2024年5月2日(木)  

今週の出走を予定しているウインプロティアは、昨日坂路にて最終追い切りがかけられました。古馬1勝クラスのレジーナローズを追走し、前半はゆっくりと進みます。後半は馬なりのままペースを上げ、最後は追われる相手に馬なりで並んだところがゴールでした。時計は4F53秒9、ラスト1F12秒2でした。
鈴木慎調教師は「雨の影響で馬場が重くなっていたのですが、それでもラストは馬なりでいいタイムも出ていました。坂路での稽古は抜群に動きますし、状態面にも不安はありません。前走後もカイバはしっかりと食べてくれていて、馬体重も484キロです。これなら今週の競馬にいっても大丈夫だと思います。あとは輸送で大きく減らさなければ力は出せると思います。舞台が新潟に替わり、外回りなら不安もありましたが、内回りの2000mならこの馬の良さを生かせる条件です。前回は放牧明けの分もありましたし、使っての上積みも感じますので、ここで決めてもらいたいと思っています」と期待を語っていました。
そして本日は軽めの運動を消化し、午後からの出馬投票で、今週の新潟土曜6R芝2000mに3キロ減の小林勝騎手で出走が確定しています。

2024年4月25日(木) 

前走後も脚元などに問題はなく、乗り出しているウインプロティアは、昨日、本日ともに坂路からプール調教を行っていました。
鈴木慎調教師は「もう中身はできていますし、あとは心身の疲労を取ることを優先とした調整です。馬体のダメージはほとんどないですが、あとは馬体重ですね。それでも、カイバも食べて少しずつ戻ってきてもいますので、来週の出走を本線に考えていきたいと思っています」と説明していました。
なお、次走は、来週の新潟土曜6R芝2000mを3キロ減の小林勝騎手とのコンビで予定しています。

2024年4月18日(木) 

先週の福島では、スタートを決めて先行策を取り、4コーナーでは早めに前を捉えにいったものの、最後は後続に刺されてしまったウインプロティア。レース後は運動のみで様子を見られていますが、脚元は問題ありません。
なお、次走は、5月4日、新潟土曜6R芝2000mか、5月11日、新潟土曜5R芝2000mのどちらかを3キロ減の小林勝騎手とのコンビで予定しています。
鈴木慎調教師は「前残りの福島の馬場だったので、あの競馬は作戦通りです。結果論、もう少し構えていればというといころでしたが、仕方ありません。最後も粘りは見せていましたし、小回りの競馬場なら勝ち上がれる力はあります。そういう意味では次走は新潟の外回りより、内回りの2000mに行きたいと思います。あとは輸送で少し馬体が減ってしまったので、次走までになるべく回復させたいと思っています。次も新潟への輸送があるので、中2週か中3週かは体の戻り具合で決めさせてください」と話していました。

2024年4月11日(木) 

今週の出走を予定しているウインプロティアは、昨日坂路にて追い切りがかけられました。小林勝騎手が騎乗して、3歳1勝クラスのテセラリアンを追走します。後半からペースが上がると、最後は仕掛けられて相手の前に出たところがゴールとなっていました。時計は4Ｆ53秒7、ラスト1Ｆ12秒4でした。
鈴木慎調教師は「今の坂路は残り300m〜400mがウッドチップの入れ替えでラスト1Fは軒並み時計が掛かるのですが、その中でこのタイムは優秀です。小林勝騎手も『先週より反応が良くなっていますし、動きも良くなっています』とのことでした。息の入りも良くなっていますし、力を出せる状態に仕上がったと思います。冬毛も抜けて見た目は以前と比べ物にならないくらいいいですし、体調もいいですよ。あとは馬体重が現在482キロ。前回は中山に着いてからカイバを食べなかったので、今回輸送競馬で馬体重を減らさなければと思います」と状態を説明していました。
最後に「デビュー戦では福島でいい競馬ができていますし、平坦、小回りはベストの条件です。あとは先週の福島の競馬を見ていると芝はとにかく内、前残りの馬場ので、なんとか内枠が欲しいですね。この距離なら前へも行けるでしょうし、前目からロスなく運べればチャンスはあると見ています」と期待を語っていました。
そして本日は軽めの運動を消化し、午後からの出馬投票で、今週の福島土曜4R芝2000m牝馬限定戦に3キロ減の小林勝騎手で出走が確定しています。