2025年2月20日(木)

ウインエタンセルは、昨日、CWコースで追い切りがかけられ、その際にオーバーグラウンド内視鏡検査(運動時内視鏡検査)で喉の状態を詳しく調べました。
検査の結果、喉頭片麻痺のグレードC(A〜Cの三段階で最も重度)という厳しい診断が下っています。喉の手術を行い復帰を目指す手段はありますが、その後も長距離を走る障害競走ではパフォーマンスに影響する可能性があり、これまでの成績も含めて総合的に判断した結果、誠に残念ではありますが、ここで現役を引退することを決めました。今週末22日(土)に中央競馬の登録を抹消いたします。
今後は、2月27日(木)のサラブレッドオークションに出品の予定で、売却金額や出資会員の皆様への分配金額については、4月20日頃に発行する『ご請求とお支払金額のご案内(3月分)』にてお知らせいたします。
ここまで長きに渡りエタンセルに温かいご声援をいただきましたことを心より感謝申しあげます。

2025年2月13日(木)

来週の出走を目指すウインエタンセルは、昨日はキャンター調整をこなし、本日は小野寺騎手を背に障害練習を消化しています。
西園翔調教師は「今朝は舌を縛り、クロス鼻革、ブリンカーを着用して障害練習を行いましたが、口周りに着用した馬具（クロス鼻革）を気にした影響か、いつものように上手に障害を跳ぶことができませんでした。今後はクロス鼻革を外した状態で練習を進めていきます。また、今朝の練習では前走時のように息遣いの悪さも気になりました。安静時の喉の内視鏡検査では大きな異常は見つかりませんでしたが、来週の追い切りではオーバーグラウンド内視鏡検査（運動時内視鏡検査）で詳しく調べる予定です。これに伴い予定していた来週の出走は見送り、再来週の出走にスライドする予定です」と話していました。
なお、次走は、再来週（3月1日、2日）の小倉土日に1鞍ずつ組まれている障害未勝利・芝2860mのどちらかに小野寺騎手とのコンビで予定しています。

2025年2月6日(木)

先週の小倉の障害戦では、道中の追走に余裕がなく、最後追い上げる脚もなかったウインエタンセル。レース後も大きなダメージは見られず順調で、本日までは引き運動で楽をさせてもらっています。
なお、次走は、中2週で再来週（2月22日、23日）の小倉土日に1鞍ずつ組まれている障害未勝利・芝2860mのどちらかに小野寺騎手とのコンビで出走を予定しています。
西園翔調教師は「昨日には念のため喉の内視鏡検査を行い、グレード1程度のDDSP（軟口蓋背方変位）の所見が認められましたが、レースでの走りに影響はない軽い程度のものでした。レース後は脚元も含めて問題なく順調ですし、次走では舌を縛って対策する予定です」と話していました。

2025年1月30日(木)

今週の出走を予定しているウインエタンセルは、先週末26日（日）にもCWコースで6F86秒0、ラスト1F12秒3という時計をマークしています。
昨日にはCWコースで最終追い切りがかけられました。小野寺騎手が騎乗し、単走で後半にかけて徐々にペースアップしますが、ラストは手綱を緩められてゴールを迎えています。時計は6F83秒2、ラスト1F13秒1でした。
西園翔調教師は「先週、先週末とある程度負荷をかけていますので、当該週の今週は馬なりでサッと流しています。帰厩後も順調に調教を重ねてきましたし、良い状態でレースに臨めそうです。明日には小倉競馬場に移動し、レース前日の土曜日には現地でスクーリングを行う予定です。飛越はいつも安定している馬ですし、今回も上位争いを期待しています」と話していました。
追い切り明けの本日は軽めの運動をこなし、午後の出馬投票では、今週の小倉日曜4R障害未勝利・芝2860mに小野寺騎手で出走が確定しています。