。
そして本日木曜日は、「追い切り明け」ですから、軽めの調整にセーブされています。河内厩舎の周囲を中心とした引き運動を、およそ40分行われました。馬場に入ると、なにかしら悪さを発揮してしまうアレストですが、今日は馬場入りをしないということもきっと自分で理解しているのでしょう。その引き運動の間、今日は悪さをすることも何ひとつありませんでした。
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2005年10月13日(木)
現在、栗東:河内洋厩舎在厩。水曜日は、朝一番、稲垣調教助手が乗ってEコースへ向かいました。「機嫌がいいようなら追い切ってもいい」というのが河内調教師の指示でしたが、アレストはご機嫌斜めでした。出だしこそ後ずさりすることなく動き出したものの、4コーナーをゆっくり回って、直線を100mぐらい進んだところでついに止まって、稲垣助手がいくら促しても動こうとしなくなっていました。
2階から根気よく見ていた河内調教師でしたが、10分ほどしてついにロングステッキを持って飛び出しました。しかし、そのころにはまた動き出して、それ以降はスムーズに、合計2周消化しました。ごねなければ1周ですんだものを、結果的に余計に走らされることとなってしまいました。「だんだん、やることがずる賢くなってくる」とは、ため息まじりの河内調教師でした。馬場以外では素直で扱いやすいというのですから、困ったものです。
そして本日木曜日は、ブリンカーを着用してのケイコとなりました。いよいよケイコでも最終兵器を取り出さなければいけない事態となったというわけです。8時半にEコースの向こう正面から出てくるということで、片山取材本部長はその10分前から注目していましたが、40分を過ぎても出てくる気配がありません。これは地下道でなにかしでかしているのではないかと危惧しましたが、45分になってようやく姿を見せ、無事に走りだしました。
ところが最初がフワフワした感じで、稲垣助手によると「ハミをまったく受けようとせず、100mぐらいはいつ止まってもおかしくない感じでした」とのことでした。しかし、3コーナー過ぎあたりからしっかりとハミを噛んで走りだし、正面スタンド前は15秒を切るか切らないかぐらいのキャンターとなりました。そして、そのまま向こう正面まで走って、ぴったり1周で引き上げて行きました。稲垣助手は「地下道? 大丈夫でしたよ。少し時間がかかったのは、急がさないようにゆっくり歩かせたからです。いろいろ大変ですが、なんとか福島の1週目は使えるように持っていきます」と話していました。
なお、次走は来週10/23(日)福島8R、芝2000mでジョッキーは和田騎手の予定です。
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2005年10月6日(木)
現在、栗東:河内洋厩舎在厩。水曜日は、稲垣調教助手が乗って坂路を2本乗られました。1本目はスムーズでしたが、2本目に気ムラなところを見せてしまい、800mの標識を過ぎるか過ぎないかのところで立ち止まってしまいました。結局、馬場監視の係員に竹ボウキを持って後ろから追い立ててもらって無事にスタートできましたが、「あの馬、競馬ではちゃんと走るの?」という質問が再三でした。馬場開場から1番入場馬がひしめき合った目立つ時間帯だったこともあって、アレストは栗東TCでも一躍有名になってしまいました。
そして本日木曜日、昨日の坂路立ち止まり事件ですっかり有名になってしまったアレストです。河内調教師も渋い顔で、「坂路なら大丈夫と思っていただけにショック。年を取って、いよいよ頑固になってきたなあ」と、頭を抱えるポーズを作っていました。今朝は稲垣助手が乗ってEコースに下りてきて、何事もなく1周しました。昨日と違って、今日は機嫌がよかったようです。
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戦績 |
1着 |
2着 |
3着 |
4着 |
5着 |
着外 |
33戦 1勝 |
1 |
1 |
5 |
5 |
3 |
18 |
2005年8月31日
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2005年7月29日
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