2024年6月28日(金)

昨日、茨城県・美浦のKSトレーニングセンターを退厩、本日、高知・打越厩舎に入厩しています。
牧場の担当者は「高知に入厩するまでの短い期間の調整と聞いていましたので、こちらではレースの疲れを取ることをメインに軽めの調整で送り出しました。目立った疲れもありませんでしたし、カイバ食いも良く、馬は元気にしていました。脚元も心配なく、無事に送り出せました」と話していました。

2024年6月18日(火)

このたびウインザナドゥ号(牡馬6歳、美浦・青木孝文厩舎)が、高知・打越勇児厩舎へ転籍の運びとなりましたので、お知らせいたします。
ウインザナドゥは先週の東京で出走し、前半は脚を溜める形で進み、直線勝負に賭けましたが、すぐに気持ちが切れて大敗となってしまいました。最近はレースのラストで完全に走りをやめてしまっており、この内容では中央競馬で今後成績が上がる見通しが立ちません。
しかしながら、休養前には2勝クラスでも勝ち負けの走りができており、この中間に騎乗した騎手、スタッフはみんな背中の良さを褒めてくれています。能力は高い馬だけに、中央に比べて走破時計が大幅に遅い地方競馬なら復活の糸口を掴めるかもしれないと考え、協議の結果、高知競馬への移籍を決断しました。今後は採算を第一に考えての運用をしていきます。
なお、ザナドゥは本日茨城県のKSトレーニングセンターへ放牧に出ており、明日19日（水）に中央競馬の登録を抹消します。近日中に高知・打越厩舎へ入厩予定です。
出資会員の皆様には地方転籍のお知らせを書面にてお送りしますので、あわせてご確認くださいますよう、よろしくお願いいたします。

2024年6月13日(木)

今週の出走を予定しているウインザナドゥは、昨日坂路にて追い切りがかけられました。菊沢騎手が騎乗し、後ろから古馬1勝クラスのタイセイアーメットが追い掛けてきます。後半はペースを上げ、相手がすぐ後ろに迫ってきましたが、最後は相手の脚が鈍り、馬なりのまま3馬身の先着となっていました。時計は4F53秒8、ラスト1F12秒7でした。
宮里調教助手は「自分は相手の方に乗っていたのですが、ついていけずに遅れてしまいました。菊沢騎手は『相手が離れると少しフワッとしたところはあった』と言っていましたが、ひどいものではなかったようです。『背中はもっと上のクラスの馬』と言ってくれましたし、能力は感じてくれていました。あとはレースにいっての気持ちひとつですね。1800mで同じ競馬を続けてもヤメ癖がついてしまう可能性はありますし、ガラッと条件を替えて新味が出てくれればいいですね」と説明していました。
また、青木調教師は「2週連続でジョッキーに乗ってもらっていますが、動きはいいですし、状態はすごく良さそうです。どうしても集中力に課題がある馬なので距離を短くしてみます。現状では集中力が続く距離が短くなっているので、今回は前半は出していかない予定です。この距離で前半出たなりだとかなり後方のポジションになると思いますが、ラストだけしっかり走るようにという乗り方をしてもらう予定です。着順は度外視と言ったら失礼ですが、まずはそういう競馬を数戦続けて最後までやめずに走るようになってくれたらと思っています。力はある馬でなんとか復活させたいですから、少し長い目で見ていただけたらと思います」と話していました。
そして本日は軽めの運動を消化し、午後からの出馬投票で、今週の東京土曜10R「立川特別」ダート1400mに菊沢騎手で出走が確定しています。

2024年6月6日(木)

来週の東京土曜10R「立川特別」ダート1400ｍを菊沢騎手で予定しているウインザナドゥは、昨日坂路にて1週前追い切りがかけられました。菊沢騎手が騎乗し、離れて前を走る同厩舎の馬を目標に進むと、最後はしっかりと追われて前の馬を捉えてゴールしていました。時計は4Ｆ52秒1、ラスト1Ｆ12秒3でした。
青木調教師は「どうしても気が散漫で、稽古でも目標がいないと動かないところはあります。ただ、まともに併せてしまうとザナドゥの方が動き過ぎてしまいますので、相手馬を大きく離してそれを目標に進めました。ジョッキーは『とても背中がいい馬ですし、息もいいですね』と話していました。前走後は疲れも出ましたが、今はフレッシュで状態も良さそうです」と話していました。
追い切り明けの本日は軽めの運動を消化していました。