2024年12月19日(木) 

デビューへ向けてペースを上げてきているウインイルネージュは、昨日坂路にて追い切りがかけられました。2歳未勝利スパイラルを追走し、前半は抑えて進みます。後半は馬なりでペースを上げ、楽に相手の前に出ると、そのまま馬なりで突き放し、2馬身の先着でゴールしていました。時計は4F54秒3、ラスト1F13秒5でした。
和田郎調教師は「道中の折り合いも問題なかったですし、最後も楽な手応えで抜け出していました。以前より馬はしっかりしてきましたし、休養効果はありますね。仕上がりも良くなってきましたし、正月一発目のデビューを目指して来週にはさらにペースを上げていきます。ゲートはこの中間も練習していますが、久々にやった時にはまた頭を上げる場面もありました。それでも、その後は普通に出られていますし、以前のような危うさはありません。ただ、ゲートの出はそこまで速くはないですし、走りに力みがあるわけではないので距離はあった方がいいと思います。まだ力がつききっておらず、しっかりと踏み込んでゆっくりと歩けないところがあり、どうしてもチャカチャカと小走りになったりしますが、危ないところはありませんし、このまま問題なく進めていけると思います」と細かく説明していました。
追い切り明けの本日は軽めの運動を消化していました。
なお、デビュー戦は、1月5日、中山日曜6R芝2000mを丹内騎手とのコンビで予定しています。

2024年12月12日(木) 

先週トレセンに戻ってきたウインイルネージュは、昨日Wコースにて追い切りがかけられました。縦列調教で前を見ながら一番後ろからゆっくりと進むと、最後も馬なりのままゴールしていました。時計は5F70秒7、ラスト1F12秒6でした。
和田郎調教師は「全体時計は遅いですが、重くなっている馬場でも最後まで楽に動けていました。ゲート試験を何度も受けて疲れがありましたが、入厩の予定を後ろにさせていただき、しっかり疲れが取れるまで待ちました。それにより今は不安のない状態ですし、体も増えて成長がうかがえます。いい休養になったと思います。テンションはトレセンだと少し高めではありますが、危ないほどではありません。これから少しずつ時計を詰めていき、年明け中山でのデビューを目指したいと思います」と説明していました。
追い切り明けの本日は軽めの運動を消化していました。

2024年12月6日(金) 

本日、千葉県・成田市の和田牧場を退厩、美浦・和田郎厩舎に入厩しています。
牧場の担当者は「入厩前ということで今週はラストをハロン16秒くらいまで伸ばす稽古を行いました。うちの馬場は砂が深く、非力な馬は苦しくなるのですが、本馬は最後まで楽に動けていました。重心が低く、いいフットワークで走りますし、パワーもついてきました。来た時は体が細く非力な印象でしたが、じっくりと待てたことが良かったのでしょう。来た時とは別馬のように逞しくなり、馬が良くなっています。あとはトレセンでさらにペースを上げた時にどういう動きができるかでしょう」と話していました。

2024年11月28日(木) 

千葉県・成田市の和田牧場にて調整中。トレッドミルでの運動、またはトラックコースにてキャンター4000mを消化しています。
担当者は「まだペースはハロン22秒くらいですが、うちのコースは砂が深く、これくらいのペースでもかなり負荷はかかります。古馬であればペースを上げても反動は少ないのですが、2歳馬の場合、ペースを上げ過ぎてしまうと疲れが出てしまうこともあります。せっかく馬体重も460キロを超えて、疲れも取れてきたので、ここはじっくりと乗って反動が出ないようにしたいところです。うちでは本当に落ち着いていますし、カイバもしっかりと食べてくれています」と話していました。
なお、本馬は来週か再来週にトレセンに入厩の予定です。