2024年6月27日(木) 

先週、ゲート試験を一発合格したウインコンパスは、昨日はキャンター調整をこなし、本日はCWコースで追い切りがかけられました。コンパスには橋木騎手が騎乗し、ブルドッグワイルド（2歳新馬）の外目を回る形で6Fから徐々にペースアップ。最後の直線での手応えはやや劣勢気味でしたが、半馬身の先着でゴールを迎えています。時計は6F82秒6、ラスト1F11秒7でした。
西園正調教師は「今朝の追い切りではコンパスには体重が軽いジョッキーが乗っていて、併せた相手とは斤量的に優位な立場でしたが、ゴール前の手応えはやや見劣っていました。それでも1本目の追い切りとしては悪くない内容でした。来週以降、どのように動きが変わってくるかですね。ただ、育成時と同様にトレセンでも普段からイライラとしているのは相変わらずですし、レースもメンコを着用したまま臨む予定です」と話していました。
なお、デビュー戦は、7月21日、小倉日曜5R芝1200mを1キロ減の田口騎手とのコンビで予定しています。

2024年6月20日(木) 

先週14日（金）に栗東トレセン・西園正都厩舎へ無事に入厩したウインコンパス（父ファインニードル、母オフクヒメ）は、入厩後の調整も順調で、昨日は坂路をキャンターで1本からゲート練習というメニューをこなし、本日は初めてのゲート試験に臨みました。発馬も含めてひと通りの動作を問題なくこなし、見事に一発合格を決めています。
なお、今後については、在厩のままデビュー戦を目指していく方針です。
担当の平田厩務員は「チャカチャカと元気が良過ぎるところはありますが、メンコを着用するようになってからは一段階落ち着きが増した印象です。カイバ食いも良いですし、今のところ特に気になるところもなく順調です。このままデビューまで進めていければと思います」と話していました。

2024年6月14日(金) 

今週12日（水）に北海道・新冠のコスモヴューファームを出発、福島県のテンコートレーニングセンターを経由し、本日、栗東トレセン・西園正都厩舎へ入厩しています。
コスモヴューファームの担当者は「人が跨ると走り出したくて仕方ない感じはこの中間も相変わらずでしたし、キャンターに下ろすまでにもう少し落ち着いてほしいところでした。この中間もほぼ休みなく乗り込んできましたが、苦しい面を見せることはありませんでしたし、これならトレセン入厩後の調教にも耐えてくれることと思います。ゲートは進入時に少し躊躇する様子も見せていましたが、発馬はおそらく速い部類だと思います」と話していました。

2024年5月17日(金) 

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。ウォーキングマシンでの運動後、坂路でキャンターを1本、もしくは屋外のトラックコースでダク、キャンターを消化しています。
担当者は「相変わらず人が跨ると走りたい気持ちが強く、ゆっくりと歩くことができませんが、走り出してしまえば折り合いはつくタイプです。ビシビシと乗り込んでもヘコたれない体力があります。週明けには西園正調教師が視察に来られるので、その際に早期入厩の選択肢も含めて今後について相談する予定です。馬体重は428キロです」と話していました。