2024年5月2日(木)
先週入厩したウインカルディアは、昨日Wコースにて追い切りがかけられました。3歳1勝クラスのローズパンラズナを追走し、前半は抑えながらゆっくりと進みます。後半から少しペースを上げていき、コーナーではインから相手に迫ると、直線では最後まで持ったまま2頭体を併せてゴール板を駆け抜けていました。時計は5F71秒3、ラスト1F12秒5でした。
鹿戸調教師は「脚元はもう心配ありませんが、輸送でかなり体が減ってしまったようですし、今回はカイバも全部食べられません。前回はカイバは食べていても身にならないという状況でしたが、今回はカイバを残してしまいます。馬体重は現在402キロでかなり細く見えますし、この状態では強い負荷はかけられません。テンションが高いのも相変わらずで、このままだとさらに減ってしまう危険性があり、競馬を使えなくなってしまうこともあります。そうなる前に競馬を使った方がいいと思いますし、来週の競馬へ行くつもりで調整していきます。もうこの時期ですから、ゆっくりしている時間もありませんからね。まずは競馬を一度経験していい方向へ向いてくれることを願っています」と説明していました。
追い切り明けの本日は軽めの運動を消化していました。
なお、次走は、来週の東京日曜4R芝1800m牝馬限定戦を1キロ減の永野騎手とのコンビで予定しています。
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