2025年1月23日(木) 

先週の中山では、スタートで出負けしてポジションが後ろになり、最後は脚を使ったものの5着までが精一杯だったウインスティーガ。レース後は脚元などに問題はありませんが、21日（火）にはリバティホースナヴィゲイトに放牧に出ています。
手塚調教師は「極端にうるさかったわけではないですが、テンションは高めですし、ゲートも中でおとなしくしていられませんでした。競馬を一度使ってテンションが上がっていましたし、ここは一旦精神面をリセットした方がいいでしょう。肘はレースではぶつけることはなかったようで、悪くなることはありませんでした」と説明していました。

2025年1月16日(木) 

今週の出走を予定しているウインスティーガは、13日（月）に坂路で3頭併せの追い切りがかけられ、4F53秒7、ラスト1F12秒3というタイムを楽にマークし、2頭に先着していました。
今週は変則日程のため、昨日はキャンター調整を行い、本日坂路にて追い切りがかけられました。13日（月）に併せた同じ2頭（古馬2勝クラスのアヴィオンドール、3歳未勝利マルターズヴェロス）を追走します。前半はゆっくり進み、後半は馬なりでピッチを上げると、最後も余力十分で3頭併入フィニッシュとなっていました。時計は4F55秒1、ラスト1F12秒5でした。
手塚調教師は「土曜日競馬で今週は変則日程でしたので、今朝は坂路でサラッとやりました。月曜日の動きが良かったですし、そこでほぼできていたので今日は感触を確かめる程度です。先週ぶつけた右肘はその後ケアをしていますし、今のところ問題はありません。一度使ってテンションが高くなっているのは気になりますが、心肺は一段階上がった印象で上積みを感じます。スタートが速く、レースセンスがいいですし、競馬では掛からないので距離延長も問題ありません。アーモンドアイの子（アロンズロット）は素質が高く強いと思いますが、スティーガも引けは取らないはずです。ここで勝ち上がりたいと思っています」と期待を語ってくれました。
そして午後からの出馬投票で、今週の中山土曜5R芝2000mに戸崎騎手で出走が確定しています。

2025年1月9日(木) 

来週の中山土曜5R芝2000mを戸崎騎手で予定しているウインスティーガは、昨日はキャンター調整を行い、本日はWコースにて追い切りがかけられました。長浜騎手が騎乗し、古馬1勝クラスのレッドアーバインを追走します。コーナーではインから迫ると、直線では馬なりのまま追われる相手の前に出て、半馬身の先着を決めていました。時計は5F68秒4、ラスト1F12秒5でした。
長浜騎手は「首を下げてハミにモタれるところがありますが、そこからガーッと行くわけではありません。折り合いはついていますし、現時点でこれがこの馬の走りやすいフォームなのでしょう。ラストも余裕がありましたし、動きは良かったと思います」と説明していました。
また、手塚調教師は「追い切りの動きは良かったのですが、追い切り後、右肘に傷ができて出血していました。マリリンと同じ右肘です。マリリンと同じく首を下げて掻き込みが強いので自分でぶつけるところがあるようです。その上の半兄ウインルシファーもそうでしたし、聞くところによると半兄のウインチェレステもそのようですね。こういうところまで似なくていいのですが、血統なのですね。マリリンのようにいずれ肘腫になってくる可能性もありますし、今後ずっと付き合わなくてはいけないものなのかもしれません。そこのケアはしっかりとやっていきます」と説明していました。

2024年12月26日(木) 

先週の中山では、スタートを決めて2番手からスムーズな競馬ができましたが、人気の逃げた勝ち馬を捉えられず、2着惜敗となったウインスティーガ。レース後は本日から乗り出していますが、脚元などに問題はありません。
なお、次走は中3週で、1月18日、中山土曜5R芝2000mを引き続き、戸崎騎手とのコンビで予定しています。
手塚調教師は「カイバもしっかりと食べてくれて体も減ってこなかったですし、初めての競馬場で落ち着いていたのも良かったです。ただ、一度目は競馬というのを分からず落ち着いているというのはよくあることです。二度目は理解してきてテンションが上がる馬もいますから、次走はより慎重に対応していきたいと思っています。それでも、初戦からいい走りができましたし、今後が楽しみになりましたね。ジョッキーは『距離はあっても大丈夫』と言っていましたし、2000mはむしろ歓迎でしょう。戸崎騎手も続けて乗れるとのことですし、次でしっかりと決めたいですね」と話していました。