2025年2月19日(水) 

ウインラテアートは、先週の東京で出走し、先行する脚は見せたものの、4コーナーでは下がりだし、直線もばったりと止まって最下位に敗れました。タイムオーバーとなり、1ヵ月の出走停止処分となっています。レース後の診察では肺からの鼻出血は確認されず、心房細動もありませんでした。トレセンへ帰厩後の再度の聴診でも心拍の乱れはありませんでした。
しかし、左前の膝と球節に腫れがあり、さらには左前にソエも出てきて、歩様の乱れが確認されています。レントゲン検査の結果、膝に問題はありませんでしたが、球節には薄く骨折線が確認され、全治3ヵ月の診断が出ています。
前走のレース内容と骨折の診断を受けて関係者で協議の結果、時間的にも未勝利戦を勝ち上がるのは非常に困難との結論に達し、誠に残念ではありますが、ここで現役を引退することを決めました。本日2月19日（水）に中央競馬の登録を抹消いたします。
今後は、来週2月27日（木）のサラブレッドオークションに出品の予定で、売却金額や出資会員の皆様への分配金額については、4月20日頃に発行する『ご請求とお支払金額のご案内（3月分）』にてお知らせいたします。
短い間でしたが、ラテアートに温かいご声援をいただきましたことを心より感謝申しあげます。

2025年2月13日(木) 

今週の出走を予定しているウインラテアートは、先週7日（金）にはWコースで追い切りがかけられ、5F68秒9、ラスト1F12秒6というタイムをマークしています。
レースへ向けた最終追い切りは昨日坂路にて行われました。縦列の形でスタートすると、前半は抑えて進みます。後半はペースを上げ、最後だけ軽く仕掛けられてゴール板を駆け抜けていました。時計は4F55秒1、ラスト1F13秒4でした。
そして本日は発走委員の前でゲート練習を行い、問題なかったことから今週の出走が認められています。午後からの出馬投票で、今週の東京日曜1Rダート1300mに原田騎手で出走が確定しています。
宗像調教師は「先週末にコースで長めの追い切りもやりましたし、今週は坂路でサラッとで十分です。ゲートのことがあり、レースが後ろになったことで余計に追うことができましたし、長い休み明けでも仕上がりは問題ありません。昨年の夏よりも力を付けた印象で、成長も感じます。あとはゲートが危なくなってしまったので、当日のテンションがカギになりますね。落ち着いてレースに臨んで、ゲートでも変なところを見せないで欲しいと思っています。この条件でどういう走りができるでしょうか」と話していました。

2025年2月6日(木) 

ゲート難が出てきてしまったウインラテアートは、昨日はゲートに縛り付けを行いました。ゲート入りはかなり嫌がりましたが、入って30分ほど縛りつけを行い、我慢はできていました。
そして本日も縛りつけを行い、最初の入りは嫌がったものの、入れば中では問題なく、縛りが終わった後は再びゲートに入れましたが、今度はスムーズに入っていきました。
宗像調教師は「だいぶ理解してくれたのか、やっと入りも問題なくなりました。発走委員にも『これなら大丈夫です』と言われましたが、『レースの当週にもう一度練習を見せてください』とも言われました。今日の感じなら大丈夫だと思いますが、小倉への遠征はやめさせてください。初めての場所でのゲートでまた嫌がってしまう危険性がありますし、小倉へ行ったものの競馬に使えなくなってしまいます。美浦での練習なら大丈夫だと思いますので、来週の東京を使わせてください。明日は追い切りを行う予定です」と説明していました。
なお、次走は、来週の東京日曜1Rダート1300mを予定しています。

2025年2月4日(火) 

ウインラテアートは今週の出走にむけて先週末31日（金）にゲート練習を行いました。その際、ゲート入りをかなり嫌がってしまい、時間をかけて中には入ったものの、トモを落として座り込むような形となってしまいました。週末も練習を続けましたが、同じようにゲート入りを嫌がり、なんとか中に入っても危ない仕草を見せています。
発走委員から「このままではレースに使うのは難しい」との判断を下されたことから、今週の出走は回避することとなりました。
宗像調教師は「出走経験がありますし、ゲート試験や過去3戦ではまったく問題がなかった馬です。久々のレースのため練習をしておこうと思ったら、急にゲートが悪くなってしまいました。このような形で予定のレースに使えなくなってしまい、申し訳ありませんでした。この後はゲート練習を重ね、必要であればゲートに縛りつけて慣らす訓練も行う予定でいます」と説明していました。