2024年11月20日(水)
右前副手根骨の骨折が判明したウインファヴォリは、本日、経験豊富な獣医師立ち合いのもと、患部、歩様のチェックと、レントゲン写真での確認を受けました。まだ歩様も正常ではなく、痛みもある状態です。
今回の骨折は、ベテラン獣医師でもレアケースと言うほど珍しい箇所の骨折です。付着した靭帯に引っ張られるように剥離したもののようですが、骨片が完全にはがれているわけではありません。さらにそこから骨折線が下に伸びているように見えます。獣医師の診断では『時間をかけて治さないと予後は良くない』とのことでした。
栗田調教師は「完全に剥離しているわけではないですし、そのまま手術をしないで保存療法という選択肢もあります。あとは靭帯付近ということで仮に手術をしたとしても剥がれている骨が除去できない可能性もある箇所です。いずれせよ休養はかなり長くなります。手術をしなかった場合、復帰した時にその部分が再び悪さをする可能性があります。手術をして中を見てみないと剥がれている骨を除去できるかどうかは現時点では不確定ですが、話し合いのもと、手術をすることを決めました」と説明していました。
なお、手術につきましては、トレセン診療所が混んでいることから、来週以降となります。今週末には入院馬房に移動する予定です。また、全治期間の診断は手術後となります。
|