2025年3月27日(木)

次走へ向けて調整を進めているウイングランブルーは、25日（火）には大江原騎手騎乗で障害練習を行い、昨日はWコースにて追い切りがかけられました。大江原騎手の騎乗で5Fからゆっくりとペースを上げますが、後ろから古馬3勝クラスのスズノテレサが追いかけてきます。直線ではすぐ後ろに迫ってきましたが、馬なりのまま一杯に追われる相手を退け、3馬身先着を決めていました。時計は5F68秒3、ラスト1F11秒7でした。
大江原騎手は「障害は右に馬を置いて跳びましたので、斜飛もなくうまい飛越でした。まだ安心はできませんが、癖は掴みましたし、実戦でもまたうまく右にスペースを与えず進みたいと思っています。今日の追い切りも、折り合いがスムーズだったので最後までいい動きでした。ハミを噛んでしまうとフラフラするところはありますが、こうして折り合えば真っ直ぐ集中して走れます。背中はすごくいい馬ですし、気持ちがいい方へ向けばもっとやれると思います」と説明してくれました。
追い切り明けの本日は軽めの運動を消化していました。
なお、次走は、来週の中山にひと鞍ずつ組まれている障害未勝利・ダート2880mのどちらかを大江原騎手で予定しています。

2025年3月20日(木)

前走後は短期放牧に出ていたウイングランブルーが、本日の検疫で美浦・深山厩舎に入厩しています。
なお、次走は、4月5日、6日の中山にひと鞍ずつ組まれている障害未勝利・ダート2880mのどちらかを大江原騎手とのコンビで予定しています。
深山調教師は「牧場では疲れを取ってもらっていましたし、1週間と短い期間の放牧でしたが、リフレッシュできたと思います。ここからまた大江原騎手に乗ってもらってしっかりと仕上げていきます」と話していました。

2025年3月13日(木)

先週の中山では、最初の障害で右に跳んだ場面がありましたが、その後はラチ沿いを通ってスムーズに飛越し、初障害で見せ場十分だったウイングランブルー。レース後は脚元などに問題はありませんが、11日（火）にKSトレーニングセンターに放牧に出ています。
なお、次走は中3週で、4月5日、6日の中山にひと鞍ずつ組まれている障害未勝利・ダート2880mを引き続き、大江原騎手とのコンビで予定しており、来週にもトレセンへ戻る予定です。
深山調教師は「障害試験に二度落ちましたし、まだ斜飛の不安もありましたが、実戦では想定以上の走りを見せてくれましたね。この後は大江原騎手の予定が埋まっていましたが、中山で予定を空けてくれました。左回りの新潟だとまだ不安もありますし、好走できた中山でもう1戦できるのは良かったです。1週間だけ短期で放牧に出しましたが、牧場で疲れのケアをしっかりとやってもらいます」と話していました。

2025年3月6日(木)

障害試験突破を目指しているウイングランブルーは、昨日三度目の障害試験を受験しています。ハミを矯正力の強いものに替え、右側だけチークをして試験に臨みます。他厩舎のフェスティヴビームとの併せ馬でスタートすると、スタンド前はスムーズな飛越を披露し、向正面の障害でもミスはなく、バンケットを越えてそのまま2頭馬なりで併入ゴールとなっていました。時計は111秒3で、見事合格となっています。
深山調教師は「ハミを替えたことで右に跳ぶ面もさらに改善されました。今回も少しだけ右に跳ぶところはありましたが、これだけ厳しいチェックの中での合格でしたから、だいぶいい飛越になってきたのでしょう。まずは試験に合格できてホッとしています」と合格を喜んでいました。
続けて、「大江原騎手の予定が、来週以降は全て埋まっていて5月の新潟くらいまで待たなくてはいけませんでした。そこで一旦放牧も考えましたが、今週なら乗れるとのことでした。もちろん試験の後なので、疲れがあれば使わず放牧で良かったのですが、思いのほかダメージはありません。スピードに乗る飛越ではなく、まだ斜飛の課題もあります。大江原騎手から『この後休ませるなら、一度実戦を経験して課題を出せた方が今後に繋がるので今週使いませんか？』と提案がありました。初戦からというタイプではなさそうで不安の方が大きい現状ですが、まずは一度実戦を経験できればと思います。大江原騎手は『背中はいいので、慣れてくれば勝てる可能性はある』と言ってくれていますし、長い目でみていただければと思います」と今週の出走を決めていました。
そして本日は軽めの運動を消化し、昨日のダメージがないことが確認されると、午後からの出馬投票で、今週の中山日曜4R障害未勝利・ダート2880mに大江原騎手で出走が確定しています。