2024年10月24日(木)
今週の出走を予定しているウインエクレールは、昨日Wコースにて最終追い切りがかけられました。松岡騎手が騎乗し、単走で5Fからペースが上がります。道中は抑えながら進み、直線では外目に位置取りし、最後は強めに追われてフィニッシュしていました。時計は5F67秒6、ラスト1F11秒3でした。
松岡騎手は「角馬場でのバランスが非常にいいですし、状態の良さが伝わってきます。以前は背腰に反動が出やすかったですが、ここへ来て馬がしっかりしてきたようで疲れが出なくなってきました。その状態の良さが最近のレースの安定ぶりに繋がっているのだと思います。ただ、それに反して馬体が重いのが悩みなんです。ですから、今週は輸送もあるのですが、状態がいいのでしまいは負荷をかけさせてもらいました。馬体がもう少し絞れればもっとレースでの反応が良くなるので、当日に絞れていることに期待しています。自分は乗れませんが、ここで決めてくれることを願っています。応援しています」と細かく説明してくれました。
また、畠山吉調教師は「今週は松岡騎手が乗ってくれて最終調整をやってくれました。非常にいい動きでしたし、ジョッキーの感触もいいものでした。ただ、22日(火)の計測で馬体重が510キロに増えていたんです。先週しっかりやったので減っていればと思っていたのですが、逆に増えてしまいました。体調がいいのもありますが、年齢的に絞りづらくなっているのでしょう。最近は輸送でも減らなくなっているのでそこも心配ですが、今回は新潟までですので、当日に少しでも絞れていればと思います。25日(金)のお昼に新潟へ出発する前には普通に調教を行ってから送り出します」と馬体重の対策を話していました。
そして本日は軽めの運動を消化し、午後からの出馬投票で、今週の新潟土曜11R「魚沼S」芝2000mに黛騎手で出走が確定しています。
畠山吉調教師は「頭数も落ち着きましたし、最終週で時計が掛かる馬場になっているのもいいと思います。この頭数なら前半無理しないでも大きく離されることはないはずですし、そこから外を回してもそんなに外を回らされることはないはずです。差しが板についてきましたし、差しの決まる今の馬場でこのメンバーなら期待はあります」と話していました。
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