2024年12月26日(木)  

先週の中山では、スタートも二の脚も速く、スムーズに2番手に付けられたものの、直線先頭に立つと右に大きくモタれて追えなかったウインアイオライト。レース後は本日から乗り出していますが、脚元などに問題はありません。
なお、次走は放牧も視野に入っていましたが、このまま在厩で、1月18日、中京土曜12R芝1600mを予定しています。
矢嶋調教師は「ウインレイアーに割って入られたところでモタれているので、怯んだところもあったでしょうか。それでも、左回りでは馬が寄ってきてもこんなにひどくはありませんでしたし、やっぱり右回りはダメなのかもしれませんね。今後は放牧に出して東京の予定でしたが、東京だと上がり勝負になり、善戦はできても勝ち切るまでは難しくなりそうです。その点、中京の方がまだ前も残る印象ですので、次走はこのまま在厩で中京へ切り替えさせてもらいました」と話していました。

2024年12月19日(木) 

今週の出走を予定しているウインアイオライトは、昨日坂路にて最終追い切りがかけられました。古馬1勝クラスのマイネルレグルスを先導し、後半から馬なりでペースを上げていくと、ラストは追われる相手に合わせてあげる内容で併入フィニッシュしていました。時計は4F51秒9、ラスト1F12秒5でした。
矢嶋調教師は「この速いタイムでも、相手をおいでおいでしてあげる内容で稽古の動きは相変わらず抜群です。ウッドチップだと球節を擦ることがあるので今回は坂路での仕上げですが、レースは使ってきている馬ですし、息の入りも問題ありません。こうして持っているうちはまったくモタれもありませんし、真っ直ぐにしっかりと伸びてきます。ただ、レースで追うとどうしても右にモタれるところが出てきます。それでも、以前ほどひどくはありませんし、このモタれは気性というより、体の歪みから来るものです。久々の右回りがどうかですが、最近のレースぶりを見ると内に刺さって追えないほどモタれるということはないはずです。レースセンスのいい馬ですし、右回りが大丈夫なら東京よりも中山の方が向くと思います。ジョッキーの手腕にも期待しています」と話していました。
そして本日は軽めの運動を消化し、午後からの出馬投票で、今週の中山日曜10R「オルフェーヴルカップ」芝1600mにマーカンド騎手で出走が確定しています。

2024年12月12日(木) 

来週の中山日曜10R「オルフェーヴルカップ」芝1600mを予定しているウインアイオライトの鞍上は、丹内騎手が急遽京都遠征となったことから、マーカンド騎手とのコンビに変更となっています。
昨日はキャンター調整を行い、本日は坂路で追い切りがかけられました。嶋田騎手が騎乗し、古馬1勝クラスのレッドセニョールを追い掛けます。後半は馬なりでペースを上げ、最後は軽く仕掛けられて併入フィニッシュとなっていました。時計は4F52秒7、ラスト1F11秒8でした。
矢嶋調教師は「やれば時計が出るタイプとはいえ、ラスト1F11秒8はさすがですね。ジョッキーは『追ったら右にモタれるところがありました』と言っていましたが、それでこれだけ動けているのですし、追えなくなるわけではないので心配はないでしょう。球節に関しては、傷を作りやすくなっているのでバンテージを巻いて保護していますし、もう大丈夫です。休ませて少し緩みは出ましたが、稽古でこれだけ動けていますし、気はいいタイプで仕上がりも早いです。実戦も気で走るタイプなので来週は力を出してくれるでしょう」と説明していました。

2024年12月5日(木) 

次走へ向けて慎重に立ち上げているウインアイオライトは、昨日はキャンター調整を行い、本日はWコースにて追い切りがかけられました。単走で前半は抑えて進み、道中もゆっくりのラップを刻みます。直線でも持ったままで最後も無理せず脚を伸ばしていました。時計は5F70秒5、ラスト1F12秒6でした。
矢嶋調教師は「今週はウッドチップが少し重く、走りづらい馬場だったので馬の行く気に反してそこまでグイグイ進む感じではなかったですが、変わりのない動きだったと思います。左前球節はクモズレではないのでしょうが、自分の脚と脚でぶつけるのかまた小さな傷を作っています。前回はそこからフレグモーネになりましたので、細心の注意を払って今後も進めていきます。馬体は楽をさせた分、480キロと少し太くなりましたが、今週の1本で絞れてくるでしょうし、来週は1週前なのでしっかりとやる予定です」と話していました。
なお、次走は、12月22日、中山日曜10R「オルフェーヴルカップ」芝1600mを丹内騎手で予定しています。