2024年11月15日(金)

茨城県・美浦のスピリットファームにて調整中。ダートコースにてキャンター2500mを消化しています。
担当者は「馬体のチェックを行いましたが、どこも問題はありませんでした。すぐにペースも上げられる状況でしたが、前走がメンタルの問題ということは聞いていました。レースを使っている馬で緩んでいることもありませんから、あまり追い詰めるような調教はせず、メンタル重視でじっくりと進めています。トモなども以前より成長してしっかりとしてきた印象ですし、相変わらず馬はいいです。走る馬だと思うので、精神状態が悪い方へいかないよう、注意していきます」と話していました。

2024年11月7日(木)

先週の福島では、スタート後のダッシュがひと息で後方からになり、直線も脚は使えなかったウインレアリゼ。レース後は脚元などに問題はありませんが、昨日にはスピリットファームに放牧に出ています。
なお、次走は、12月14日、中山土曜1Rダート1200m牝馬限定戦が視野に入っています。
小手川調教師は「福島に着いてからもおとなしかったのですが、パドックから急に変な精神状態になり、急遽自分も引いて二人引きになりました。装鞍からパドックでレースというのを理解してきて嫌がっていたのもあるでしょうか。馬はあまり走っていないようで疲れもありません。中山ではこのようなことはなかったので、次走は中山に戻して精神面がどうなるか見てみたいと思います」と説明していました。

2024年10月31日(木)

今週の出走を予定しているウインレアリゼは、27日（日）にも坂路で4F55秒4、ラスト1F12秒5というタイムを馬なりでマークしています。
昨日は坂路にて最終追い切りがかけられました。2歳新馬ソランチャンを先導する形でスタートし、道中も溜めながらゆっくりと進みます。後半もそこまでペースは上げず、最後まで相手に合わせてあげる内容でゴールしていました。時計は4F57秒7、ラスト1F13秒4でした。
小手川調教師は「先週はコースでしっかりやって、日曜日にも時計を出していますので、今週は輸送を考慮してごく軽めにしました。トモへの反動はなく、仕上がりもいいと思います。トモの緩さからどうしても追ってからバラバラになってしまうのがここ2戦の内容でしたが、放牧を挟んで馬がしっかりとしてきたことは間違いありません。先週の追い切りでは追っても体が伸びることはなかったですからね。競馬のペースに行くとまた甘くなってしまうことも考えられますが、距離短縮や直線の坂が緩くなるのも歓迎です。スピードはあるので距離でも前に行けると思いますし、この条件なら押し切って欲しいと願っています」と期待を語っていました。
そして本日は軽めの運動を消化し、午後からの出馬投票で、今週の福島日曜1Rダート1150mに松岡騎手で出走が確定しています。

2024年10月24日(木)

来週の福島日曜1Rダート1150mを松岡騎手で予定しているウインレアリゼは、昨日Wコースにて追い切りがかけられました。古馬1勝クラスのニシノトレンディーを先導し、5Ｆからペースが上がります。コーナーでは外を回って相手を迎え入れます。直線での併せ馬では軽く仕掛けられて前に出るとその後は抑える余裕も見せて、2馬身の先着を決めていました。時計は5Ｆ67秒6、ラスト1Ｆ11秒4でした。
小手川調教師は「この中間はネックストレッチという馬具を使って、体をうまく使えるよう矯正しています。ただ、速いところへ行くとまたバラバラになってしまうだろうなと思って今朝の追い切りを見ていました。しかし、最後も体が伸びきらずにしっかりと追えていましたし、ラスト1Ｆ11秒4というタイムも優秀でした。いい意味で裏切られましたね。乗り手も『体が伸びることなく、しっかりとハミを取って反応もできていました。これなら大丈夫だったので最後は無理しませんでした』といい報告をしていました。トモに少しずつ力がついてきて成長しているのだと思います。これなら次走は楽しみはありますね」と変化を語っていました。
追い切り明けの本日は軽めの運動を消化していました。