2025年3月4日(火) 

ウイングラフトンは先週の小倉で出走し、最後方追走から1頭も交わせず最下位に敗れました。今回は格上挑戦でしたが、前週の未勝利戦も見せ場のない内容で、上昇のきっかけをつかめない状況です。加えて体質の弱さもあり、馬体の成長も見られません。関係者で協議の結果、未勝利戦を勝ち上がるのは非常に困難との結論に達し、誠に残念ではありますが、ここで現役を引退することを決めました。近日中に中央競馬の登録を抹消いたします。
今後は、来週3月13日（木）のサラブレッドオークションに出品の予定で、売却金額や出資会員の皆様への分配金額については、5月20日頃に発行する『ご請求とお支払金額のご案内（4月分）』にてお知らせいたします。
短い間でしたが、グラフトンに温かいご声援をいただきましたことを心より感謝申しあげます。

2025年2月27日(木) 

先週の小倉では、後方追走から、最後も脚は使えなかったウイングラフトン。レース後は昨日から乗り出しましたが、脚元に問題はありません。
本日も乗り運動を行い、午後からの出馬投票で、今週の小倉日曜9R「あざみ賞」芝1200mに石神道騎手で出走が確定しています。
村田調教師は「レース後はトモに疲れがあり、少し硬さもありますが、昨日よりは回復してきています。滞在ですから、もう一度レースを使って美浦に戻すこととなりました。格上挑戦で厳しいところですが、ひとつでも上の着順を目指して頑張って欲しいと思います」と話していました。

2025年2月20日(木) 

今週の出走を予定しているウイングラフトンは、先週末16日（日）に無事に小倉競馬場に到着しています。
昨日はダートコースにて最終追い切りがかけられました。黛騎手が騎乗し、前半はかなりゆっくりと進み、後半から少しずつペースを上げて、最後まで無理せずゴールしていました。時計は4F55秒3、ラスト1F13秒1でした。
村田調教師は「輸送でかなり馬体が減ってしまったようで、それが誤算でした。ですので、黛騎手にも『追い切りはごく軽めで』と話をして、半マイルからの追い切りとなりました。それでも、もう先週の時点で中身はできていましたから、馬体が減らなかったとしてもそんなにやるつもりはありませんでした。幸い小倉に着いてからはカイバも食べているので、あとは当日までに馬体重を戻せればというところです。デビュー戦、二戦目の時より成長していますし、現状でこの条件でどれだけ走れるかでしょう」と話していました。
そして本日は軽めの運動を消化し、午後からの出馬投票で、今週の小倉土曜7R芝1200mに黛騎手で出走が確定しています。

2025年2月13日(木) 

先週トレセンに戻ったウイングラフトンは、週末8日（土）に坂路で4F55秒4、ラスト1F13秒0というタイムをマークしています。
昨日は坂路で追い切りがかけられました。グラフトンが先行し、2番手から3歳新馬ミサビスケッツが追い掛けてきて、その後ろから3歳オープンのリトルジャイアンツが迫ります。後半はペースを上げ、ラスト1Fはグラフトンだけが一杯に追われ、なんとか馬なりの2頭に食らいつき、3頭併入でゴールとなっていました。時計は4F55秒0、ラスト1F13秒0でした。
村田調教師は「新馬のミサビスケッツも稽古は動く馬ですし、リトルジャイアンツは今週重賞を使う馬ですからね。手応えは1頭だけ悪かったですが、この馬なりに動けていたと思います。午後から獣医に心臓を診てもらいましたが、心臓もできているとのことで仕上がりは悪くありません。まだ体質の弱さがあり、あまりビシビシやると前回みたいに競馬を使う前にクタッと来てしまうこともあるので、まずは一度競馬を使いたいと思います。週末には小倉へ移動させ、来週の競馬へ向かいます」と説明していました。
追い切り明けの本日は軽めの運動を消化していました。
なお、次走は、来週の小倉土曜7R芝1200mを予定しています。