2025年3月25日(火) 

ウインティターニアは先週の中京で出走し、軽斤量を活かしてこれまでより前のポジションで流れに乗った競馬ができましたが、3角では手応えが怪しくなり、直線も伸びは見せられず、16着に敗れました。休養を挟んだものの馬体に成長が見られず、デビューから4戦連続２桁着順と勝ち上がりのめどが立たない厳しい現状です。関係者で協議の結果、未勝利戦を勝ち上がるのは非常に困難との結論に達し、誠に残念ではありますが、ここで現役を引退することを決めました。明日3月26日（水）に中央競馬の登録を抹消いたします。
今後は、3月27日（木）のサラブレッドオークションに出品の予定で、売却金額や出資会員の皆様への分配金額については、5月20日頃に発行する『ご請求とお支払金額のご案内（4月分）』にてお知らせいたします。
短い間でしたが、ティターニアに温かいご声援をいただきましたことを心より感謝申しあげます。

2025年3月20日(木) 

中1週で今週の出走を予定しているウインティターニアは、昨日坂路で追い切りがかけられました。格上のニタモノドウシを先導し、前半は抑えて進みます。後半はペースが上がり、最後は一杯に追われて馬なりの相手になんとか食らいつきゴールしていました。時計は4F54秒2、ラスト1F12秒8でした。
高木調教師は「昨日は雨の影響でかなり重い馬場でしたし、最後はもっとバタバタになるかと思いましたが、12秒台でまとめて、食らいついていました。想定よりも動けていましたし、休み明けを一度使った上積みはありそうです。皮膚病は残りますが、トモの腫れはすぐに引きましたし、動きにも問題はありません。これなら中1週で使えますね。ダートはまったくダメでしたので、芝に戻してどうかというところでしょう。芝でも速い馬場には対応できないので今の時計が掛かる中京の馬場が少しでも味方してくれればと思います」と話していました。
そして本日は軽めの運動をこなし、午後からの出馬投票で、今週の中京日曜5R芝2000mに3キロ減の石神道騎手で出走が確定しています。

2025年3月13日(木) 

先週の中山では、ゲートで出遅れて道中も進んでいくことができず、初ダートで大きく負けてしまったウインティターニア。レース後はトモの浮腫みはありましたが、歩様には問題なく、運動のみで様子を見ています。
なお、次走は中1週で、来週の中山土曜4R芝2000m、中京日曜5R芝2000mが視野に入っています。
高木調教師は「こちらからダートを進言させていただいたのに、このような結果ですみませんでした。ただ、硬さもあり、芝のスピードも足りない馬ですから、時計の掛かる芝で少しでもというところでしょうか。この中間は毛刈りをしていますが、松風馬事センターに来た時から皮膚病があり、それが今も続いています。前回在厩していた時も皮膚の状態が良くなく、内臓面がずっと悪いんです。トモの浮腫みも小さな傷から腫れたようですし、体質の弱さがあるのかもしれません」と話していました。

2025年3月6日(木) 

今週の出走を予定しているウインティターニアは、昨日Wコースにて最終追い切りがかけられました。菅原明騎手が騎乗し、3歳未勝利モンテオブールとほぼ並走で5Fからペースを上げていきます。そのまま併せ馬で直線へ向くと、最後までともに馬なりのまま併入ゴールとなっていました。時計は5F69秒6、ラスト1F12秒5でした。
高木調教師は「重い馬場でも最後まで楽でしたし、動きは悪くなかったですよ。休養前にも乗ってもらっていた菅原明騎手の感想は『仕上がりはいいと思います』とのことでしたし、今週の出走で問題ありません。ただ、菅原明騎手は『成長はあまり見られません』と話していましたし、体や精神面はあまり変わっていませんね。それでも、今回はダートに替えますし、条件替わりでいいところがあればと思います」と話していました。
そして本日は軽めの運動を消化し、午後からの出馬投票で、今週の中山日曜1Rダート1800m牝馬限定戦に丹内騎手で出走が確定しています。