2024年12月19日(木)  

外傷は問題なく回復し、ペースを上げてきているウインイメルは、昨日Wコースにて追い切りがかけられました。2歳未勝利ゼンブママノセイを先導し、5Fからペースを上げます。コーナーでは外を回って相手を迎え入れると、直線では馬なりの相手に前に出られ、追われても盛り返すことはできず、半馬身の遅れでゴールしていました。時計は5F69秒8、ラスト1F13秒0でした。
深山調教師は「稽古は動かないタイプではありますが、それでもさすがに動けなさすぎで、まだ体も息も重いですね。脚元やぶつけた外傷は問題ないので、あとは追い切りを重ねて中身を作っていければと思っています。年明けでしっかりと態勢が整ったところで競馬に使いたいと思います」と話していました。
追い切り明けの本日は軽めの運動を消化していました。

2024年12月12日(木) 

先週入厩したウインイメルですが、9日（月）に洗い場で暴れて左前腕節を外傷し、腫れがあったため、昨日は軽めの乗り運動で様子を見ていました。
歩様に問題はなく、今朝には腫れも引いてきたことから、本日はWコースで追い切りを行いました。黛騎手が騎乗し、単走でごく軽めの追い切りで最後まで持ったままでゴールしていました。時計は5F72秒9、ラスト1F13秒6でした。
深山調教師は「外傷は申し訳ございませんでした。普段はおとなしい馬ですが、何かにびっくりしたのか怪我をしてしまいました。幸いひどいものではなく、今朝乗った黛騎手も『外傷は気にならない』とのことでした。休み明けの分、動かし始めはトモの嵌りがまだ悪いところはあるようですが、少し乗ってくると馴染んでくるようです。単走でも乗りやすかったとのことですし、以前の深管や裏も問題ありません。来週からはペースを上げていけると思いますし、年明けには出走できるよう調整していきます」と話していました。

2024年12月5日(木) 

左前の深管、裏へのダメージから放牧に出ていたウインイメルが、昨日の検疫で美浦・深山厩舎に入厩しています。本日は角馬場からダートコースでキャンター調整を行っていました。
深山調教師は「不安があった左前はもう見た目にもすっきりとしていますし、歩様もスムーズです。さすがに休みが長く、体は見た目にも立派で重いところはありますので、ここからペースを上げて引き締めていきたいと思っています」と話していました。

2024年11月28日(木) 

茨城県・美浦のKSトレーニングセンターにて調整中。周回コースにてキャンター3000m〜4000mを消化しています。
担当者は「坂路には入れずにコースで長めの距離を乗っています。以前は出がけに右トモが少し気になるところもありましたが、今はそれもなくなり、コースでの動きも良化してきています。走りに対して真面目な馬ですし、週を追うごとに体が引き締まり、張りが出てきて状態は上がってきています。深山調教師も良化の過程を確認されていますし、あとはトレセンに入れてさらにペースを上げていただけたらと思います」と話していました。
なお、本馬は来週か再来週にトレセンに入厩の予定です。